『神楽し編 其の弐 考察』記憶
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
「神楽し編 其の弐」、ようやく業の最終時系列に追いつきましたね…!
”あと2話"がトレンド入りするのも頷けます笑
毎話更新も今回を含めて後3回ですか?!
時間経つのが早すぎて怖い。。。
ここまで来ると自分の今までの考察を補強する流れが多くなってしまうのですが、そんな感じでも良ければ…
最後までお付き合いいただけたらと思います。
1.羽入の罪
ついに梨花が再び囚われている元凶と思われる人物に辿り着いた羽入。
神様がやっていることなので仕組みとか考える必要はないと思いますが、羽入がエウアを見つけられたのも、2人が元は同一の存在であるから…というのもひとつの理由に思えます。
似ている波長は共鳴しやすい。みたいな?
そして、またもや「フィーア」ですか~~~!
キコニアの話はここではしませんが、エウアの発言から考えると「フィーア」はエウアによって記憶を消されたのではなく、あくまでも別の要因によって記憶を失っていた。ということになりますね。
それが「フィーア」自身によるものなのか、またもや他の者、あるいは物質なのか…これはキコニアで後々わかることなのでしょう!
さて、ここに係る話として、先日実装された「ひぐらし命」のエウアのキャラストーリーについてちょっと触れたいなと思います。
画像そのまま貼るのは躊躇われるので、文章だけでお話します。
───雛見沢分校の教室にて、いつものように過ごす中で、沙都子は突然カケラ世界に呼ばれます。
そこに立っていたのは、紛れもなく彼女でした。
沙都子は無意識にも彼女を「エウアさん」と呼んでしまいます。
しかし、ひぐらし命のカケラに生きる沙都子はエウアと出会ったことは一度もないはずで、沙都子もどうして「エウア」という名前を知っているのかと思い、戸惑います。
沙都子(この人の名前を、私は知っている……そしてどこかで、会ったことがある…)
(でも、それ以外は何も思い出せない……どうして?この人はいったい、何者……?)
それに対してエウアは
「我も意識を繋げられる自信はなかったが……愉快であるな。一度成立した「縁」というものはこのような派生も生み出すということか。」
と話します。───
直近のひぐらし命のイベントストーリーやキャラストーリーが、どうやらひぐらし業/卒のヒントになっていそうなのがよーーくわかったので真面目に拾ってみるのですが…
このやり取りから「なく頃に」シリーズ全体の時系列を考えるなら、他の方も仰っているように
になり、ひぐらしだけで考えるなら
「ひぐらし→ひぐらし解→(祭囃し編以降は無限に可能性のカケラが生まれて分岐)→礼・業/卒→ひぐらし命」
となっていると考えられます。
また、一度「縁」が成立すれば、沙都子は無意識下に彼女の存在を記憶することが判明したため、郷壊し編時点での両者の邂逅は「沙都子」にとっては本当に初めての事であり、以降は他の「カケラ(世界)」の「沙都子」がエウアの名前を完全に忘れることは無い。
(※繰り返す者ではない人間が、他のカケラの記憶を思い出すことがある「記憶の累積」に似たような現象と思われます。)
そして、エウアが自身の記憶を喪失することは、記憶装置の役割を持つ角が完全である限りあり得ないため、「沙都子」のひぐらし内での多重ループの可能性はほぼ無くなり、業/卒以降もエウアはそのままの姿で健在なので、彼女は業/卒で倒されて消えることはない。(エウアさんがすっとぼけてない限りは。笑)
プレイヤー=羽入&エウア だった…ということですか。
竜騎士先生の「梨花は主人公でもなければ、プレイヤーでもなかった。」発言の真相のひとつはこれということですね。
少なくとも沙都子は自分の意思で繰り返していると考えているため、自身を当てはめるのならば「プレイヤー」と主張すると思いますが、より上位の存在からしたらそのプレイヤーさえも「駒」でしかなかったという。悲しい…
