『祟明し編 其の壱 考察』精神攻撃は基本。
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
さぁ!ついに始まりました「祟明し編」!!
毎話楽しみで仕方がないのですが、やはり確実に物語が大きく動き出すだろうということもあって、期待に胸が膨らみますね🤗
というわけで今回も感想交えながらいろいろ書いていきます~~~
ちょっと長めなのですが、お付き合いいただけますと幸いです😭
- 1.製作委員会さん?!
- 2.”かんしょう”
- 3.梨花と羽入の残り香
- 4.古手神社境内でのやり取り
- 5.鉄平と沙都子
- 6.祟騙し編(祟明し編)のカケラを視るエウア
- 7.再び、猫騙し編について
- 8.祟明し編の惨劇
- おわりに
1.製作委員会さん?!
裏切ったなぁぁああああぁ?!!!?!???!?
(※勝手に信じて勝手に裏切られただけです。)
ひぐらし卒のPV第2弾を見直しましたが、やっぱりすべてのシーン、すべてのセリフが回収されていました。。。
ということで、このPVは上げて落とすための製作側のトラップで、下記生放送の時にレナ役の麻衣さんが「沙都子ありがとう…のシーンもぞわぞわでした私。」と仰っていたのは
全然そんな感動的なシーンじゃないのに、そういう風に作られていて鳥肌が立ったということだったんだと思うと……!酷いことをする…!🥺
(※再生時間24:00~です。)
これで祟明し編のほとんどはおろか、最後の4話なんてもう完全に猫箱にしまわれてしまったというわけですね。
ハッピーエンドとバットエンドの物語が今、同時に存在しているというわけです。。
私はこんな事されたってひぐらし卒の箱の中身はハッピーエンドしかないと信じていますが!!!!
今夜からの #ひぐらし卒 は、 #ひぐらし業 の解答編なので、もちろん皆さん視聴済みかと思うのですが、業を見てから見て下さいね!☺💦
— 07th Expansion (@07th_official) July 1, 2021
「無印・解・礼」も見ていただくと、「業と卒」で本当にひとつの集大成だと感じて頂けると思います。
みんなの頑張り物語をどうか見届けて下さい!
(竜騎士07) pic.twitter.com/AyTzGgmbul
梨花ちゃま巫女衣装×桜のイラスト……これ見た時、信じていいんだってなりましたもん……
そこに至るまでの辛く苦しい時間も受け入れられる…😭
2.”かんしょう”
それでは本編に入っていきましょう。
楽しみにしていたカケラ世界での反省会パートです。
えっ?!そ、そうだっけ…?
と思いましたが、梨花は沙都子にとっては駒では無いでしょうし、間違ってはいないようにも思えます。思った通り、魅音が発症して梨花を殺してくれましたからね。(直接見に行ってないけど、それほど魅音を信頼しているってことですもんね……)
でもまあ、嘘つき!って感じですよね…笑
「ありがとう」ではなく「感謝」という言葉を使う沙都子。
言い回しや態度からして、まるでエウアと対等な神様になったかのような振る舞い。
あれ~~?この流れ、少し前にも見かけた構図ですね??
