ひぐらし業/卒 当ブログにおける考察の前提まとめ
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
この記事は、現時点での私の考察の前提(土台)となっている事柄をまとめたものです。
現行で書いているひぐらし卒の考察記事だけでは、私が何を考えているのかわかりにくいかなと思ったので…。頭に入っていることを書き出しました。
(※あくまで私の頭の中でそうなっているだけなので、様々な解釈があって良いと思いますし、他の方の解釈を否定したいというわけではありません。)
基本的には原作8編(無印+解)と礼(賽殺し編)、そしてそれらのTIPSだけで業卒も考えるようにしてきました。
卒業問題が原作祭囃し編の最後で出題されていたので、そこまでの情報でほぼ全てわかるようになっていると思ったからです。
ひぐらし業終了後から色々と考え、ブログに書いてきましたが、「祟明し編 其の壱」までを視聴した上で少し考えが変わった部分もありますので、今までの記事の内容とここに書いてあることが少し食い違っていても、そういう事だと思っていただければ幸いです。
0.プレイ実績
「なく頃に」シリーズのみ記載します。
最初はひぐらしのアニメ版からで、以降 ひぐらし→うみねこ→キコニアの順に読んできました。
■ひぐらしのなく頃に(主にCS版奉。原作は一部のみ。)
憑落し編、盥回し編、染伝し編、昼壊し編、影紡し編、宵越し編、賽殺し編、罰恋し編、言祝し編、アウトブレイク
現壊し編、心癒し編
アニメは全て視聴済み。
※業卒のように竜騎士先生がプロットを書いたり、直接執筆されたもの以外は他の作家様のフィルターを通した物語であるため、作品の設定的な部分は半信半疑で読んでます。(ひぐらし命など)
EP1~EP8
※本編にあたる部分だけ知っています。1周しか読めていないのでざっくりとした理解度です。
■キコニアのなく頃に
Phase1
※1周しか読めていないのでざっくりとした理解度です。
1.物語
■結末・物語の目指すところ
絶対の絶対のハッピーエンド!!!!
※ただし羽入は復活しない。
以下は川口監督のインタビューにて
「確実に納得していただけるエンディングになっていると思います。それは皆さんの想像とは少し違う形になるかもしれません。新たなる『最高のエンディング』をお見せできるかと自負しています。」
この発言の”少し違う形”が羽入の存在のことだと考えています。
梨花の親離れ。もう繰り返すことのない人間らしい生活に戻れるようにという願い。梨花には自分の手で生き様を選び取ってほしい。
梨花と沙都子、2人が辿り着いた最後の世界で、たった一度しかない人間らしい生活を歩み直す物語。
夢の夢のぶつかり合いが、夢と夢の調和に。
罪を認め、赦し合うことでみんなの”夢”が叶う。
古手桜花の教えの復活。
オヤシロさま(古手梨花)の復活。
一緒にいていい証としての「誓いのキスEND」!!
■物語の過程について
後述する鬼狩柳桜の解釈に加え、フレデリカ人格と古手梨花との統合がされた際に今までの記憶を失っていなかったことから、心の鬼(赤目人格[魔女])を殺しても記憶は無くならないという考えであるため、私としては無印→解→業卒と通って作品全体1周のみで物語は終わると思っています。
自分の罪の記憶を失くしてしまうというのは、作品のテーマと外れてしまう気がするというのも一つの理由です。これはメタ的ですが。
超個人的な想いとしては、同じ物語を実は何度もやってましたって言われてしまうと、それこそ祭囃し編などのドラマ性が薄まってしまうなと感じるので嫌だなぁと…💧
賽殺し編も通っていないと考えています。
以前の記事にも書きましたが、第9話ではないという竜騎士先生の発売当初の発言と、今回の郷壊し編の導入部分を観て、祭囃し編のエンドロール直前の描写から繋がっていると感じたため。(フレデリカ・ベルンカステルの詩として紡がれていたはずなのに、意思を持って喋り出している。)
2.世界設定
■現実世界(物質的世界)
皆殺し編まで。
死の瞬間を魂に刻み付けようとする行為はすなわち、自身の肉体の「死」を受け入れること。
■精神世界
祭囃し編以降全て。
■カケラ世界
繰り返す者の心の中の世界。
足場の崩壊などの現象は、その世界の主の心の寿命、精神の崩壊状況を表している。
■カケラ
繰り返す者が想像したIFの物語が収められているもの。
ひとつひとつが1冊の本のイメージ。
雛見沢症候群とは、アレルギー反応をその発症過程のモデルとし、
文化依存症候群を主とした、解釈妄想病、統合失調症 、その他精神疾患が複合したものであり
本作においてその病原体となる寄生虫は、本来の意味である実在する生物ではなく「オヤシロさま信仰」のこと。
思想の空気感染。
■H173
偽アレルギー反応をモデルとした注射剤。
1回目の注射で対象者に抗体を作らせ、2回目の注射でアナフィラキシーショックを引き起こし擬似L5発症に至らせる。
どんな人間にも2回の注射で同様の効果を与えられる。雛見沢症候群の発症レベルは無関係。
同時に、1回の注射のみでは擬似L5発症までは至らない。周りの環境等によるストレスだけで雛見沢症候群は進行する。
よって、ひぐらし業卒において全ての惨劇は自然発症であり、大石以降の惨劇は"オヤシロさまの祟り"である。
■鬼狩柳桜
『慈愛の心』そのもの。
誰かを敵と認めて物理的に殺すためのものではない。心の鬼を”殺す”ためのもの。
神剣・鬼狩柳桜は1000年間誰もその存在を見た者はいない。剣であるということすら、伝承がつくってきた幻。
「猫騙し編 其の四」のラストシーン以降、あの破片が見つからなくなってしまってもおかしくはないと思っている。(沙都子の精神の崩壊)
3.人物
主要な4人のみで失礼します。
■古手梨花
これから現代のオヤシロさま像の教義を受け継ぎ、体現していく存在
オヤシロさま(古手桜花)の生まれ変わり
元々は普通の人間だったが、昭和58年6月という鳥籠に捕らえられることによって解離性健忘を繰り返して自身の死を否定し続け、やり直す度に徐々に精神をすり減らしていった。
やがて慈愛の心を失ったフレデリカ人格が生まれ、自身の幸せを求めて祭囃し編のカケラを壊し舞台に上がった結果、沙都子を不幸にしてしまったが、彼女(猫)は沙都子&エウアの繰り返しによって9回殺され、本来の古手梨花を取り戻した。(九死に一生を得る)
「猫騙し編 其の参」の腸流しまでは人格が分かれていた状態で、フレデリカ人格が主人格だった。
竜騎士先生が「梨花は主人公でもなければ、プレイヤーでもなかった。」と仰っているのも、この解釈で通ると思っています。
元々旧作の皆殺し編までの物語も、「最初の世界」以外は全て梨花が想像(作話)したIFのストーリーであるため、祭囃し編以降はフレデリカ人格が望めばあらゆる人物の言動や性格も変えられる。郷壊し編が彼女の夢にとって都合のいい展開ばかり続いていくのはこのため。奇跡の魔女。
梨花の魂は一つしかないけれど、人格は二つに分かれてしまっていた。(解離性同一性障害がベース)
「沙都子→梨花」の順番で死んだり消えたりすると梨花の記憶が残らないのは、梨花の魂が沙都子の存在を求めているから。沙都子がいない世界を魂が否定しているから。
旧作において唯一皆殺し編が「沙都子→梨花」の順番で死んでいるカケラで、祭囃し編スタート時に”無かったこと”になっているのも同じ理由から。
あの時の梨花は「罪滅し編→皆殺し編→祭囃し編」と来ていたはずが「罪滅し編→祭囃し編」という認識になっていた。
記憶継承のルールの正体は
「A→B→C」と来てBの世界で沙都子→梨花の順番で死んだ時、それまでの梨花の記憶が全て失われるのではなく、その順番で死んだ世界の記憶だけが抜け落ちる。
よって「A→×→C」と同じ梨花が通る。
シャンデリア百合心中したあのカケラの出来事を一部だけ覚えているのに、沙都子の記憶が全て欠落していたのも似たような理由で、「私にあんな態度を取る、私の知らない沙都子」を見てそれを否定してしまったから。
沙都子の死を観測する暇なく2人同時に死亡したことも、記憶範囲がおかしくなっている理由の一つであると推測。
つまり、騙し編に連れて来られた梨花は高校二年生時の同窓会まで進んだ梨花。
本人が忘れているだけで同一の存在。
記憶が一部残っているルチーア2回目のシャンデリアに潰された時の服装が反映されている。
梨花と同じく元々は普通の人間だったが、フレデリカ人格によって一度壊され、再度紡がれたカケラの中の世界で、梨花と理想の日々を送ることができなかった。しかし、あくまでも自身の選択を悔いる強さを見せ、「やり直させて…!」と願った。
沙都子と羽入の自身の選択による後悔と「やり直したい」という願いが共鳴し、カケラ世界にてエウアと出会う。
しかし、繰り返す者として世界を巡る度に精神をすり減らし、ついには梨花に罪を求めてしまい、幸せすらも疑ってしまった。
現在も二重人格で、白沙都子と赤目沙都子が心の中でせめぎ合っている。
「昔、屋根によじ登って中に入ってしまったことがございましたわね。今でもオヤシロさまは、私を許しては下さらないのでしょうね…」
→いいえ、絶対に許して下さいます。梨花ちゃまが。
■羽入
不完全な鬼神 完全な母 現代のオヤシロさま像
梨花が祭具殿にて初めてオヤシロさまのせいにしたことによって生まれた、古手梨花のイマジナリーフレンド。
梨花と羽入、2人で原始のオヤシロさま”教義”を表現している。
(梨花は事あるごとに「あんたのせい。」と羽入に当たっていた。TIPS:お気に入りのワイン[CS版:お気に入りの飲み物] 等)
伝承で言うと1000年前に鬼狩柳桜で古手桜花に切られた後の姿。故に鬼神として不完全。実際に1000年前に存在していたのではなく、あくまでも古手家の禁書を読んだ梨花によってそのままの設定が反映されているだけ。
ひぐらし業/卒では、古手家の伝承の再現を目指している。
自身が完全に心を鬼にすることで、全ての罪を背負う覚悟でいる。
梨花を信じつつも悪を演じ、貫き通すことで完成された世界に導こうとしている。
梨花がもう繰り返すことの無い、唯一の世界に生きるという人間らしい人生を歩めるようにと、自らの意思で梨花の元から去った。それが猫騙し編 其の壱。
■エウア
完全な鬼神 不完全な母 原始のオヤシロさま像(+現代のオヤシロさま像?)