しかし、羽入にとっての梨花が「駒」という認識は一切無いでしょうし、あくまでもエウアさん視点での発言ですよね。
羽入にとって梨花は家族であり、娘のような存在なので…
エウアによって、カケラの中の世界を鑑賞させられる羽入。
圭一がスプーンでフォークかで迷うの笑うから!w
それにしても、本当に開頭シーン入れられてしまうのかと超絶ひやひやしましたよ💧
さすがに画面から目を逸らそうかと…
相変わらず顔がいい沙都子。。。
そして羽入は沙都子が黒幕ということに一切気づいていませんでした。
だから鬼狩柳桜で、繰り返す者を「殺すことができる」と発言できたんですね…
できれば教えたくなかったというのは、他の「繰り返す者」の存在を感じながらも、梨花にはそんな選択をしてほしくはない、という羽入の残り香の想いだったということでしょうか。
全くそんな素振り見せなかったのに、カットが切り替わると突然銃が表れてます…
もう完全に、魔女となった沙都子が思い描けばその通りになる世界ってことじゃないですか。。
この間にポーチから取り出すだけなら、わざわざここに差しておく意味って無いですよね。
さすが夢の世界。なんでもありですね。
や、やばいです…そんなクソデカ独占欲見せつけられちゃうのやばやばです……………🥵🥵🥵
う、うらやまs
今まで梨花のことを「猫」と呼んでいたところを、初めてエウアが「梨花」と呼びました。
確かに、力を与えた段階では完全に「古手梨花」であったので、使い分けとしては間違っていないなぁと。
自分の過去の罪を認め、だから「お前」の行いも過ちとする羽入。
これは…真実を知らない羽入からしたら、確かにエウアが沙都子に酷いことをしているように見えますが、最終的には仲間や敵だった者たち全員の幸せが在る世界に、エウアの力を借りて沙都子は自分の努力で辿り着いているわけですから…
近いうちにそれに気づかされることになるのでしょう。
…そして謎の力で戦い始めた!!wwww
負けたwwww
もーちょっと抗えるかなって思ってたんですけど、、あぁ、そんなことはないんですね😇
確かにらしいといえばらしいですけど。。。笑
エウアと羽入で認識に齟齬がありますね。
エウアは梨花の「弾丸掴み」を知らないのですね。
そもそも彼女が降り立ったカケラの世界が「郷壊し編」で、沙都子に見せていたのも「猫の100年」と呼んでいた、明らかに様子がおかしいカケラたちでしたから無理もないです。
分身発言きたーーーーーっ!!!!
・仏(や菩薩)が衆生を救うためにさまざまな姿をとり現れること。→仏、菩薩
・一つの身が二つ以上に分かれること。また、その分かれたことで生じた身。(主に)生まれた子や、派生した組織を指す。
ありきたりな言葉でも、改めて調べてみると結構深い意味があるんですね…!
ということで、流石にもう確定でいいでしょう。。
2人は元より同じ「オヤシロさま」であり、祟り神として解釈されていた原始のオヤシロさまと、時代の流れと共に後世に生まれた、慈愛の神の意味を持つオヤシロさまという両者の教義が矛盾し、取って代わられたり、昭和58年には人の心に同時に存在していたりした。
現代の雛見沢において、オヤシロさまは慈愛の神として存在しているはずなのに、
連続怪死事件のような事件が起こると、突然オヤシロさまの祟りと称するのは違和感があると思いませんか?慈愛の神であることを突然否定するんです。
伝説の通りであれば、エウアが再臨する条件は
「古手家」が、「人の世」が、再び他者に罪を求める愚を犯し、鬼の世に戻ろうとする時。
「人の世」は、昭和58年6月以降の雛見沢においてオヤシロさまの巫女である梨花によって「オヤシロさまの祟り」は無いことを伝えられ、事件も起きないのどかな村であったため条件の内に含まれず。
なので、残る原因は「古手家」のみ。
(今改めて見ると沙都子に相当なダメージを与えたセリフだなって、より強く感じますね……)
そして、この歪んでしまった梨花を生み出してしまったのが、ある意味「諸悪の根源」である「羽入」。