「言質取ったぞ、人の子よ!」
ゲームのように文字で表したのであれば、沙都子は確かに「鑑賞」の意味で言った。ただそれだけだと受け取れますが、ダジャレが大好き(偏見)なエウアさんのことですから、音だけで聞いてしまったら、そこから先は好きなように解釈しちゃうんでしょう…
鑑賞は干渉に。
大石からのあり得ない発症者ラッシュが、エウアの干渉によるものと以前から考えてきているため、そのフラグを立ててくれたという好意的な解釈をしておきます。
沙都子に新たな可能性を吹き込むエウアさん。
情に訴えかけるには左耳から右脳に届けるのが効果的なのですが、それをよく分かってらっしゃる。
彼女が沙都子に力をあたえてから何度も沙都子は梨花よりも先に死んでいますが、一度も梨花がいない世界に行った事はありませんでした。
それもそのはずで、今まで沙都子にとって梨花は居て当たり前の存在で、彼女の心情からも読み取れるように居なくなる可能性なんて考えたくもないんです。あり得ない可能性なんです。
だから今まで想像しようもなかった。
ですが、自分よりも圧倒的な力を持つ神様という存在は、自分の当たり前としてきた常識・考えというものを、いとも簡単に壊していくことができます。
それを体験し、理解しているからこそ、このあり得ない可能性に沙都子は怯えることとなるのです。
視聴者側としてもそうですよね。
今までに広まっていった考察の一つに
「沙都子→梨花の順に死ぬと、記憶がリセットされた別の古手梨花からやり直すことができる。」というものがあると思いますが、
「梨花が存在しない世界に飛ばされる」と考えていた人は少数なのではないかと思います。
神様のたったの一言が、視聴者側にも新たな可能性・新たなカケラの可能性を植え付け、沙都子が抜け出せない地獄に落ちてしまうという、恐ろしい想像を生み出してしまっています。
カケラの中の物語は、夢の主(今は沙都子)が自ら新しい可能性を想像することで、梨花の100年にはなかったものが描かれるようになります。
それが以前にも書いた、鉄平がSSRに進化する最初のカケラのことでもあります。
この時もちょうど、記憶の蓄積によるカケラ内の人物の変化について話をする中で、沙都子の「親族であれば、その影響は尚更なのでございましょうね…」に対して、エウアは「無論、そうであろうな。」と答えるという、”新しい可能性をエウアに示されている”というシーンになっています。
(※よって、祟明し編 其の壱でルールが追加されたという意味ではない。と受け取ります。)
まず、第一にカケラというのはその人物が思い描く、1つのIFの物語と解釈することができるのですが…(※解離性同一性障害→解離性健忘と繋がる先に作話があります。詳しくはこちらを→作話 - Wikipedia
エウアが沙都子に力を与えた時の描写を見ると、エウアは左手を沙都子にかざし、それに合わせてその時存在していたカケラが反応しているのです。
そして、鉄平とのシーンに入っていく繋ぎの描写がこちら。
沙都子が目を閉じ、沙都子の背面且つ遠くにカメラが移動し、我々の視界を遮るようにカケラが通っていくが何も映っていない。
(中略)
まだあります。北条家の状態と沙都子が小学生というギャップです。
まず、祟殺し編ルートで仮に鉄平が帰ってきたとして、2人だけでこれだけ傷んだ家を修繕するのは非現実的です。
また、夕飯の買い物でさえ後回しにされるのに、村から煙たがられている北条の家の手伝いをする人がいるとも思えません。
「さよなら、にーにー。」した沙都子にとっては北条家を守る理由もありませんし、そんな沙都子の心情が表れているようにも思えます。
以上から、この鉄平の一連のシーンは梨花の100年のカケラに入って分岐したものではなく、沙都子が0から生み出したカケラであるため、エウアの左手の干渉を受けていない。
沙都子はここまで来ても梨花の事を信じたいし、自分の方を向いていて欲しいのでしょうね。
猫騙し編 其の四の最後の赤目沙都子シーンを見る限りでは、一先ずあの地点まではしっかり追いかけられているようなので、そこは安心していいと思います。
(というかこの猫騙し編 其の四の最後のシーン、ワンチャン教室にいる仲間を皆殺しにして梨花の心音が消えるまで待ってから自殺する…くらいやるんじゃないかと今は思っています。)
でも、その後ですよね。
沙都子が先に死ぬとなればもう、
『こんな罪に塗れた自分なんて、梨花と一緒にいてはいけない存在なんだ…』
という強い自責の念で、自ら命を絶とうとする時だと思います。
これに近いことが沙都子にも起きると思うのです。
カケラ世界に取り残されて、梨花と会えなくなる。
今まで生み出してきたカケラの存在も、次第に薄れて消えようとしてしまう。
でも、こうなったとしても、カケラの中の世界(雛見沢)に呼び戻せる方法があるんですよ。
今回の以下のシーンって、その伏線なんじゃないかなって思うんです。
カケラ世界にいるのに、カケラの中の雛見沢から「梨花?」と呼ぶ沙都子の声が聞こえて、古手神社の境内で目を覚ますんです。
真っ暗闇な自分の心の中の世界で彷徨うことになったとしても、外側から沙都子を求め続ければその想いはきっと届くんじゃないのか?