古手家の禁書の内容に則り、鬼狩柳桜(慈愛の心)の封印が解けた影響で、鬼神(羽入)の角の傷が治り、その力を取り戻した。
つまりは完全な角を持つ完全な鬼神として復活を果たした。
彼女は鬼狩柳桜(慈愛の心)を失った古手梨花のフレデリカ人格に対応していた。
『古手桜花の心を探れ』の記事では、エウアを現代のオヤシロさまとだけ記したが、オヤシロさま本体はあくまでも梨花であって、実際は羽入ではないしエウアでもない。
しかし、鬼狩柳桜を受け入れた羽入も、その羽入を内包するエウアも現代のオヤシロさまの側面を持っていると言える。(鬼狩柳桜を心に禁じてる状態であるということ)
形式としては結局「羽入 - 鬼狩柳桜 = エウア」となるが、原始と現在のオヤシロさまどちらの側面も持っているように見えて、やはりはっきりとしない存在である。
羽入もエウアも、鬼神とオヤシロさまの二面性を持ち合わせた神様。
羽入本人が生贄となって召喚された形なのか、羽入が完全体となった姿がエウアで羽入の残り香を操っているのかはハッキリしていない。
嘘を言っていたり、ふんわりとした発言が多すぎて判断がしにくい。
両者に繋がりがある事は疑っていない。あまりにも事が上手く進んでいるため。
以上です!🙋
それぞれの前提項目について、どういう過程で導き出したかは以下のカテゴリーの記事をご覧ください。
※8/19追記 個人的解釈に基づく時系列の整理やってみました!
閲覧ありがとうございました🌸
『ひぐらし巡 郷壊し編 其の弐 考察』亀裂
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitterと申します。
「郷壊し編 其の弐-①」が更新されましたので、感想・考察等書いていきます…!
「沙都子様〜〜っ❤」の夢が潰えていく…😭w
マンガ本編はこちらから👇
1.郷壊し編 其の弐-①
1-2.梨花?
ルチーア学園での生活が本格的に始まりましたね…
ここしばらくはしんどい回が続きそうです。
姿見の前で身支度をする沙都子。
ネクタイちゃんと結べて偉い。
マンガ版にちょくちょく流用されているアニメ版の素材は数多くありますが、
自室のベッド脇のイラストはここでは白紙ですね。
白紙であることによって、現時点での沙都子の希望に満ち溢れた心情を表しているようです。
もう全然人が違うじゃない!!!笑笑
梨花ちゃまから駆け寄ってくれるの嬉しいね…
雛見沢について話す二人。
「自然がいっぱいでとてもいい所なんですのよ」
そ、そうだね;; 祟明し編を思い出しちゃいますね。みんながいる雛見沢。。。
ところで、実際に”山奥の小さな村”に住んでいる方が都内とかに出た時って、故郷のことをどういう風に語る人が多いんですかね?
友人にそういった話をしても、「何もないよw」って言われることがほとんどなんですよね😇
まあ、都市部に出てくるような人は都会に憧れているか、やりたいことがあって出て来る人が大半だと思うのでそういう人がそもそも田舎に執着とか、特別な愛は持っていないことが多いんですかね…
負けず嫌いの沙都子。
負けず嫌いって、基本的には良い性格だと思うんですよ。
私も割と負けず嫌いなところがあって、負けたくないから努力しようってスイッチが入るので自然と頑張れたりするんですよね。
結果として誰にも負けないような力を身に付けられた事も本当にあったので。
でもこれ、ちゃんと欠点があって…笑
一番大きなのが「人と比べてしまう事」ですね。
泥沼にハマっていく大きな原因がこれだと思ってます…
最初の内は「負けないぞ~✊」くらいの軽い気持ちなんですけど、自分が上手くいかなくなってきた時に(なんであの人はできるのに自分はできないの?)とか、余計な事を考え始めて自分で自分の首を絞めるんです。
そしてそうなった頃には周りなんて冷静に見れなくなっていて、誰かの助けも跳ね除けちゃったりするんですよ…
助けてもらって達成した目標なんて、「結局自分の力じゃ何もできなかったんじゃないか。」って結論に結びつけてしまうので。
恐ろしい性格です…😑
「私語は一切厳禁」
私も感覚がマヒしてしまっていたんですが、確かにこれって本来は当たり前のルールであって、雛見沢分校が特別だっただけなんですよね;;w
知恵先生はもちろん私語に対して怒ってはいたけれど、自習の時間もそこそこあったような気がしますし(大抵何か事件が起こっている時なのでアレですがw)、そういった時はみんなで勉強を教え合いながらお喋りもしていましたからね~。
黙って一日中勉強&勉強は、環境の変化が激しすぎて本当に苦しそう。
普通の公立高校だったら先生とふざけ合うとか、そもそも先生の授業がユニークだったりして楽しいものですが、ルチーア学園ではそういうのさえも無さそうですよね。
堅苦しい人しかいなさそう。
サロンに誘われる二人。
沙都子、本当に梨花ちゃまだけにとことん弱いww
ほんとに全然違うなぁ~~😳
これがストーリー再構成の面白い所ですよね。
二次創作でもそうだと思いますけど、描く人によってそのキャラクターの人物像ってある程度違ったりするので。
平成ひぐらしにおいて一番大切な事って、結局これですしね。
めっちゃユリの花咲いちゃってる~~~~~🤣
取り巻き3人組(巡じゃ取り巻き感まだ無いけど)から特別な感情向けられちゃってるよ!!
ん?巡における物語の解決方法を、この流れで二人が語りきっているような感覚がありますね。
探り合いから一歩ずつお互いが歩み寄れるような結末頼みます。。。
殴り愛も好きですけどね🤣
元々私は比較的しっとりめに解決していくものだと思っていたので。
(竜騎士作品の終盤は突然のバトルで片付けられるとかそういう作風だなんて知らん!状態でしたよ笑)
もう危ないよ沙都子~~怖いよ~~;;
でも好きな人のために頑張ること自体は何も間違っていないのですよ~~;;
1-2.邪魔
放課後。自分一人で勉強してるじゃん…偉い😢
教室に残ってやるというのが本気度を感じさせます。
それにしても、原動力になる梨花の存在が大きすぎる。
マジで聖女だなこっちの梨花ちゃま;;
アニメ版ではこの感情は胸の内に留めるのみにしていましたが、マンガ版ではきちんと口にして伝える流れに。
これも大事ですね。夢を尊重してくれたという証です。
「ああ言ってますし」
この言い方、ちょーっと気にくわない感じが出ていて嫌ですね~~~
「そう仰っていますし」
であったならまだ良かったんですが…ちょっと透けて見えてきている感じかあります。
ぬあーーーーーー!!!せっかくいい所だったのに邪魔しやがって~~~~😭😭
放課後に解き切るには多すぎるよこの分厚さ…狂ってる。
落ちこぼれに対するこの対応、全然救ってあげようとかそういうのを感じさせないやり方ですよね。
生徒の自主性は大事ですけど、圧力が大きすぎる。
梨花がある程度傍にいてくれても、受験勉強より遥かに難しいルチーア学園での勉強は厳しかったということですね。
これはもう、最終的に解決してもルチーア学園に再入学は厳しそう。
明らかに環境に問題がある描き方…
「待っているわ」と言ってくれたのに…
こんな悲しい教室見たくない。
て、てめぇ…!!!
明らかな嘘じゃないですかこれ!!!!
いやいやいや性格悪すぎでしょこの子😰😰😰
笑顔でそんなこと言うのエグい😰
いや~~💦
梨花さんに相応しくありませんわ。とか、そういう思考めちゃくちゃ嫌ですね。
梨花ちゃま的には善意で二人のために動いていたのに、それを逆手に取ってこの行動は流石に確信犯。
やってくれたなぁ。
3人で共謀していた雰囲気がありますが、そうだとしたら勝ち目がなさすぎる;;
詩音~~助けて~😭
日が長いとはいえ、たぶん1時間は待ってくれていた雰囲気ですよね…
学園のルールを破ってでも、沙都子を優先して待ってくれてる優しい梨花ちゃまなのに、どうしていつも巻き込まれてしまうの;;
学園生活も大事だけれど、沙都子の方が大事だと思ってくれているようですよね。
周囲の環境や人が幸せを奪っていくのは従来のひぐらしらしさが出ていると言えるのでしょうか。。。
次回はまた2週間後ですが、同窓会がまた開かれるのでしょうか…この梨花ちゃまが沙都子を放っておくとは思えないので、彼女の行動に注目したいですね…!
2.郷壊し編 其の弐-②
2-1.学園の光と闇
うーーーーーわ。しょっぱなからこいつら………
見計らったタイミングで水を差してきやがってこの………
邪魔が入らなかったら素直になれていたかもしれないのに!!!
ルチーアの光と闇やめて…
っていうか梨花ちゃまの半袖初めて見たんだけど?!
沙都子の梨花に触んないでもらえます??????????????????????