しかし、羽入が梨花に力を与えなければ結果的に沙都子もエウアと出会わないため、猫騙し編最後の世界のような、誰も傷つけ合わず、幸せに生きられる世界は生まれることはない。
加えて、そもそも祭囃し編にすら辿り着けないので、雛見沢のみんなは不幸なままその生涯を終えていた。
羽入もエウアも見方・捉え方ひとつで「鬼神(邪神・祟り神)」にも「慈愛の神」にも見えるようになっており、そのどちらとして捉えてしまっても、それは間違いではない。
ちなみに、互いが互いを名前で呼ばないことからも、やはり羽入も元から名前があった神様ではなく、梨花がつけた名前であると考えられます。
エウアは倒すべき存在ではない。
梨花と沙都子が許してくれるのであれば、羽入の罪もそれでおしまいなのかもしれません。
だからこそ、沙都子の最初の罪である「祭具殿のオヤシロさま像の右腕を壊したこと」を梨花に打ち明けるのは、もうこの物語のクライマックスしかないと思うのですよね。
思い出して欲しい…
2.記憶の交錯
カケラの鑑賞は続き、沙都子による腸流しに。
うおお…心の声は結局読み取っていくことしか許されないのですね…!😭
逆にあなたがそう思うならそれでいいよってことなんですかね😭
それなら、当初の見方ほぼそのままでいたいです…
(死の直前の記憶については間違ってましたが…)
でも今思えば、沙都子の心の中って常に意見が対立していて、心理描写として表してしまうとその一方の意見で視聴者的には確定してしまうんですよね…。
葛藤を描くには、その時やっている行動に準ずる想いと、反する想いの2つを同時に喋らせないといけないわけで…
それってなんか、すごい副音声感がある気がしちゃいました笑
本編に集中できない笑
結局、この間沙都子が羽入とエウアに出会うことはなかったので、巫女の交代の話も嘘でしたね…
カケラ世界へ戻ろうと思わなければ、戻らずに次の世界に行けるみたいです。
綿明し編の時は、エウアさんと話そうと思った時にカケラ世界へ戻っていましたからね。
一見残酷に見えるあの行為も、見方を変えれば愛に溢れていることがわかるんです。
①梨花が目覚める前に体を傷つけ、短時間で殺した。
→梨花が死ぬ直前の数時間の記憶を忘れることを利用して、辛い記憶を残さないようにした。※沙都子は、この時点では「梨花には死ぬ直前の数時間の記憶だけが残る」という事を知りません。
②痛み止めを用意して全部使った。
→少しでも痛みを和らげて楽に逝けるようにした。
③雛見沢症候群のL5を発症をしているという事実。
→梨花は、沙都子は病気のせいでこうなっているんだと思うため、結果的に梨花の心を守った。
④本当の涙を流した。
本当は殺したくなんてなかったんです。
新しいオヤシロさまの巫女による綿流しと称して殺すという動機も、その裏付けになります。殺すための理由が欲しかったんです。
沙都子は、繰り返す者になってからこの時まで、たったの一度も梨花を直接殺してなんかいません。
でも、心が限界を迎えようとしている沙都子はもう、梨花に罪を求めることでしか
逃げ場がなかったんです。
これが、梨花に力を与えてしまった羽入への罰…ということなのでしょうか。
それにしても、これはエウアさんのご趣味ですか…?←
なんでこう、ひぐらしの神様はみんな”そういう”罰を受けるんですか????笑笑
ほんとにエロ同人みたい。。。笑
ちなみに磔の十字架の形について、X型は「アンドレア」という名称らしいのですが、上下の横に伸びる板はよくわからなかったですね💧
ちなみに、磔は十字型よりY時型の方が苦しいらしいですよ^^
A) ラテン十字 (B) ギリシャ十字 (C) タウ型(T型)十字 (D) アンドレア(X型)十字 (E)エルサレム十字 (F) 教皇十字 (G) 族長十字 (H) ロシア十字 (I) マンジ (J) マルタ十字
ここでの「オヤシロさま」って、沙都子自身のことを指していたんですね……
なんで気づかなかったんだろう。。
そして「魂に刻み込んで」というセリフ、皆殺し編の最後の梨花の言葉と重なっていると言われてて(確かに…!!!!)となりました…!
