『ひぐらし卒 考察』エウアの右目と猫騙し編の再整理 他
- 1.鬼明し編 ゾンビ鬼の結果
- 2.綿明し編 沙都子と鉄平の関係
- 3.猫騙し編 発症者の順番
- 4.マンガ版猫騙し編 記憶継承
- 5.猫騙し編 裏側予想の再整理
- 6.エウアの右目と羽入の残り香
- 7.ひぐらし命 高校生梨花が…
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます!!
月詠 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
ちょっと書きたいことが溜まってましたので、それらも加えて一本書きました。
今夜の放送までの暇つぶしにでもしてやってください〜!
1.鬼明し編 ゾンビ鬼の結果
鬼明し編でゾンビ鬼の結果が変わっている?というのをあちこちで見ましたが…。
これは、ある意味で"レナに殺された"って事だと思います。
細かく言うと『圭一の鬼としての心を、レナの言動によって“殺された“』
「あいつら…酷い目にあった…」という台詞からしても、りかさとにくすぐられたのも変わりないでしょう。
自分の鬼狩柳桜解釈と繋がる大切なシーンでした。
梨花は沙都子のお色気で殺されちゃうし、逆も然り……あれ?梨花のお色気要素とは……?(オヤシロフェロモン?)
2.綿明し編 沙都子と鉄平の関係
郷壊し編で初めて鉄平の改心を体験した沙都子でした。この時は、鉄平の手に触れることすらできなかった沙都子でしたが、綿明し編では抱きつかれても強い拒絶反応を示すことはありませんでした。
アレルギーと“慣れ“の関係性の話がやっぱりここに重なってきたなぁという感じです。
これでいうと、やっぱり圭一が記憶のフラッシュバックを今だに起こしている段階であることが気になるんですが…つまり、慣れてない段階であるということです。
自説をベースに考えれば、沙都子が鬼隠し編のカケラをあまり繰り返していないことになりますが…(ちょっと無理やりかなぁと思うところはあります。)
もはや、沙都子は梨花のカケラ世界も覗けることがきちんと明かされた以上、綿騙し編(綿明し編)で梨花を一時見失ってしまってもカケラから抜け出した時に確認できる訳なので、綿と祟の間で更に準備を重ねるためのカケラを挟んだりもしないはずで。
となると、どうしてもレナの記憶の蓄積状況が鬼騙し編(鬼明し編)と祟騙し編(祟明し編?)で異なるのがやっぱり気になるのですよね。
一応、明確な違いとしては鬼隠し編ベースのカケラでのレナによるリナ殺害という行動は、鉄平が改心してから初めて起こるはずのイレギュラーなのに対して、祟殺し編ベースのカケラで皆殺し編ルートに移行するきっかけは旧作から不変の物。
つまりは、記憶を刺激するきっかけとなるイベントの発生回数が後者の方が多いので、このような差が出るのではないか…というもの。
これは絶対の意思の下行動してきた鷹野さんや、ずっと悪事に手を染めていた鉄平が騙し編ではより強固に記憶が定着し、完全に改心していることからも“慣れ”の段階に明確な差が出ているであろうことが明かされているので関係はありそう。
それはそれとして、鷹野の突然の改心にもかなり驚いていた梨花でしたが、鉄平のこの様子を見たら一体どんな反応を見せるのか非常に楽しみですね!笑笑
あと、沙都子の鉄平に対する発言を聞いていると、罪滅し編で沙都子本人が言っていたことは、今でも変わらず彼女の胸にあるのかなと信じてあげたくなりますし、これもまた卒のクライマックスに関わってきそうな雰囲気があってこちらも楽しみです。
3.猫騙し編 発症者の順番
アニメ版とマンガ版で、特に赤坂と圭一の順番が違っていましたが、この差異についてはフレデリカと古手梨花の記憶保持範囲の違いがあると仮定しているため、それぞれの人格の2人に対する元々の期待度の差ではないかと考えています。
■アニメ版
赤坂<圭一
■マンガ版
圭一<赤坂
4.マンガ版猫騙し編 記憶継承
以前の記事でもちょろっと書きましたが、アニメ版と違って羽入に死の直前の記憶を引き継ぐ力を修復されなかった件についてです。
アニメ版で羽入が猫騙し編突入時に梨花の元を離れたことから、マンガ版でもこのタイミングでは羽入は梨花の元を去っていると考えます。
アニメ版ではフレデリカ人格を“殺す“ことが目的のため、死の直前の記憶を引き継がせ、精神にダメージを与える。諦めさせる。
マンガ版では逆に諦めさせないことが目的のため、死の直前の記憶を今までと変わらず忘れさせることによって、古手梨花の精神を守っている。
アニメ版ではまだはっきりとしませんが、マンガ版では各惨劇のカケラのスタート地点は死の直前に設定されているようですね。
5.猫騙し編 裏側予想の再整理