そしてそれこそ、沙都子の心を探す「宝探し」なのではないか??(鬼明し編 其の壱)
「勝負はかけっこではなく、宝探しなのなのです。ボクにも勝ち目はあるのですよ。」
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) July 2, 2021
これ、沙都子の心を探せ。だとか、沙都子という唯一無二で一番大切な存在に改めて気づくことが梨花の勝利って受け取ったよ#ひぐらし卒
というのが個人的な展開予想です。(やっぱりFF8じゃないか!)
…こうやってまた考えていくと、ずっと猫騙し編 其の四で殺された後は記憶を何も引き継げないと予想してきましたが、そこだけ覚えているという「奇跡」があってもおかしくないというか、遂に沙都子と梨花が対等になるというシーンとしてはここがピッタリで。
以降梨花が自分の意思で沙都子を救おうとするのを見せてくれるはずなので、その下準備的な意味でも覚えてないとですよね。
フレデリカ人格はあと5回と宣言してちょうど諦めましたが、それと羽入の残り香が与えた力の有効期間は別のものとして考えた方が良い気がしてきました。
一応、可能性として置いておきます。
3.梨花と羽入の残り香
再びカケラ世界にて目を覚ます梨花。
遂に彼女が「今のあんたはあぅあぅ言わないのね。」と指摘するのを聞けました。嬉しい。。。
そして、変わらず梨花を心配しつつも導こうとする姿勢は見て取れるので、梨花を自立させ、沙都子との関係の修復も願っているのは間違いないと思います。
色々と誤魔化し続けている羽入の残り香さんですが、知っていることを教えてしまっては梨花の今後のためにならないので、正しい選択だと思います。
祭囃し編の時は梨花に鷹野が犯人だとすぐに教えましたが、今回は目的が違いますからね。
4.古手神社境内でのやり取り
沙都子に呼ばれ、目覚めた梨花は境内で言葉を交わします。
上記の画像、沙都子は梨花を掴んで前傾姿勢ですよね。
これ、梨花の「メッセージなんて何もないのです。」という言葉の直後に、梨花の動きとは関係なく、少しだけ肩を落としているんですよ………
映像で見直していただくと尚わかりやすいと思うのですが、沙都子明らかにガッカリしているんですよね…
梨花のこと大好きだから、最後に選んだ唯一の世界では幸せにしたいのももちろん本当ですし、自分の罪に早く気が付いてほしいのも本当。
鬼→綿と来て、梨花はもちろん沙都子と一緒にいる時間が一番長いわけですし、ちゃんと彼女を見ていれば今までとは違った一面を見つけることができて、その違和感にも気づけるはずなのに、何も気づいてない。
自分のことなんて置いて、自殺してしまう。
わかってはいたけど、こんなに悲しいことありますか…?
社に向かって発言しつつも、沙都子には背を向ける。
今の沙都子からしたら、ルチーアに行ってしまうだけでバットエンドなので梨花の発言聞いただけでもうNG。
梨花はその点においては何も間違っちゃいません。
(フレデリカ成分感謝…!)
沙都子の雛見沢の良いところついての発言。猫騙し編ではようやく部活メンバーの存在に言及するけれども、ここでは人に対する発言は一切無し。
沙都子の言葉が出所だったんですね。
似たような発言+より踏み込んだ言葉で沙都子が捲し立てるのも、梨花の記憶継承範囲が修正されたことを知らないからだと思います。
事実、今回の時点で沙都子は梨花と羽入の会話を見ても聞いてもおらず、目を逸らしているんです。
簡単に心を折ることができないということを鬼明し編の直後に確認し、以降も”まだ足りないに決まっている”という思考なのかもしれません。
「梨花には、もっともっと苦しんでもらわないといけませんの。」
5.鉄平と沙都子
バーベキューの後、沙都子は梨花に「買い物に行ってくる」と嘘をついて鉄平の自宅へ……みんな嘘ばっかり!