比較をしてみると…
■皆殺し編
①沙都子→梨花 の順番で死亡。
②麻酔なし
③梨花は鷹野に殺されたことはおろか、皆殺し編の記憶全てを忘却。
■猫騙し編(神楽し編)
①梨花→沙都子 の順番で死亡。
②麻酔あり(アニメ版のみ)
③記憶の継承範囲が修復されていないマンガ版でさえも梨花は心に決めたことを忘れなかったため、記憶の修復はこれに無関係。正に”魂に刻み込んだ”と言える。
羽入さんんんここ最初「!?」ってなってしまったのですが、後にこれが「奇跡」と発言したことがわかるという痺れる演出なやつ~~~~👆
あっ、エウアさん、まだ梨花が猫さんだと思ってるのね…😥
これはもう梨花の勝利フラグが立ちましたね!!!
6月15日。
部活メンバーが揃って穏やかに過ごしているシーンが、なんだか久しぶりに思えます…
うん!間違ったことは言ってない!!
でも、この後ブーメランみたいに自分に返ってくる伏線にしか見えないですよね…笑
レナの”頑張り物語”が、ついに正しい形で…!
それを認める最初の一言は圭一の言葉というのも、グッと来ますね。。。
思い出す鬼明し編での沙都子のセリフ。
魔女になっても”約束”は守る女だ!!!!!!
6月23日の朝。
いくつか前の世界で、大石に殺された記憶が悪夢となって梨花を襲います。
「夢には必ず何か意味がありますのよ?梨花にとって大切な意味が…」
寝相が悪いかわいい…………………………………
一瞬で癒されちゃう梨花ちゃま…………………………………
沙都子、普段別々のおふとんで寝る時はめちゃくちゃ寝相悪いけど、一緒のおふとんに入ったら梨花の懐にスッと収まっちゃって大人しくなるタイプだったら死ぬほど萌える
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 17, 2021
このね!!!!!梨花ちゃまの手の動きが!!!!!!!
ちゃんと体勢も直して布団もかけてあげる優しさ。。。
昔はお腹をつっついて遊んでたけど、今はちゃんと風邪を引かないようにしてあげてるのいいね。笑
ダビンチにてプレゼントを選ぶ梨花ちゃま。
当初から本当にお祝いしてあげたくてクマのぬいぐるみを選んだんだと思っていたので、信じててよかった~~😭
そんな沙都子の言葉を受け入れて、梨花は本心で沙都子への誕生日プレゼントを変更しました。
忘れていた大切なことに気づかせてくれた。
そんな彼女に、喜んでほしくて。
6月24日。
梨花が教室で準備をする中、みんなは外でドッチボール!
ここの沙都子めちゃくちゃ俊敏に動いているんですよね笑
自信満々な雰囲気が実に愛おしいです。
今の沙都子なら一人でも全員倒せそうですねw
それにしても、制服でドッチボールって服汚れそうだけどいいのかな😯
家に替えはあるんだろうけど…
教室でびっくり箱の中身を入れ替える梨花に、再びあの時の映像が過ります。
これについて、初見では沙都子に撃たれるまで生きてたのかと思ってしまいましたが、それは間違っていました。
”後頭部の痛み”を訴え「私…大石に殺された…?」
ここまでだったため、梨花の死亡原因は確実に大石による撲殺です。
また、確実に記憶しているのであればフラッシュバックという形では思い出さないはずです。
ということは、この現象は「郷壊し編 其の六」でエウアが語っていた『記憶の累積』による現象であると考えられます。
鉄平と鷹野が別の世界の自分の体験を夢に見て、今を生きる自身の行動を変化させたのは、沙都子が幾度となくこの世界を繰り返した影響によるものです。
しかし、梨花がフラッシュバックした祟明し編での大石による惨劇というのは、この物語においてたったの一回しか起きていません。
じゃあどうして、その一回きりが梨花に影響を与えているのかというと…
これです。
沙都子と最も近しい人間が梨花であるからです。
梨花がメインの繰り返す者であった旧作においては、目に見える形では圭一が最も早くこの影響を受けていました。
そこから広がっていくように、他の部活メンバーも他の世界の記憶を思い出していました。
それに対してひぐらし業/卒では、準備期間中は梨花の記憶がリセットされる(沙都子→梨花の順番で死ねば、梨花はその世界の記憶の一切を否定し、忘却する。)ため、記憶の小さな蓄積すら梨花には起きない。
鬼明し編からの本番では、現時点まで誰も沙都子の悪行の数々を思い出している描写は無く、これが発生したのは梨花が最初の一人であると考えられます。