まずは事実を大切に。
猫騙し編 其の四の最後のシーンをベースに再整理します。
梨花は雛見沢症候群を発症していませんし、鬼・綿騙し編の事件現場シーンのような神視点の描写でもないため、書き換えもないと考えられます。
そのため、まずこのシーンに嘘はないでしょう。
周りの部活メンバーに止められたら困るので、早急に済ませる必要があります。
なので、ここから銃口を自身へ向け直すといったフェイント的な行為も考えにくいです。
また、沙都子は銃の扱いには慣れていることもあり、撃つ気がない場合はきちんとトリガーから指を離さないといけないことを理解しています。
よって、梨花に対して殺意があって銃口を向けていると言えます。
梨花を先に殺すということは、彼女が死の直前の記憶を忘れないようになったことを知らないという事になります。
梨花は「後、5回だけ頑張って、それでダメなら…もう、諦めよう。」と言っていますが、能力を修復した羽入の残り香は「一時的に修復しました。」とだけ言っているため、仮にこのやり取りを沙都子が見ていたとしても、どのタイミングでその能力が解除されるのか彼女目線では確信を持つことはできません。行動に迷いも生まれるはずです。
ついでに鬼狩柳桜の件もそうです。
猫騙し編 其の壱のかくれんぼの時、梨花と羽入の会話を知っているのなら、梨花が祭具殿に向かったであろうことは容易に想像できるはずです。
でも、それを沙都子はしていなかったのです。知っていたら、今日は解散しようという段階になるまで見つからないということはないはずです。仮に沙都子が見つけたとしても、別に怪しまれる事もないのですから。
鬼狩柳桜が欠片の状態でしか見つからなかったのは、猫騙し編 其の四において、梨花の沙都子へのアプローチや、その心にポジティブな変化が表れているにもかかわらず未だ欠片の状態であることから、恐らくは沙都子の心の状態とリンクしているものと考えます。
巫女の交代の話も猫騙し編 其の参でしていました。
ざっくり言えば、もう精神はズタボロですよ。ということです。
梨花の心からのプレゼントでさえも、疑ってしまったのですから…。
綿騙し編で鷹野さんに観測できなかったのは、彼女がオヤシロさまではないからというのと、伝説の通りこの宝刀は千年間誰も見たことのない、実在しない物であるからでしょう。
御神体の中を確認しても剣は存在していなかった。だから「仮説が一気に現実になった。」
ひぐらし卒のOP・EDも絡めた2人のポジション(?)の変化のイメージは、こんな感じだと思います。
猫騙し編でようやく2人は同じステージに立つ。エウアによって、梨花と沙都子は同じ悪夢に苛まれる。
というわけで、祟明し編の大石による惨劇を沙都子が見届け、片付けた後のカケラ世界では今までとは違った様子が描かれるのだと思います。
下手したらカケラ世界の描写を経由せずに、突然猫騙し編の沙都子視点が始まるような気もしてきます…。
沙都子による梨花への奉納演舞(いみしん)も、当初の解釈からほぼ変わらず「記憶が引き継がれないと思ってリスキルし、溜まっていた本音をぶつけまくった。」で行こうと思います。
6.エウアの右目と羽入の残り香
これ、突然エウアさんが茶目っ気発揮してウィンクしているみたいに思ってしまいますが、いやいやいや!怪しいですよ!!(素敵な二次創作やひぐらし業アンソロを摂取してしまった後なので尚更素直に受け入れてしまいそうになる😇)
まずはしっかり疑って、前後のシーンを検証します。
結論から言うと、エウアが右目を閉じている時は羽入の残り香を操っている状態。
ではないかと思います。
動画が貼れないので静止画で申し訳ないのですが、エウアさんが右目だけを閉じている間は、沙都子と一緒に見ていた鬼明し編のカケラの中の2人の口元がちゃんと動いているのに、その後両目を閉じ、開いてからは2人の動きが完全に静止しているのです。
特に意味が無いのであれば、今までのカケラの描写のようにそのままずっと動かしていれば良いはずですし、こんなきっちり静止するのは初めてのことです。
元々梨花のカケラ世界に出現する羽入の残り香は、エウアによって送り出されたものだと考えていたので割と決定的な描写なのでは…?と思いました。
神様と目に関係がありそうなのは、とりあえず以下のお話かな?と思いました。
多分エジプト神話とかに詳しい人なら、もっと考えを深められそう。
あるいは、別方向からも発見がありそう。
7.ひぐらし命 高校生梨花が…
あっ…
閲覧ありがとうございました!
エウアさんの件、数時間前に気づいたのでちょっと慌ててしまいましたが、とりあえずコンパクトにまとめられて良かったです。
さぁ、今日は綿明し編 其の弍放送日です!!!!
また更新します〜それでは!