「think it danger」
補修問題が沙都子に語りかけているみたい。
いや、沙都子の心の内でもあるか…
しかしここまで来ても取り巻き達を酷い目に合わせてやろうとか考えないのだから本当にいい子だなとも思うし、窮屈で自分には相応しくないと思い知らされ続けるこの環境下では、勉強で結果を残すことでしかもはや誰も口を聞いてはくれないし、信じてなんかくれないと思い知ってしまったから、梨花を取り巻きから引き剥がすしか救われる方法が無いのきっつい。
そうだよね、あんなに沙都子のことを考えてくれていた梨花が自分を置いて帰るなんて選択を取るわけがないから、必然的にこの結論に至るよね。
そしてやっぱり気づいていない梨花様;;
後ろだ後ろ!!!
一緒に楽しく過ごしていけると思っていたのに、梨花も同じ夢を抱いてくれていたって信じていたのに。
私も泣きそうだよ…
背景を知らないから、沙都子がこう言うだけでこれ以上梨花からは踏み込みにくくなってるのもしんどいですね。
以降も、取り巻き達といる時もずっと沙都子のことを気にして気を落としてはいるものの、話しかけたりできず。。。
そういえば、寮の部屋って特別クラスの子と通常クラスの子とでも同居してるんですかね?
学園の雰囲気的にも隔離したがる傾向にあるし、普通クラスの子と同室にしたら悪影響が出るとか何とか言って別々にされてそうな気もしたり。
もしそうなら、沙都子と梨花が同じ部屋になっていたとしても、勉強がダメなだけで唯一と言っていい二人だけの時間も奪われるという真っ暗な展開も待ってたのかもしれない……🤕
うわあああああああああん
頑張っても手が届かないことが、どれだけ辛いことか。
さすがに沙都子と一緒に泣いてしまいました。。。
羽入はもういないけど、スペードの7😭
沙都子と気づく梨花😭😭
精神的に不安定だと、起こり得る最悪の出来事に気づけない😭😭😭
(し、死んでないよね?気絶してるだけだよね??あれ???)
これ、沙都子の状況まだどん底じゃないフラグじゃん…💀
品が無いのはどっちだって話。コソコソするの好きじゃないですね~~ほんとに!
沙都子を完全に陥れるつもりで先生に話すのだろうから、ほんとアニメ版とは全然違うキャラになっちゃいましたね。
次回更新予定日は2021年12月10日(金)。
同窓会の知らせを受け取るところで終わりそうですかね。。。
苦しいなぁ…幸せいっぱいな日常パートが遠すぎる。
『ひぐらし巡 郷壊し編 其の壱 考察』決意
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
今回からは、更新毎に「ひぐらしのなく頃に巡(めぐり)」の考察やら感想やらを書いていこうと思います😊
前回の最後に記した通り、「郷壊し編 其の壱」「 〃 其の弐」……と話数で分割して記事にしていきますので、今回の更新分と次回更新分は同じ記事内に収めていきます。
読者登録していただいている皆さまには、その都度通知が飛ぶようにこちらで調整する予定です。
よろしくお願いします!
マンガ本編はこちらから👇
1.郷壊し編 其の壱-①
1-1.分岐
もう開幕からやばいやばいと頭の中で、連呼していました…
誰もが知っている”あの祭囃し編”じゃないですか!!!!!
原作者が「祭囃し編」に向けて全てのカケラが集結し、そこからはまた無限のカケラが広がる。と発言してたわけだけど、弾丸掴み(原作:梨花)or逸らし(旧アニメ:羽入)or偶然外れた(業アニメ)でもう3パターンもある…😇
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) October 15, 2021
でも今回でハッキリしてしまったのが、私たちが知ってるあの祭囃し編の向こう側にこうなる可能性が明確に存在しているという事実…
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) October 15, 2021
アニメは郷壊し編1話の導入で明らかに知らない過程を経ていたので、背けることも出来た😇
私は大丈夫だけど、気にしてる人も沢山いたのを知ってるので…
梨花が魅せたあの”奇跡”から、真っ直ぐ進んだ先の可能性の一つが「ひぐらし業/巡」!!!
正しさに恐怖を感じるのもまた一興。
しかしここまで来てしまうと、アニメ版にてエウアさんという別の雛見沢で1000年前に存在していた『原始のオヤシロさま(鬼神だの邪神だの)』が「かつて、其方は仲間を護るために鷹野の弾丸を逸らせたことがあったな。」なんて本編とは異なる世界の発言を残していること、「郷壊し編 其の壱」冒頭の梨花の発言が明らかに原作と異なることから…
(当たり前だけど)過去が変われば未来も変わる。
ということと
原作「ひぐらしのなく頃に」をそのカケラの外から見れば、あの一連の物語の過程の部分でさえも別の可能性が存在したかもしれないという、別のカケラ(過程が異なる「ひぐらしのなく頃に」)を見ることができてしまうこと…
まさに多元宇宙論的考えもできてしまって、もう私の頭の中の宇宙がパンクしそうです。
(※①ひぐらしのなく頃にa/②ひぐらしのなく頃にb/③ひぐらしのなく頃にc みたいな感じ。)
後、羽入についてエウアに”分身”と呼ばれていたことについても、もっと外側から世界を見れば羽入でさえも何人も存在しているとか、全然考えられてしまうわけで…
単純に寄生虫概念で考えれば分裂増殖する可能性があったり、宗教思想概念で考えれば分派で枝分かれしていく可能性とか。
…あんまり深追いするとキリがないのでこれくらいにしておきます😧
(凄く個人的な意見ですが、正直祭囃し編だけは唯一無二であってほしかった。。。旧作アニメの弾丸逸らしの時点であれだったかもしれませんが笑)
ちなみにアニメ版「郷壊し編 其の壱」の梨花の発言内容については、鷹野の放った弾丸が”本当に偶然外れただけ”であり、梨花の力で起こした”奇跡”ではないから「まだ足りない」なんてセリフに変わってしまったのかなぁなんて…今になって思います。
①祭囃し編
梨花「…あれだけ苦労した旅だったのです。…その程度の奇跡じゃ、ちょっと足りない気もしますですよ。にぱ〜☆」
羽入「あ、…あぅあぅあぅ…。…充分ですよ…。こんな奇跡、僕の身には…充分すぎて…」
②郷壊し編
羽入「こんな奇跡、僕の身には…充分過ぎて…」
梨花「あれだけ苦労した旅だったのです。まだ足りない気もしますですよ。」
1-2.新しい風
なんと、昭和58年時点で公由家と園崎家から「ダム戦争終結式典」の提案が…!?
アニメ版との変化を比べた時に、梨花に「皆殺し編」の記憶の有無(お魎の真意を知っているか否か)が関係しているのかなともチラッと考えましたが、業/卒も業/巡も彼女は記憶を持っているのでそれは違うみたいです。
元々お魎さんは昭和58年以前から、村の空気の入れ替えをしたいと考えていたので(※カケラ紡ぎ 「新しい風」より)、5年目の祟りが起こらなかったこのタイミングで大人から大きなきっかけを作ろうとするのは自然だなぁと感じました。まさに転換点。
長年村を治めてきた御三家としての決断力が見えていいですね。
1-3.梨花の夢
そもそも100年の惨劇の渦に飲み込まれている間は、高校生や大人になった自分を具体的に想像する心の余裕もないし、明るい未来を夢見たところで世界は閉ざされていて、どうせ殺される運命だと思っていたわけで…
その時の梨花は、目の前の幸せ(昭和58年6月を乗り越え、雛見沢で平和に仲間たちと過ごすこと)しか考えられないよねって。
まずそれが叶ってこその、もっと先の未来がある。
「祟明し編 其の壱」を思い出しつつ…正に夢を見る権利がなかったということですよね。
これから成長していく梨花に対して、そっと背中を押すように話す羽入😭
最後のその瞬間まで、”母”だった………
という羽入とのやり取りを思い出していたと…!!!😭😭
羽入が去ってしまったことも相まって、相当影響を受けているようで。
100年間の記憶と戦いを共有し続けてきた唯一の存在が消えるって、計り知れない衝撃なんだろうなぁと…
沙都子もずっと心配してくれていたことでしょう。
けれど、誰も『古手羽入』のことを覚えていないと知ってしまっているから、いくら沙都子とはいえ、「話してもわからないのです…」って段階に逆戻りですか。。。
自分のやりたいことって何だろうと模索している段階でもありますし、まだ誰かに何かを話せるような段階でもないのもそうですよね。
「梨花?何か悩み事でもありますの?」って訊かれる度に「なんでもないのですよ。」「今日の御夕飯のことを考えていたのです。」なんて言ってかわしてきたのかな……(どこかのカケラで見たことあるやつだ…)
中学生の制服「魅音さんが選んでくれた」と「自分たちで選んだ」っていう違いも、部活動のように物語全体の構想に関係していそうな雰囲気があるね
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) October 15, 2021
詩音さんの”通ってる”学校…?
抜け出してこないと4年目の祟り関連とかがおかしくなるので、ミスかな?と思っておきます…そもそも詩音に聖ルチーア学園に通い続ける理由がないですからね。
詩音が興宮の学校に通っていて、たまにサボっては分校に来ている設定、ゲームのどこかに書いてあったっけ?と探し中です…見つからない🥺
どこまで沙都子に説明されてたっけなぁと…
魅音に「一般で入学するなら死ぬほど勉強しないと」と言われた沙都子…
マンガ版も、業時点で既に勉強アレルギーなんですかね💧
「誰かの成長物語が、誰かにとっては…」というどこかの記しし者の言葉を思い出しましたね…
今のところ、梨花も羽入も何も間違った行動をしてないのがまた。
いやーーーーほんとこの5人の発症顔も同時に幻視してしまうの怖いんですが、
梨花→沙都子のこういうところは同じなんだろうなぁって、やっぱり思いますよね…
皆殺し編の記憶を持っているせいで『沙都子は本当は強い子』という印象が強まっているのもあるのかもしれません。
(っていうか何で本史から完全な地続きなのに、鷹野に殺される自分のイメージを持ってるのよ!)