そしてもう一つ考えるべきことがあるのですが…
基本的にこの記憶のフラッシュバックというのは、他の世界の自分の「後悔」が主に引き継がれるはずで、大石に殺された記憶というのは梨花にとっては「後悔でも何でも無い」んですよね。
全てが上手くいったと思っていた矢先に襲われただけなので。
しかも、梨花は死んでいるので彼女が実際に体験した記憶ではない。
じゃあ誰の後悔かと言ったら、やっぱり「沙都子」なんじゃないかなって思ってしまうんですよ。。。
私のブログで言うところの「白沙都子」の方です。
わずかに残った沙都子の良心の部分が、梨花に気づいてほしいと願い続けていて、それが届いた「奇跡」だったりしないかなって。
さて、これでようやく沙都子のお誕生日会に追いつくわけですが…
ここで私が今回確認したかったシーンを思い出してみます。
・びっくり箱で沙都子が思い出すのは騙し編の映像か。
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 16, 2021
→上記の後者とほとんど同じ。鬼騙し編と鬼明し編での大袈裟な背景書き換えは恐らくここだけで、それに意味があるなら今日わかるはず。
大きいのはこの3つかなぁぁ😫
1つ目はクリアしたので大丈夫です。
しかしながら2つ目と3つ目ですね!!
いや、見事にどちらも再度描かれず、回避されました笑笑
とはいえ、騙し編と明し編で違いがあるところは明確に描き分けられてわかるようにしてあるので、逆を言えば、描かれなかったということは騙し編と明し編で”共通している”と捉えていいはずです。
(変わってないことは証明できないとか言わないで笑)
というわけで、
②梨花のモノクロ回想が出てくるならカレー勝負が騙し編・明し編どちらのカットか。
→梨花の記憶の統合の可能性や、魔女となった沙都子視点での描写に書き換えがあることの証明。
③びっくり箱で沙都子が思い出すのは騙し編の映像か。
→上記の後者とほとんど同じ。鬼騙し編と鬼明し編での大袈裟な背景書き換えは恐らくここだけで、それに意味があるなら今日わかるはず。
上記2点も現状私の中では通っているということになります…!
どちらも”違い”を見せられなかったので!
②については、「猫騙し編 其の参」の腸流し中のシーンですね。
魔女を辞めたタイミングで、今まで物語を塗りつぶしていた「魔女としての自分が描いた物語の記憶」という一枚の皮(フィルター)が剥がれたことを指すシーンであるならば、沙都子にもそれが適用されていくと考えられます。
フレデリカが死んだ後に見たモノクロの映像、これが本来の古手梨花が過ごした時間の記憶と、抱いていた夢の記憶です。
業の時系列的にも、沙都子の手によってフレデリカが死に、主人格の「古手梨花」に統合されたのだと考えられます。
シャンデリア心中に至った世界では、羽入の残り香の力によって記憶は保持されています。
しかし、古手梨花とフレデリカはそれぞれ独立した記憶を保持しているはずです。
なのに、沙都子と本屋に行き、聖ルチーアへの夢を語るシーンだけが重複して記憶されているのです。
つまり…
聖ルチーア学園への夢というのは、古手梨花も抱いていた。ということです。
③については丁度この後のびっくり箱の事です。
猫騙し編では、沙都子が床に伏せると同時に、”鬼騙し編の沙都子の記憶”が思い出されるシーンが見せられました。
しかし、神楽し編ではそれは描かれずに飛ばされ、梨花が”祟明し編の記憶”をフラッシュバックするというシーンに。
加えて梨花はこの時、神剣・鬼狩柳桜の破片を手に入れた際の祭具殿での独白も思い浮かべています。
このびっくり箱の件ですが、ひぐらし業/卒をもう一回観直した結果、教室ロッカー上の置物(本や箱など)が変わっているのは確かに「鬼騙し編 其の壱」だけというのを確認しました。
(中学生の時でさえも鬼明し編のような本の種類です。同窓会では撤去済み。)
もーこれ以上検証は要らないと思います…!!😰w
白沙都子による、梨花に気づいてほしいという願いがここにも反映されたのだと今は考えています。
「ひぐらし業/卒の構成、沙都子のトラップ説」は、ここまで展開を引っ張り続けている以上、ほぼ間違いないと私は思ってます。
「トラップは最後の最後でほんのひとつささやかに。」
それが実際はどんな仕掛けで、それが視聴者の多くが納得のできるものかはわかりませんけども…!