鉄平とその仲間2人と卓を囲み、麻雀を打ちます。
鉄平は素で強いようですが、沙都子はそれに加えてイカサマを使ってるようです。
勝つのも負けるのも自分次第とか…恐ろしいですね。
現状が正にそうです。
ここの沙都子、鉄平たちの話を聞きながらも梨花のことを考えてたりしてないかなぁと思うのですが…
梨花は若干キレ気味でかなしいね😷
野球やバーベキューといったイベントが発生した時点で、祟殺し編ルートなのはもちろん理解しているのでしょうけれど。
このチンピラさんたちは素敵ですね。友人の雰囲気が突然変わっても、それをすんなり受け入れてくれる。
このセリフに被せるように沙都子が映される。もちろん意図的でしょう。
今の沙都子は、雛見沢にいた時のあの梨花しか受け入れられない状態ですから。
どんなあなたでも受け入れられたら、好きでいられたら、どんなに素敵な事か。
そしてその直後、叔父様は”こういう人だ”という固定観念をひっくり返されるのでした。
赤目沙都子に誘われ、雛見沢の北条家宅へ。
鉄平に「村の全員にいじめられている。」と半分嘘で半分本当の事実を告白。
それをわかっているからこそ、この涙が嘘にも見えるし、本物にも見えてしまいますね。
彼女に少なからず村八分による痛みが残っているからこそ、これだけの涙が流せるのかなとも思いました。
エウアさんの「抜けぬ棘のごとく」という表現が似合いますね。
そしてこの赤目のシーン。
本当にしんどくて、リアタイ時はそれほどでもなかったはずなのに、翌朝思い返していたら声に出して泣いてしまって。
やっぱり私は沙都子に感情移入しているらしいです。
そもそもこうやって自分で考察するようになったのが、沙都子が叩かれている様子が辛かったから、なので…
一晩にして噂が広がる雛見沢。
他の誰にも見えない所なら、特に家族間でなら。
沙都子を気遣う言葉を口にしたって嫌な目を向けられることは無い。住人の殆どは沙都子を悪く思ってないが、村全体の雰囲気や圧力によって北条家に対して冷たい態度を取らないと自分が後ろ指を刺されると思っている。
なんというか、これがまさに日本の悪いところ。ですよね〜。良くも悪くも周りに合わせようとする。
誰も心の底からは心配なんてしてくれないんだなぁと。他人は結局他人なんですね。悲しい。
6.祟騙し編(祟明し編)のカケラを視るエウア
祟騙し編で私たちに見せられた映像と全く同じものが、エウアの手にしたカケラの中に流れています。
詩音はバーベキューに後から合流しますので、今のところは騙し編との差異は見られないかなと思います。
野球のシーンも騙し編を確認しましたが、セリフと動作が噛み合っていました。
いや、それはそれで怪しいのですが。
今まで足場の上に椅子を置いて鑑賞していたにもかかわらず、突然空中に椅子を配置しそこに座っているエウアさん…彼女は重力なんて関係ないんですね。
(というか沙都子の身体はどこ?2つの人格一緒に放り込まれてる??でも最後にまた足場復活するんですよね…)
ちょうど、このシーンは沙都子が「自ら憐れみという愉悦の池に身を浸す」場面でした。
これ、結構沙都子にとっては切り札的一手だと思うんです。
自身が嫌いな「憐れみ」という人の感情を利用し、常に自分を騙し続ける、演技をし続けるという大きな精神負担。諸刃の剣。
ルチーアでは梨花に憐れみの感情を持たれていたと思っていましたから、まさにそのままお返しして差し上げますわという形…
嫌いな食べ物を無理やり食べているみたいです。
ピーマン、ナス、カボチャ…
沙都子目線では、自分のトラップにハマっていることに気づかず、泣いてくれたりしてるのがなんだか滑稽で面白かったりもするのでしょうかね。魔女思考です。。。
7.再び、猫騙し編について
沙都子の葛藤が随所に見られるのを確認できたので、それを踏まえてまた猫騙し編のことを振り返ってみます。
梨花を腸流しするという惨いことをしながらも、今までの自分の罪を嘆いたり、雛見沢を離れようとする意思がなくならない梨花に対して本音を訴えている一連のシーン。
やっていることと叫んでいることがどうも真逆なんですよね。
精神に限界が来ているであろう、というのはもちろんなのですが、赤目沙都子と白沙都子の両方がこのシーンに同時に存在しているようにも思えます。
人格を無理やり統合された結果…?それで言うならば、解離性同一性障害から内在性解離に変化した…?