直近の、たった一度の出来事でも、梨花にとっては100年の旅の中で特別で強烈なものだったでしょうし。
本人が独白しているように、流されるままでもっと別の可能性を考えてみる、というのもできなくなってしまっていたみたいですからね。
「小さい頃の梨花はとても積極的で」という羽入の昔話からも、惨劇の世界は価値観を大きく変えてしまったと…
沙都子の『辛抱強さ』が再び逆効果になり得るのも怖いですね。。。
ところで………
雛見沢で楽しく暮らすことしか望んでいなかったというのは、梨花の初期からの願いだったのでいいのですが…
>村を抜け出したいと願った私
こっちがなぜか引っ掛かってしまったんですよね。
でも、考えてみれば「雛見沢でみんなと楽しく過ごしたい」と「(惨劇の起きる)雛見沢から抜け出したい、逃げ出したい」は梨花の心の中に両立していたと思えるわけで…
だから単純に、最終的に雛見沢を出ることを選んだのが罪だったと思ってしまっている状態。ってことですかね。
梨花は羽入のこと悪く思ってないですし。
難しく考えちゃうのが悪く働いたのかもしれません笑
>ちょっと生意気なことを言いたくなった100年の魔女の反抗期
あとこっちも。
ネタバレになるからルチーアの回想のこと隠していた。
とかであればたぶん解決します。
成長するにつれて心も変化するのはおかしくないので。
ルチーア行きはあのピュアな梨花ちゃまが真っ直ぐに抱いた夢だったはずなので(そんな魔女っぽかったか…?)って思っちゃいましたが、自虐的な表現でもあるかと思ったら腑に落ちました…笑
そういう意味で自分を”魔女”と言っているのならスッキリするかなぁと。
この視点が完全に抜けてましたね💧
とはいえ、こうなってくるのならマンガ版もルチーアで一緒に死ぬのが自然に思えてきます。
巡の梨花ちゃまがピュアすぎて、ルチーアの記憶もある程度持っていないと出なさそうな発言な気するので…
思考があっちこっち…🤣
色々と書いてみましたが、そもそも雛見沢を出ること自体は悪いことでも何でもないので、あまり真に受けすぎても良いセリフでもないですよね🤒
とりあえずこんなところで。
1-4.お誘い
まさかの、まだまだ小6で「これからたくさん遊べる!」という時期にルチーア高等部への道と受験を決意する梨花ちゃま…!!
めちゃくちゃ早い!!
書店のおじさんもびっくりだよ!!!
これは沙都子の言葉も頷くしかできないです。
小学生の時にそこまで考えたことない←
その後の沙都子の寂しそうな表情が😢😢😢
魅音が既に卒業し、次の年には圭一とレナが。
そうやって旅立っていく仲間たちを想像した後にふと隣を向くと…
沙都子には常に机に向かい続ける梨花が映るんですよね。
後3年もすれば、このままだと梨花までもが別の場所へ行ってしまう。
どんどん離れていく梨花を見て焦りもあったかも。
自分だけが取り残されていくような感覚。
にーにーが自分を置いて消えてしまったと思って、苦しんでいた時期もありました。
そこに雛見沢症候群完治の知らせを受け、注射も必要が無くなり村の外にも出られるようになるのなら、沙都子が決断するのはここしか無いなと思うわけです。。。
ここから3年間、自分からどんどん離れていく、遠い存在に感じていくのをただ見守る沙都子、相当しんどそうではある
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) October 15, 2021
梨花と離れるのが不安で寂しくて、後から自分でルチーア受験を決意しその流れでねーねーに電話したのかなと思っています。
詩音は断固反対と言っていましたが、魅音は沙都子が自分で決めたことならと背中を押してくれそうです。
ただこのままいくと、相当しんどい展開になりそうなのも凄くわかります。
(自分で決めたからには…)という想いもあるでしょうし、だからこそ誰かに相談しにくかったり。
梨花の夢を大事にしてあげたいという想いももちろんあるでしょう。
梨花の見えていないところでどんどん堕ちていく沙都子、、、😥
手を差し伸べても、やっぱり自分で断ってしまいそうで辛い。
この先がひぐらし業だとわかっているのも😥😥
あと、以降沙都子だけが拗らせていく展開だとすると、梨花ちゃまあんまり悪くない?って雰囲気になりそうな気もします。
逆にエウアさんの悪っぽさは上がるかも。沙都子の愛憎が彼女と出会う前までにどれほど感じられるかに依りますかね?
沙都子が静かに堕ちていくだけなら、そこに付け込んでくるのが恐らくエウアさんになるので…アニメ版よりもわかりやすい”悪い大人”に。
アニメみたいに”梨花様”になるなら、また言い合いの喧嘩に自然と発展することもあるかもしれませんが、今回は「夢を押し付けないで!」が無さそうなので沙都子が不利なのかな…?
とまと先生の思い描く梨花様が、どんな子なのかによっても変わってきそうですね。
といったところで、昭和59年6月8日でまた次回と…!
隔週更新なのが待ち遠しいですが、ゆっくり楽しんでいきましょう🤭
次回からは更新ペース早められたらいいな()
2.郷壊し編 其の壱-②
其の壱-②が更新されましたので、こちらに追記していきます!
2-1.寂しさ
アニメ版ではセリフとしては出てこなかったものの、この梨花ちゃまのセリフは放送当時にも同じことを考えている方が結構いらっしゃったなぁなんて思い出しました。
そういえば、圭一は転校当初から下級生の男子には「怖がられているのだろう」と感じて距離を保ってきましたが、結局卒業する日まで富田・岡村以外の男子とは特別関わらないままでしたね😲
圭レナ卒業式の時も、一定距離を保ったままでした。
圭一側からのアプローチは見られなかったものの、教室では一番目立つ存在であったことは間違いないでしょうし、彼らはもちろん怖がっていたとかではなくて「気になってはいたけど、彼らのグループが完成されすぎていて(特に年上女子が囲っている辺り)近寄りがたい存在だった」とかなのかなぁって思いました。
現実にもあります、、笑
自分は別に誰が話しかけて来ようともウェルカムなんですけど、周りにいる友人たちが壁のように見えるらしい。笑
レナとか、絶対下級生の男子には大人気ですよ…!!憧れのお姉さんタイプですよ!!!
密かに初恋を体験してた子いるよぉぉぉぉ!!!!
上のコマの右端に居る2人とか!笑
この後レナに話しかけられて顔を赤くしていたかもしれないと思うと可愛いですね🤭
さて、ちょっと飛ばしてしまいましたがりかさとの方にフォーカスを戻します。
見えなくなるまで遠ざかる背中を見送る沙都子;;
やっぱりこの物語、昭和58年という1年間があまりにも重すぎる;;
惨劇さえなければ大好きな仲間たちとずっと遊んでいられるし、こんな日々が終わらなければいいのにって私だって思ってしまう。。。
一貫して沙都子=数学が苦手なんですね!
小学生から躓いてしまうと、その後ずっと苦しくなっちゃうんですよね…
基礎って大事😢
わがままお嬢様「北条 沙都子」と、北条家の御屋敷に家庭教師として雇われた大人の「古手 先生」で一本書けるでしょこれ……😎
屋敷のメイド?ドジっ子な鉄平ちゃんで…←
雇い主は悟史くんなので、とんでもない先生を招いてしまったと気づかずにゴニョゴニョと……はい。
>梨花「沙都子は途中式を省くから間違えるのです。」
沙都子は結局、カケラ如きが残っていようが大したことは無いと、そもそも気にも留めていなかったようでしたね…
2回目以降で途中式(神剣 鬼狩柳桜を引き抜くシーン)を省かず、敗北の可能性に気づいていたら。
巫女衣装を纏ってのバトルは描かれなかったのかもしれないですし、鬼狩柳桜の本来の形に気づけたかもしれない。
別の解決方法にシフトできたかもしれない…
あのカケラの存在は、殺し合いを加速させてしまったなぁと。
剣は作り出された幻なのに…あんな使い方……やっぱりあの戦いは悲しいなって。思っちゃいますね~。
2-2.悟史
ここで悟史が帰ってくるという夢にも焦点を当ててくるんですか…
これを見せられちゃうと、祟騙し編の電話のシーンも見え方が変わってきますね。
例え演技だったとしても、その裏側に本音が同時に存在していることはアニメ版卒でも明らかだったので。
業の時点でも、沙都子の中に「悟史が帰ってきて一緒に過ごす」という夢はその存在が大きなまま残っていそうです。
ルチーア学園で沙都子が落ちこぼれてしまう一連の流れには直接関係無いと思いますが。
そういえば、ルチーア学園で梨花様の取り巻きが裏で沙都子を虐めていた説が有りますけど…
こういう梨花のセリフに対する沙都子の反応を見ていると、なんか本当にありそうな気がして怖いですね😰😰
梨花「…あなたは…叔母の虐めを悟史の背中でやり過ごしてきたことに深い罪悪感を抱き──その贖罪のために鉄平の虐めに耐え──虐めに屈しない────助けを求めない自分になろうとしているんでしょ?」
これに対する沙都子の間と答えがそのままルチーア学園での沙都子の姿だとしたら…
何度繰り返しても、にーにーは帰ってこないと知っている沙都子だったら…
梨花の夢は叶うのに、私の夢は叶わない。この理不尽さも直接沙都子を苦しめていそうな。。。
マンガ版の沙都子は「さよなら、にーにー。」と、一時的にでも兄と決別したアニメ版の沙都子とは違った感情を持っている沙都子っぽいですよね。
祟騙し編の終盤、大石に襲われた梨花ちゃまを救おうとする圭一を全力で引き留めたのも、心からの願いなんだろうなぁという想いが強まってきます。
ただ、沙都子が梨花を惨劇の渦に閉じ込める理由は、猫騙し編での告白の通り梨花が雛見沢を離れたことにあるはずなので、ひぐらし命に出てきたどこかの世界の魔女沙都子(巫女服ver.)みたいに「雛見沢症候群を隠していたから~」のような理由ではなさそうですよね。
(ほんと、卒に似たカケラもいくつ存在するんだか…)
このセリフも、今回は別の意味で確信突いちゃってる感が増してきた😰
沙都子はここで、梨花に言いたいことがあったんだろうなぁ。
郷壊し編の時点で沙都子が抱いている”寂しさ”を梨花と共有できていないのも、今後の鍵になりそう。
巡の梨花ちゃまは今のところ、勉強の時間を確保したくて部活に参加せずに帰っているだけですし…まあ、この時点ではタイミング的に共有は難しい感じはありますが…
楽しかった日々を思い返す沙都子…😭
こんなあんな梨花ちゃま見せられたら着いていくしかない…
あら^~
ツンデレかわいい。ずっと一緒がいいよね。
でも、巡の梨花ちゃま、、沙都子に「一緒にハイソサエティな生活を送りたい」とか、沙都子との学園生活について全く触れていないの不穏だよ…
言ってないだけで、夢の一つに間違いはないんだけど…
ほんとに沙都子の片想い感強いですね😣
この気持ちに気づいてほしい魔女😣😣
2-3.入学
そんなこんなで怒りの詩音ねーねー登場!w
思っていたより怒ってましたww
お願い…このまま幸せな学園生活を送って…………………
梨花ちゃま、もう「なのです」の後付け感が…今は沙都子と話しているからこの話し方にしてるだけなんだろうな🥺
沙都子の言う通り、馴染みが早い。
またしても寮が別😭わかってたけど😭
いや~~~~~おさげちゃんのこの表情の変化~~~~~~!!!!