発動は最後の1話なんだろうなぁ…恐ろしすぎる💦
ということで、引き続き私の中では
騙し編は白沙都子の否定の記憶のカケラで、沙都子が魔女を卒業できれば記憶はそれに書き換わる、もしくはそれに近いことが起こる。
の予想で行きたいと思います…!
後はまだ出てきてない羽入の本体さんが、世界を正しい記憶で再構築とかしてくれますたぶん😵w
めっちゃファンタジーですが笑笑
今の梨花ちゃまでさえも、本当の世界の記憶を思い出せてはおらず、それを持っているのは圭一が一部と、羽入だけなので…
ただ、何度か言っているように沙都子の頑張りは否定しないで欲しいですね…みんなが幸せな世界のままが嬉しいです。
マンガ版と合わせる形で今回もここで終わりました。
私は魔女の卒業の方で合わせて来るかなと予想していたのですが、もう少し後のシーンでした😌
9月9日にひぐらし卒の最終編 其の壱を迎えると思われます。
そこからは完全に本来の古手梨花に統合されてからの物語と考えているため、9月10日の漫画版更新日ってどのタイミングだろう?と考えた時に、ちょうど猫騙し編の最終話っぽくて、2人が統合されるのなら綺麗だなと思いました。
このシーン、現状あらゆる可能性が混在しててめちゃくちゃですよね…!笑
沙都子からしたら、先に死んだら一生会えなくなるかもしれないという可能性、梨花を殺したらまた悪夢の世界を自分で作り上げなくてはいけないかもしれないという苦しみ。
誕生日会を開いてくれたこと、プレゼントを用意してくれたこと、梨花の腸流しでの言葉を信じたいという気持ち。。。
ここに白沙都子が介入してくると自殺も選びそうですし、あれだけ梨花の弾丸掴みの奇跡を思い浮かべさせておいて、それが描かれないのもどうなんだろう…と思ってしまいますし。。
梨花は自分の罪に半分気づいているので、沙都子が黒幕と分かっても恐らくその原因は自分にあることに気づけるはず。。
だから対話の余地はあるよね??
うーんぐちゃぐちゃです。。。
ただ!圭一の表情ですよ!!!!
これ、主人公ムーブ期待していいんですよねッ?!?!
「神楽し編」における圭一がキーパーソンの伏線があちこちに散りばめられていることがよく分かりました。
なのできっと、「ひぐらし業BD 其の参」のジャケットも、沙都子を救うきっかけを作ってくれるのは彼であるという暗示の1つと捉えて良いんじゃないかなと…。
そして、圭一から梨花へバトンを渡す流れがあって欲しいと、そう願うばかりです…!
おわりに
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
もう最終回近いのに、全然文量減らない…!笑
来週から、きっとみんなが待ち望んだ完全新展開!
梨花と沙都子の感情のぶつけ合いみせてくれ~~~~
でも魔女目でバトルだけは絶対やらないと信じさせて~~~~😭
ではまた次回🌸