それに対して、内在性解離は、別人格が潜在意識にとどまっていて、表面意識(顕在意識)にでてくることはありません。以下の項目に当てはまる人は、内在性解離の可能性があります。
- (1)感情を溜め込みやすい。
- (2)(あのときこうすれば良かったなどと、)過去の自分と自問自答(あるいは脳内会議)する。
- (3)その場と関係のない感情(悲しみ、怒りなど)が湧いてくることが多い。
- (4)過去のつらい体験を、過去の感情とともに突然思い出し、それをコントロールできない。
猫騙し編は沙都子による腸流しがあるため、繰り返す者としての沙都子は実在している。しかし、序盤の燕返しは失敗している。
今までずっと、猫騙し編の惨劇の世界は梨花が上位の存在(羽入の残り香でもあればエウアでもある)に見せられている夢の世界であり、羽入という記憶媒体がいなくなっているから記憶範囲が「死の直前のみ」に限定され、それ以前の時間の記憶は正しく記録されていない。
だから皆殺し編の記憶もあったはずなのに失っている。
と思っていました。
私たちが見る夢もそうですよね。前提知識もおかしいし、自分が喋っているはずなのに内容がデタラメだったり…
他には、カケラを俯瞰する魔女から一段階人間側に戻ってきた状態を表しているとも考えられる気もしています。つまり、皆殺し編の記憶を参照できなくなったという事。
それはそうとしても、沙都子がおかしい…?
……いや、もしかしたら繰り返す者としての沙都子が猫騙し編の世界に降りてきていない段階というだけなのかもしれません。
赤坂と梨花がダビンチでお喋りするシーンまでが当てはまります。
赤目沙都子がカケラの中の世界に降りてきていないときにも、物語は進行していることが既にわかっています。
郷壊し編を見るに「鉄平改心」→「鷹野改心」→「H173初入手」は連続したカケラだと読み取れるのですが、ということは沙都子が麻雀の練習に本腰を入れ始めたのもこれ以降だと思われます。
鉄平を利用するという思い付きは、改心を知った直後ですからね。
銃の練習もそうです、沙都子が中学生まで成長できているので。
村の全員にいじめられているという前提で北条家に居座り続けるので、鉄平の麻雀仲間とも仲良くなるのも退屈しのぎの一つになります。
自分が無限の準備時間で得た圧倒的力を”ご披露”できる場面でもありますからね。
神様には脅されちゃうけど、人間にはマウント取りに行く沙都子ちゃん…
ちなみに、沙都子含め部活メンバーは全員、昔から麻雀ができるのですが、今回のようにイカサマ使って役満を作り、しかもダブロン狙い撃ちというのは中々の芸当です。
旧作皆殺し編では「練習で、ほんの何度かできたことがあるっきりですわ。」と発言していましたが、これだけ腕を上げていることですし、燕返しなんてお手の物なはずです。
こういう部活の場で、敢えて梨花の100年の記憶に合わせる形でわざと失敗する、というのも綿明し編での神経衰弱の件から考えて無いと思います。
成功しても「沙都子、すごいのです~!」と、褒めれば照れる沙都子が見れるし、失敗してもかわいいので梨花的には結果はどうでもいいと、皆殺し編でも語っておられます。
ここで、「祟騙し編 其の壱」と「猫騙し編 其の壱」の長ネギを比べてみましょう。
以前は猫騙し編のネギの状態にも特に疑問を持たなかったのですが、繰り返す者としての沙都子が切っているのならば、祟騙し編の切り方と全く同じになるはずです。
敢えて書き分けている、ということになりますよね。
猫騙し編のネギは一部繋がってしまっているような。