一目惚れしてんじゃん;;;;
悪い子じゃないって信じてるからね?!ねっ!?
おわりに
ストーリー再構成がとまと先生とのことで、卒とは違った解決方法と結末が描かれるのでしょう。
予想しきれない展開が待ち受けているのでしょうし、卒が終わってもまた数年間楽しめるの本当に有難いです…!!
ひぐらし界隈のSNSをかなり見ていらっしゃる雰囲気がありますので、もしかしたら色々と気になって方針を変えてしまうこともあるかもしれませんが、個人的にはそういった言葉や意見は気にせず、とまと先生の考える解答を描き切ってほしいなと思います!!
(こういうのをこっそりファンレターで送るべきなのかもしれない)
本編、次回は11月12日(金)更新!続きが楽しみです(震え)
ご覧いただきありがとうございました!🌸
『ひぐらしのなく頃に 業/卒』生放送での対談を受けて
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
10/8(金)に粗品さんと竜騎士07先生の対談生放送がありました。
こちら最後まで観たんですが…まぁ色々と興味深い内容でしたね…!
事情はあるでしょうけれど、無料で放送した方が良かったと思います🙃
この作品との向き合い方とかがわからない人とか、いらっしゃったと思いますし。
そういう方はこういう放送に気づかないでフェードアウトしてるとも言えますが…
とりあえず個人的に拾いたい情報だけここにまとめていきます。
触れていない他のお話については共感しかなく、特に語ることもなかったので書きません🙇♀️
最初はマンガ版の考察記事にくっつけてたんですが、タイトルと内容が一致しないので記事を分けました。
(そんなこと言いながら魅音の注射の件は先に書いちゃいました🙄)
一応有料なので動画のキャプは載せませんし、こういった文章でも怒られるなら取り下げます…
1.圭一がタフな件と看護師について
「鬼騙し編 其の四」の圭一はレナに腹部を執拗に刺されて大量出血しているかのような描写であるにも関わらず、綿流し編の最後のように術後の腹部の痛みを訴えないという違和感しかないシーンだったわけですが…
どうやらパッショーネさんが竜騎士07先生のプロット以上の演出にされていたようで🙄エーッ
想定ではそこまで激しく刺したりはしていないとのこと。
綿騙し編の圭一のタックルもこの過剰演出の内に含まれそうです。
ちなみに魅音が分校の外のお手洗いに梨花ちゃまを捨てたのもアニメオリジナルで、プロットではマンホールを開けてその下の便槽に捨てる位の描写だったとのこと。
そして、最後の看護師は特に捻りもなく「山狗の関係者」もしくは「この看護師は一般人で彼女に指示を出した人が山狗の関係者」であり、雛見沢の出身である圭一が運ばれてきたためにマニュアルに沿って雛見沢症候群の症状が出ていないか確認した。
そうしたところ、圭一は首の痒みを感じて引っ掻いてしまった。
(※補足すると、雛見沢症候群は一般の人には知られないように隠れて研究をしているので前者の「山狗の関係者」の方が濃厚かと思われます。アニメ版解の「厄醒し編」の看護師もそんな感じでしたしね。)
ということは、文脈的に考えても圭一はやはり雛見沢症候群L3以上を発症したままレナと対峙してしまい、圭一視点の映像に一部幻覚が混じっていた。
これを表現したいがための、非現実感と怪我の箇所が違うという違和感を強める過剰な演出であった。
という所で、私としてはかなり納得がいくものでした。
ちなみに、別にこの後圭一は殺されたわけではないとのこと。
2.祟明し編の沙都子の嘘の証言について
先生の口からも
「そういうことだったと、後から来た大石に沙都子が話しましたよね。後から聞いた観測者である大石がそれを聞いたので、あのシーンがそう描かれてしまった。要するに、沙都子によって虚偽で上書きされたシーンだった。」
と出ました。
これは助かります。
鈴の音もプロットの段階で先生が指示を出されていたそうです。
結局のところ、エウアさんは「鑑賞(干渉)はしていたけど、介入はしていない。」というのも明言されましたので、鈴の音を選んだことには深い意味は無かったということでしょう。
ちなみに鈴の音は、圭一が鉄平にバッドで殴られた瞬間から、その後暗転するまで続きます。
ここまでが赤目沙都子による虚偽の映像とするのなら、それ以前の描写はやはり赤目沙都子による嘘の証言ではなく、惨劇を否定したい白沙都子側の描いた真実。
圭一は悟史の部屋からバットを持って来ていませんし、バットで先に襲い掛かったのは鉄平です。
このように、沙都子が思い描くだけでカケラの中の映像が書き換わることが示されたので、自分の騙し編解釈により自信が持てるようになりました。
忘れられないからこそ、白沙都子が自分の心を”騙す”かのように描いたのが「鬼騙し編・綿騙し編・祟騙し編」ではないでしょうか…?
同じ”騙し編”という名前でも「猫騙し編」が卒の「神楽し編」で見せられた惨劇と何一つ変化がなかったのは、赤目沙都子が白沙都子という古い感情を完全に封じ込めたから。とも思えます。
3.魅音への注射について
以下はこちらの記事に取り込んでしまったので完全なコピペです。
ちなみに魅音への注射方法について、10/8の生放送で竜騎士07先生は
「僕の最初の構想の中では、注射する方法は結構荒っぽい方法で。魅音が自動販売機にの方を向いて背中を見せている時に、沙都子が転んだフリか何かをして、魅音を荒々しく押し倒すように。それこそ擦り剥くくらいの勢いで。その時にどさくさ紛れて打った。」
と説明され、後からコロナワクチンの注射を受けた時全然痛くなかったと仰っていましたが、、、そりゃあ、打たれる側も打つ側もじっとしてるんだからそうでしょうよ………という思いしかないですwww(すみません)
それに、そうやって魅音に注射をする筋書きなのであれば、マンガ版はレナと梨花の目がある可能性が高いわけで。
3人が同時に自販機の前に立って沙都子に背を向けてでもいない限りは厳しいのでは…?と思います。ここは本当に信用ならないですww何も考えて無かったと同じくらいでしょうとw
逆に、沙都子があの状態で強行するのなら、マンガ版はそういう風に描かれるかもしれないですね。笑
魅音に怪我をしている様子はありませんが…🤣
ついでに赤坂とかは、個別には過程を書いていなかったようです。
沙都子が繰り返す中でそれぞれに合った注射方法を試行錯誤し、上手いやり方を考えた…という感じのようです。
「今回はそういう手品の話ではなかったので、テンポ優先で端折っちゃってもいいかなという所でした。」
ただ、以前から言っているように”どうやって注射したのか”なんてどうでも良くて。
私がずっと気にしているのは「注射なんてしてもしなくても発症していたよね?」という点です。
沙都子の魔女としての力、夢の世界では沙都子の想いが世界に反映されるという、新たな惨劇のルールを形成する”絶対の力”を認めつつの考察となっていることをご理解頂ければと思います。
私はH173擁護派なので😠(?)
4.目覚めたての悟史の記憶について
熊のぬいぐるみを買った時にはもう末期でしたから、もしかしたら沙都子と同じように事件の時の記憶は失っている可能性が高そうですかね。。。
でも、今となってはそれは幸せな事なのかもしれません。
私は末期の時の性質上、犯行時の前後記憶は抜け落ちているのかなと思ったのですが…ちょっと範囲広く取り過ぎたみたいです。
記憶を失っているというわけではなく、単純に永い眠りから覚めたばかりで朧げになってしまっているだけとのこと。
これから沙都子を中心に色んな人と再会し、日常を取り戻していく過程で思い出していくようです。
犯行時の記憶があるかはもう想像にお任せですかね。
ふとした時に思い出すこともあり得そうですし、ケアが大事になりそうです…
5.羽入の残り香について
「羽入とかああいう存在が現実的じゃない世界に居る時というのは、もう個人(?)とかそういう状態じゃないわけで。」
「羽入という強力な存在がもう他へ去ってしまったけど、まだその場に残っている、まだ力の残像が残っているというか、そのぐらいの解釈。残り香と言っているのは『あなたとはそう長くはいられません』ということ。」
ほーーーーん?
じゃあ、鬼騙し編で羽入の残り香が初めて姿を現した際には、ちゃんと強力な本体的存在の方は去ってた後だったということで良いんですよね。
しかしこれ、卒の「神楽し編 其の四」の最後にその”現実的じゃない世界”から”(一応)現実的な世界”に彼女は戻って(入って?)姿を見せていたわけじゃないですか。
これはどういうことなの?ってなりますよね。
角の傷を自分で直した割には、あの残り香は一度消えてしまったように描かれているわけで…
霧散したかのように見えた羽入という存在が、カケラ世界(精神世界)で再び構築されることには違和感はないのですが…
(結局沙都子の魔女としての人格は、以降カケラの海を漂ってうみねこのラムダデルタのルーツになるかもしれないと明かされたわけですし。)
そこからカケラの中に”実体を持って”入れるのがやっぱり不思議。
祭囃し編以降に残り香になってしまった理由が、単純に「力を使い過ぎたから」であればその力を取り戻すための条件は何なのか。
梨花たちが起こす”奇跡”がそれに当てはまるのであれば、そもそも祭囃し編以降で残り香になることはないわけで…
逆に残り香になってしまった原因がエウアにあるとするのなら、エウアがこのカケラに入る前に羽入が眠りについたことと矛盾するなぁと思いますし。
現状ハッキリとしない要素の一つなのかもしれませんね🤨
おわりに
多くの方が気になっていたことのほとんどが解消されたと思う良い対談でした!
キャラ解釈は流石の原作者という解像度で、旧作から全くブレておらず安心しましたね。
また20周年記念特番とかで、語ってほしいなぁなんて思います。
これからの展開も楽しみにしています🌸
『マンガ版 ひぐらしのなく頃に業/巡 考察』”私”じゃない。
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
今回は、「ひぐらしのなく頃に巡」が始まってしまう前に、これまでの情報から考えられることをまとめていこうと思います✨
マンガ版考察の姿勢としては、アニメ版よりもうちょっとだけ素直な解釈を心がけよう…という所で頑張ってみようかなと思います…笑(できるとは言っていない)
アニメ版とマンガ版の比較記事はこちら!
1.とにかく沙都子が白っぽい
卒の鬼明し編で沙都子のH173注射が堂々と描写され、以降全ての発症者に対して注射を使ったかのように描かれました。
そのイメージのままでいてしまうと
「はいはい沙都子が全部注射してるんでしょ?」
と思ってしまうわけですが…
マンガ版はそう簡単にはいかなそうなんですよね。
というのも、例えば猫騙し編でのこのシーン。
梨花が倒れているその周辺を囲むように分校のクラスメイトが並んでいます。
この一連のシーンは、梨花が体験したことのない発症者が次々と襲ってくるものなのですが、沙都子がH173を所持していたとしても1本だけであろうということから、発症させられるのも基本的に1人。と考えられます。
(※私の考察の前提として、沙都子はH173の使用方法を勘違いしており、1本だけで強制発症させられると思っている。富竹が雛見沢にやってきた時に『予防薬』と称して打たれたのはH173で確定している。郷壊し編 其の七より。)
ということは、少なくともこの時点で猫騙し編は全く別の要因によって発症者が生まれ、梨花を襲っている可能性があるということに。
また、綿騙し編、ダビンチでのこちらのシーン。
梨花ちゃまは紙パックの飲み物ですが、レナは形状からして恐らく缶の飲み物。
素直に解釈すれば魅音や沙都子と同じ自販機から購入したということになります。
こちらはアニメ版業の同一シーン。
飲み物を買っているのは魅音と沙都子だけです。
直前に沙都子は魅音だけを誘っていますが…
可能性として考えられるのは、魅音&沙都子組とレナ&梨花組で時間差で買いに行ったとか…ですが、ちょっと考えすぎだと思うので
沙都子は魅音だけを誘ったが、結果的にレナも梨花もついてきた。
元々卒の綿明し編でも直接の注射描写は無く、沙都子はどうやって注射したのか議論になっていましたが、マンガ版はアニメ版より厳しい状況に。
H173→対象者なし
赤目沙都子が注射器を手にした直後、意識をカケラ世界へ飛ばしていたが、そのエウアと会話している間にもカケラの中の世界は進んでおり、この間だけは惨劇を否定する白沙都子が自分の意思で動くことができたのではないかと考えている。
祟明し編で大石にわざわざ眠らせてから注射を打ったことからも、彼女に経口摂取で薬の効果があるという認識はない。
また、眠ってもいない魅音に気づかれずに注射は不可能。
よって白沙都子が注射器の中身を全て捨て、投棄した。
魅音も自然発症。
アニメ版もマンガ版も、注射してないのに魅音が発症した説。
私は引き続きこれを推していきたいと思います。
沙都子の繰り返しによる記憶の蓄積が各登場人物に影響を与えているので、梨花の体験した100年とは異なる状況になっています。
世界の前提条件が旧作から変わっている以上、記憶の累積が自然発症の対象者を変えてしまう可能性はあると思っています。
(これも私の考察の前提ですが、村人の雛見沢症候群が「郷壊し編 其の壱」で昭和58年6月頃から回復傾向に入り始めたという現象について、梨花は「1000年人間不信だった誰かさん(羽入)が、やっと素直になっただけよ。」と話しており、まるで羽入の心が雛見沢症候群を操っているようにも捉えられますが…
私はそうではなく、この雛見沢という世界から「誰かのせい」にする心が弱まったからと考えています。
4年連続の”祟り”が村人たちの恐怖心を煽り、今年も起きるのだろうとみんなが思っていたのに5年目の祟りが”起きなかった”。
オヤシロさまの祟りは終わったと解釈する人が徐々に増え始めたのが、「郷壊し編 其の壱」における昭和58年6月頃からの現象と読んでいます。
つまり、昭和58年6月19日の綿流し祭を超えない限り、雛見沢症候群発症の可能性は無くならない。という考えです。)
ちなみに魅音への注射方法について、10/8の生放送で竜騎士07先生は
「僕の最初の構想の中では、注射する方法は結構荒っぽい方法で。魅音が自動販売機にの方を向いて背中を見せている時に、沙都子が転んだフリか何かをして、魅音を荒々しく押し倒すように。それこそ擦り剥くくらいの勢いで。その時にどさくさ紛れて打った。」
と説明され、後からコロナワクチンの注射を受けた時全然痛くなかったと仰っていましたが、、、そりゃあ、打たれる側も打つ側もじっとしてるんだからそうでしょうよ………という思いしかないですwww(すみません)
それに、そうやって魅音に注射をする筋書きなのであれば、マンガ版はレナと梨花の目がある可能性が高いわけで。
3人が同時に自販機の前に立って沙都子に背を向けてでもいない限りは厳しいのでは…?と思います。ここは本当に信用ならないですww何も考えて無かったと同じくらいでしょうとw
逆に、沙都子があの状態で強行するのなら、マンガ版はそういう風に描かれるかもしれないですね。笑
魅音に怪我をしている様子はありませんが…🤣
ただ、以前から言っているように”どうやって注射したのか”なんてどうでも良くて。
私がずっと気にしているのは「注射なんてしてもしなくても発症していたよね?」という点です。
沙都子の魔女としての力、夢の世界では沙都子の想いが世界に反映されるという、新たな惨劇のルールを形成する”絶対の力”を認めつつの考察となっていることをご理解頂ければと思います。
私はH173擁護派なので😠(?)
さて、沙都子が白っぽいというお話に戻りますが…
他にも、沙都子による腸流しの時に「部活のみんなを…この手で……生贄に…!」というセリフが無かった事が挙げられます。
だからといって、沙都子が完全な白…というわけでもなく。
祟騙し編の最後の様子と、誕生日会での拳銃取り出しからの魔女の目から考えても、沙都子は繰り返す者となっていること。
ということは沙都子に力を与えた者(恐らくはエウア)がいること。
梨花を追いかける目的は有りそうなこと。
梨花が雛見沢からある地点で外に行こうとしたこと。
これらがアニメ版と共通しているのはほぼ確定でしょう。
ただ、アニメ版と違ってマンガ版は、もう一人の自分に乗っ取られている感が強いなぁと思うのです。
白沙都子の意思がマンガ版の方が前面に出ている感じ。
振る舞いが魔女っぽくないんですよね。これは梨花ちゃまにも言えることなのですが。
猫騙し編での梨花との絡みも、アニメ版より距離感が近かったり、艶やかさも少ないと言いますか…
それでも魔女はいるんですけどね…
もう一つ気になるのは、各編の事件現場ですね。
アニメ版の騙し編と明し編では事件現場に大きな違いがありました。
例えば、鬼明し編では梨花も沙都子も『りかさとハウスの包丁で』それぞれ自殺しましたが、鬼騙し編で堂々と映されたのは『前原家の包丁』でした。
こういった騙し編と明し編の違いというのは、恐らく業/巡にも適用して考えてみても良さそうで。
解答編である巡で見せられる真実も、業とは別のものになるのではないか…?という予想です。
なので、鬼騙し編は恐らくアニメ版と同じ「梨花が自殺」で「沙都子も自殺」。
ただし、梨花は圭一とレナの惨状を知ってすぐに自殺は考えない。
飲み込めない予想外の状況に戸惑いつつも、ギリギリまで心の整理に努め、考えた末での自殺という決断をしたのではないでしょうか。
そうであるならば、梨花の以下のセリフも、死の直前の記憶は引き継がれないという設定と矛盾することはありません。
アニメ版鬼明し編では「自殺するつもりで教室を出た」と言っており、自殺の決断が早かったためにこのセリフは鬼明し編でも、猫騙し編の羽入とのシーンでも出てこなかった。
マンガ版の梨花ちゃまの性格的にも、即自殺は選ばないのではないかなと思います。
ではこのまま綿騙し編も見てみましょう。
こちらの方が違和感が顕著です。
まずは沙都子の表情ですね笑
まぁ~悪い顔してるように見えますw あとちょっと怖い。
それに、魅音がお腹を撃たれていそうということ。
両者の間に落ちている銃が、沙都子が所持していた本物の銃に見えるということ。
アニメ版綿騙し編では、沙都子が魅音を殺していないかのように見せられていましたが、マンガ版は出題編の時点でハッキリと沙都子が魅音を殺したかのように見せてきているのですよね…
「ひぐらしのなく頃に巡」が解答編として描かれる予定なので、出題編の時点で回答を出しきってしまうのはどうなんだろうというメタ視点込みで、事件現場の違いというのはマンガ版でも描かれるのではないかと考えます。
でも拳銃は持ってるんだよなぁ…梨花ちゃまは撃ったんだよなぁ…
あれだけ沙都子の魔女ムーブを見せつけられてしまった直後だと(どうせ全部沙都子の仕業に違いない…)って感情が邪魔してくる🙂!!