そう考えると、この表情も本当に梨花を心配しているように見えるんですよ…
8.祟明し編の惨劇
とりあえず私としては、沙都子は今回も最後までしっかりとやり切ると思います。完全な改心とかは無く。欲しいのは梨花なので…
騙し編と明し編の描写の違いを今回も考慮してみるのであれば、とにかく鉄平は死ぬだろうというのは変わらないと思いますが、沙都子が既に手にしているH173や銃を使わないというのも考えにくいですよね。
沙都子本人がH173が遅効性っぽいなと思っているのであれば、打つべきは鉄平になります。
けれども、今回ばかりは常に傍にいる存在なので、変な所で発症されては困る。自分が先に死んでしまうリスクが高くなるということですから。
となると、圭一がターゲットと考える方が自然な気がしてきます。
ただし打てそうなのは祭りの晩のみ。うーん、微妙ですね。
大石さんですか?確かに顔を合わせる機会くらいはありそうですが…仮に魅音の時のように飲み物に入れてもOKだったと思っているのであれば、お茶なんかに混ぜてやろうとか考えるのでしょうか。
仮にそうしたとしても、私としてはH173は1回では疑似L5発症しない薬&大石はL5自然発症するような条件を満たさない人物であると考えているため、エウアの干渉無しでは発症しないと思います。
竜騎士07先生が「大石はH173ではございません」という発言も含めて信じてるので、貫いていきたいですね。
先生、文章で嘘をつくのは得意だけど、口頭だと誤魔化しきれないタイプだなと思ってるので←
他に気になるとしたら、ここでしょうか。
沙都子、がっつり血溜まり踏んでいるのに、足跡らしいものってその血溜まりの中には無いんです。
殺人現場に怯えて逃げたすのは明らかに白沙都子側の行動ですが、赤目沙都子側の真実としてはもしかして圭一か鉄平か、どちらか殺してしまったんじゃないかと考えることもできて恐ろしいです…。
綿明し編では魅音を銃で殺害しているため、こういう可能性も捨てきれないですよね。
しかし、圭一は秋ごろに目覚めるシーンがありました。。
いや、、圭一ともあろうお方が、そんな長い期間眠りっぱなしで起きないって、そっちの方がもはや不自然なんですよね。
■「祟騙し編 其の伍」いつも圭一は数日後には起き上がっていたのに秋まで起きないのは不自然
→有り得ない事、非現実であることの示唆。カレンダーは出ていないが紅葉の状態からハロウィンだと思われる。(すべての亡くなった者たちが、この日によみがえると信じられてきた日)
→マンガ版でカレンダーが9月と表示された。ハロウィンだったら面白かったかもと思ったけれど、ただ単に頭の記述通りでしかなかった。
マンガ版と繋げて考えてしまい、一度は放棄したこの「ハロウィン説」が合っていたのだとしたら…つまり圭一は祟騙し編(祟明し編)の最後に”死んでいた”ということになります……あれ?なんかそれっぽくなってしまう…でも他の人は生き返ってないし…うーん、めちゃくちゃだ🙄
おわりに
長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます…!
業卒の物語の中で、今回が間違いなく一番泣いてしまったので、最終回で生きていられるのかわかりません笑
次回も非常に楽しみですが、胃が痛くなってきそうですね😭
祟明し編 其の弐までに、自分の考えてること(考察の前提となっている部分)のまとめみたいなのを作って、ブログトップに置いておくようにしたいと思います。
それではまた…!