んーーーーー注射は否定するけど、魅音は殺してそう💧
普通に考えて、梨花ちゃまがいなくなったのに圭一に電話をしておいて合流しないのは不自然ですし、電話を通じて圭一が梨花の行方を知らないことを確認したので、魅音に梨花の居場所を確認しに行った…ここはアニメ版と同じ気がします。
りかさとハウスに鍵がかかっていて荒らされていないことからも、誰かに連れ去られたなんてイレギュラーもなさそうですし。
ただそうなると、このタイミングでは沙都子と魅音は入れ違いになっているということに。
これも沙都子の計画に少し狂いが生じている…ということなのでしょうか。
詩音も既に死んでしまっているタイミングでしょうし…
園崎家の周辺に潜んでいるのか、個別に梨花を探しているのかもしれません。
2.N鉄平
アニメ版がSSR鉄平なら、マンガ版はN(ノーマル)鉄平だと思っています…!
その最たる理由はこれです。
SSR鉄平ならかわいい沙都子に酒なんか買わせに行かないと思いますし、医者の言う事にも素直になっているのでお酒を自ら大量に飲むというのも考えにくいなと。
麻雀もどうやら沙都子抜きでやっているようです。
なのでこの痣も本物だと考えます。
ついでに沙都子は前原家からの帰りにこの叔父と会って無理やり連れ去られたような形であり、梨花の発言や回想の有無から考えても沙都子はその後りかさとハウスに戻れておらす、毎日のC120の注射も行えていない可能性が高いと思われます。
なので、教室での嘔吐は祟殺し編により近い現象として起きているのでしょう。
沙都子の言う事を何でも聞く優しい叔父さまではないため、ひぐらし卒で描かれたように大石が北条家に入れる理由もなく(警察を入れたら虐待がバレる)、同時に沙都子の大石へのH173注射の機会も失われる。(鉄平が黒なら、沙都子と大石が接触するのは沙都子が児童相談所に助けを求めた後のみ)
そもそもアニメ版で沙都子が大石に注射することを決めたのは、大石が叔父さまに連れられて北条家に来るというイレギュラーが発生したから。
鉄平は警察に連行され、圭一はL5大石が神社に来た際には生きていて梨花を助けようとするので、大石に言葉での誘導ができない。5年目の祟りに該当する事件(鉄平vs圭一)が起きてないから。
なので、大石も自然発症のように描かれると予想します…!(但し、過程なんて関係無しの発症)
H173は本来発症過程なんて考える必要のない強制発症の薬であるはずなのに、ひぐらし卒であんなにもご丁寧に沙都子による大石の思考誘導が描かれ、彼の狂気度が増していくのはどう考えてもおかしいんですよ…!
私は諦めないぞ………🤕🔥
3.ルチーア…?
ひぐらし巡の連載開始日が10月15日に決まりました!
— 赤瀬とまと (@zorane_chama) October 5, 2021
今なら漫画版ひぐらし業が全話無料で読めます!
アニメ版のひぐらし業・卒しか見てない方もこの機会にぜひ、読んでいただけると嬉しいです!
掲載許可いただいたので巡の1話目ネームちょっとだけお見せします。#ひぐらし業 #ひぐらし卒#ひぐらし巡 https://t.co/nbfXRMhsyf pic.twitter.com/t0jPylQkgx
ゆっくり書いていたらまさかのネーム公開…!!
一旦郷壊し編のように大きな流れが描かれるかなとは思っていましたが、どうやらそのようで。
アニメ版は梨花の心情が見えにくかったのですが、マンガ版はしっかり描いてくださるようで伝わりやすいですね!
詩音のセリフから考えても、これは梨花と沙都子が聖ルチーア学園を受験するという話を聞いて反対しているという場面だとは思いますが、それにしても鬼騙し編も猫騙し編でも、ルチーアの回想や思い出というのが全く描かれて来なかったのですよね💦
ただ、梨花自身が雛見沢の外への憧れと夢を抱いていたこと、そして恐らくそれが聖ルチーア学園への入学であることは変わっていないと思います。
仮に梨花がルチーアに入学するまでで沙都子が闇落ちする可能性があるとすれば、「沙都子が受験に失敗する」でしょう。
これは郷壊し編放送当時にある程度考察されていた可能性の一つだと思いますが、業/卒でも明らかにされ、重要であった「約束→裏切り」の流れが生まれないので考えにくいなと思います。
沙都子目線では単純に自分自身の勉強不足か、好きな人のために頑張ってもできなかったという大きな壁(挫折)にぶつかるだけで梨花へのヘイトは生まれづらいと考えられるためです。
なので、梨花と沙都子が聖ルチーア学園に行くという所まではやはり確定かなと思います。
その上で梨花がルチーア学園での生活を覚えていないとなれば私としては答えは一つで、
①沙都子が繰り返す者となった後、聖ルチーア学園2回目の世界で梨花に裏切られたと思い、憎しみを感じた沙都子が先に自殺して小学生に巻き戻る。
(どうやら梨花ちゃま目線で進みそうな雰囲気なので、後追い自殺を見れそうな。。。そして明かされる記憶継承のルール…)
②次の世界で梨花が聖ルチーア学園入学への夢を語り始める段階で、自分の夢の中、雛見沢に閉じ込めるという意味で心中する…
ロケーションは、古手神社の前(誓いを立てる場所)か展望台(ひぐらしの象徴的場所)だったら美しいなぁ…とか。
他に沙都子らしい場所があるかは考えてみたいところ。
「実は描写してないだけで、聖ルチーア学園での生活の記憶持ってました!!」
って言われてしまったら泣きます🤭
まぁ、、今だけできる妄想ということで…笑
まとめ
マンガ版はアニメよりゆっくりなペースで描かれ、それはアニメ版の猫騙し編ラストシーンと重ねて分岐を強調して演出するためでした。
しかし、マンガ版を振り返ってみればこの分岐はやはり最初から仕組まれていたものだとわかりますし、巡は全く異なる解決方法で描かれるのかと思うととてもとても楽しみです!!😛
巡の第一話は今週の15日(金)とのこと…!
毎週か隔週かわかりませんが、きっと年単位で続いて行くのでしょう。
これからもとまと先生を応援しております✨
マンガ版考察記事も都度更新にする予定ですが、「○○し編 其の○」といった1話分の物語が分割して更新されていくと思うので、記事はアニメ版と合わせてその1話分が1記事になるようにマンガ版更新に合わせて文章を追加していく方針でいきたいと思います。
散らばりすぎても、ブログ全体で見た時に読みにくい&探しにくいになってしまうと思いますので。。。
(ちなみに、スマホ版でもPC版でもブログ内文章検索機能は付けてますので、必要であれば使ってみてください💭)
それではまた次回🌸
『神楽し編 其の四 考察』桜
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
お、おわ、、、、終わってしまった…????
ひぐらしのなく頃に業/卒 もしかして終わってしまったの?
業が終わってからすぐ開設した当ブログですが、多くの方々に見ていただけて大変驚いております。
感想等いただける方にも感謝しかありません。
さて、前置きとしてお話しますと、私はこの結末に”概ね満足している”人間です。
この記事もそんな感じで書いていきますので、何卒よろしくお願いいたします…!🥺
1.業/卒 全体の振り返り
昨年の10月から放送された「ひぐらしのなく頃に業」。
そして今年の7月からは「ひぐらしのなく頃に卒」。
最終回を経て10月1日を迎え、神無月に入りました。
あれからもう1年ですか…早いものですね~。
沙都子へのヘイトに耐えられなくて。そもそも考察というものをやってみたいというのもあって始めたこのブログですが、無事に完走できてとても嬉しいです。
私としては、物語全体としての着地点については満足してます。
ですが、周知の通り業と卒の出題編と回答編…
特に騙し編と明し編で散々見せられてきた謎というのが全て回収されないまま終わってしまい、アニメでしか描けないものもあったでしょうに…「これは巡の考察に持ち越してね。」という意味なんでしょうか。確かにまだ使えると思ってますが…
ここ最近の私が気にしていた「圭一が持つ本当の世界の記憶とその特殊性」「騙し編と明し編の違い」についてが、結局明確にわかるような形で描かれなかったのがなんともスッキリしないところではあります。
前者は「以前とは違う世界であることの示唆でしかない」という解釈で締めてもいい要素ではあるかもしれませんが、後者はさすがにそうはいきません。
しかしながら、一応ポジティブに考えることもできて…
こうやって時間をかけて考えてきたものが否定されなかった=解釈が守られた
という考えですね。
これは私だけではなく他の考察者様にも言えることであり、例えば「私はこういう前提でこういう世界が生まれて云々…」というのは一人ひとり考えが違うと思うのですが、今回の業卒だけでも、私は旧作からの設定を汲んで
”高次の世界に今でも存在する魔女「フレデリカ・ベルンカステル」がカケラを勝手に紡いで物語を創り出した”
という考えを持っていましたが、他の方は
「全てエウアが用意した物語だった」や
「誰がどうとかではなく、とりあえず祭囃し編以降に生まれた無限の可能性の内の一つに過ぎない」とか、物語の前提からして解釈は分かれているのですよね。
竜騎士07先生の「考察を楽しんでほしい」という想いが表れている…のかもしれません。
どこかのインタビューで、ひぐらしでは答えをだいぶ明かしてしまってそれを後悔しているとか仰っていたので、ああなるほどこういう風に隠されていくのかと…
ですが…!笑
いくらひぐらしがミステリー作品ではないにしても、集大成として一旦のピリオドを打つのであれば、もうちょっと多くの人が理解できてスッキリできる構成にしたっていいじゃない!というのは私も思います。笑
「ついてこれる人だけついてこい!」感があって、古参ファンを大切にしてるんだかしてないんだかわかりづらいです笑
みんなで肩組んで「良かったね!いい作品だったね!😭」って、純粋に多くの人が同じ目線で語り合いたいのにそれが許されてない感じがなんとも…
私は幸い楽しめていますが、楽しめなかったという方々のことを想うと複雑なんですよ。
とまあちょっとした文句はこの辺で…
「ひぐらしのなく頃に卒」が魔女ENDなら「ひぐらしのなく頃に巡」は人間END…みたいに解決へ至る過程から分かれていそうなので、これからはマンガ版に注目していきたい所存です。
では、本編の方をもう一度追いかけていきたいと思います!
2.絶対の奇跡
かつての祭囃し編へ至るまでの道を思い返す羽入。
ここはいいセリフだった…!
受け身だった自分から卒業し能動的に動いた今作の羽入は、エウアに対して力及ばずな場面が多々あったとはいえ、自分も戦うという前傾姿勢が強く感じられて良かったなと思います。
何より、諦めない心をみんなからもらったからというのがグッと来ますね。
その先に再び惨劇が待っていようとも、みんなの頑張り物語は決して無駄ではなかったよ!!
惨劇は辛いけど!!!
場面は移り変わり、吊り橋でのシーン。
うおぁあああ強い…語気も絵も顔面も強い……!!!!!
投げたぁぁぁぁああああああああああぁぁあああああああああ
そしてこの場所は祟殺し編で沙都子と圭一が対峙したあの橋…!!
武器を川に捨てるんだ梨花ちゃま!!!
しっとりじっくり話し合おう!😭
あっ、でも沙都子、、梨花を突き落として自分だけ自死とかやめてね?!?!?!
やめてよね????!??!!?
私は最後まで信じますよ…!
梨花はその剣で沙都子を本当に殺したりなんてしないって!!!
梨花は沙都子を物理的に殺さない。それだけは絶対に言える。
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) August 6, 2021
ここさえも悪い方向に行ったまま終わるのなら、そんなの私、「こんな辛いことになるなら、この作品に出会わなければよかった」になってしまうよ。。ほんとに。
信じてるよ。
よがっだああぁぁぁあああぁぁぁぁあああああぁ😭😭😭😭😭😭😭
一生信じててよかったあああああぁあぁああぁぁ😭😭😭😭😭
でも想いが溢れすぎて、強すぎて、感情のコントロールできなくて殴るしかできなくなってるのうおおおおおおおお👊😭
どうにもならなくて悲しい。
想いは痛いほど伝わっているのに、それを確かめられて嬉しいはずなのに、どうしたって離れずにいられる選択肢が生まれない。
…梨花ちゃま、沙都子が数学が苦手なことまでしっかり把握してたんだね…
見ていないようで見ていた…いや、あれだけ濃密な時間を過ごしていたら小学生の頃から何が苦手なのかくらいわかるか…
だから「計算ドリル」なんて小学生っぽい言葉を使うのね。
かわいいなぁ…ここまで来ると微笑ましい🥰笑笑
いや、郷壊し編の水車小屋前での喧嘩と内容が大して変わってないのが、ちょっとおもしろくて…ごめんね…事情は痛いほどわかってるんだけど、ごめんね…笑
────再びカケラ世界、羽入VSエウア。
な、なんか他の作品でも見たことあるよこういう渦巻く雲…!
ここ、めっちゃ泣きました。
梨花が起こした奇跡とは、神剣『鬼狩柳桜』で沙都子を殺さず、自分も殺さず、川に投げ捨て直接拳で語り合うという、エウアの予想を超えた選択肢を取ったことなのでしょう。
沙都子が梨花を、梨花が沙都子をこんなにも好きでいなかったら、有り得なかったかもしれない奇跡。
偶然に見えるけど、必然だったと思います。
エウアが郷壊し編で
「小さな影響や変化が累積していくことはあろう。猫はそれを『奇跡』と呼んでいたようだがな。」
と話していました。
傍から見たら偶然でも、2人の関係の積み重ねを想えば必然。
梨花と羽入の紡いできた日々も同じこと。
奇跡は絶対に起きたと、今はそう思えます。
これまでの日々やみんなの想いの結晶を力に換えて戦う羽入。
カケラに映っているのは騙し編の範囲内ですね。
文脈や映っている映像から考えて、誰かの罪を吸収したというわけではなさそうです。
羽入にとっての祓うべき罪とは、自分自身の最初の罪(梨花に力を与えたこと)から考えても、沙都子に力を与えたエウアの行いなので。
羽入の目線になって考えると、「沙都子にそんなことさせないで!」と叫んでいる彼女にとって、祓うべきはエウアのみであって、エウアによって沙都子は地獄に突き落とされてしまったと認識している以上、羽入が沙都子を直接責めることもできなければ、沙都子がやってきたことを沙都子自身の罪とすることもできない。
そう私は思いますが、皆さんはどうでしょうか。
(言いたいこと伝わってるかな…)
ついでに、沙都子の記憶を消しているという描写でもないと思います。
カケラはカケラ、記憶は記憶でちょっと別物なのかなって。
思い浮かべていることを物理的に本に記してまとめなくても、自分の頭の中には物語は存在しているよね…みたいな?
ちょっと曖昧ですけどね。この辺りは…
何より、記憶の累積は不可逆的であり、最終話の最後の世界が鷹野さんまでしっかりと改心している世界だったので、沙都子の頑張りも罪も無かったことにはなっていないと思います。
犯した罪の記憶はなくならないけど、それにきちんと向き合えば必ず許される機会が訪れる。
以下のインタビューの通り、そのテーマは一貫していると思います。
鬼狩柳桜は「人の世の罪の象徴」でもある。
だからこそ、綿流しが行われるあの川を下って、鬼神であるエウアを倒すというある意味伝承の再現となった今回。
剣が羽入の手元に流れて来たのは凄く自然な流れだなと思いました。
これはひぐらし業時点でのエウアさんの立ち絵ですが、折れた後の姿に似てなくもない…???
「抜刀!鬼狩柳桜ッ!!すべての罪を、喰らい尽くせぇぇぇええぇえぇ!!!!!」
ちっちゃ!笑 言祝し編の設定の逆輸入ですか??
というか、あぅあぅ?!?!?
生放送の伏線回収これですか?!www
以下生放送の38:00辺りから聴いていただければわかるのですが、美紀さんがエウアについて話した直後に、みかさんが誤魔化すかのように「あぅあぅ、えぅえぅ…」って言ってらっしゃるんですよ笑笑
というか、結局羽入の残り香が梨花に「今のあんたはあぅあぅ言わないのね」と指摘されても(えっ?)みたいな反応していた意味はなんだったのでしょうか。
これを今一度考えてみると…
今までの梨花や沙都子に当てはめて考えたり、旧作からの設定を活かすなら、「あぅあぅ」言わない羽入というのは「オヤシロさま(神様)」として発言する時の自分(人格)であると言えます。
今はそういう状況じゃないから、あぅあぅ言う自分はこの場に適切ではないと。
じゃあ、マンガ版の羽入が去り際に「あぅあぅ」言ったのは何だったのかと訊かれると…もうこれは作り手のキャラ解釈の違いなのかもしれない、という所に落ち着くような気がしてきました。。。
ただ、残り香の発言からして残り香ではない本体羽入(仮)は今もどこかにいると思いますし、その謎は残ったままなのですよね。
何なら、神楽し編のタイトルが判明した際に記事にして出したものを適用して、
古手家の隠された秘宝…三種の神器から考えて原作に登場していないのは「鏡」だけであり、今回実は裏でこっそり使われていて、本体羽入(仮)によって造られた、梨花と沙都子の成長を促すための試練の世界だった。
と、まだ考えることができるのですよ。何この自由度…
賽殺し編の水車小屋の回る方向の反転が今回も表現されているというのを、ちゃんとヒントとして掘り下げるなら…今の私はこう考えます。
渦に消えていくエウアちゃん。。
一応、約束は守る子で良かったよ…🤣
他作品なら間違いなく、この羽入の”甘さ”が新たな繰り返す者を生み出していたに違いないですね←
3.和解
あーあーもう落ち着いて~~~🤕🤕笑
最後のクロスカウンター、どこぞのマンガみたいにギャグっぽさを出して描いてきたのもありますし、ここまできたらもう笑っていいシーンなんだなぁと、わかりやすかったですね。笑
遂に力尽きて倒れた2人は、喧嘩の傷はそのまま再び高校二年生の姿に。
繰り返す者の視点で考えるなら、
梨花が思い浮かべる中で一番大きな数字=100年
これに3を掛けるので300年。
人間の視点で考えるのなら、
受験勉強は中学一年生~中学三年生の3年間。
ルチーアへ行ったのは私たちの目線では2回だけなので2倍して6年。
これに3を掛けるので18年…
ここから少し考えましたが、文脈的には繰り返す者としての話をしているので前者の方が妥当かなというところではあります。
ということは、沙都子へのヘイトを高めるためだったのかわかりませんが、敢えて明らかにはせず、隠していたということになり?
「猫の100年の記憶鑑賞前」と「無限の準備期間」に受験勉強を…???(???)
うーん…いや、これだとやっぱり沙都子の心の動線がしっくりこないのですよね。。。
沙都子の努力自体は本当に素晴らしいことで、認める他ないのは言うまでもないのですが、そうなると結構無理やりねじ込んできたなと💧
というのも、「郷壊し編 其の伍」シャンデリア心中直後の自殺ラッシュの時点で、既に勉強や梨花のルチーア進学に対する怒り、勉強に対する自身の思いというのはかなり前面に出ていて。
あの精神状態から沙都子が自分の行いを一度省みて冷静になり、真面目に頑張ってみたら変わるかもしれないと、100回も中学の3年間を繰り返して受験勉強に励むという、見えない努力をしていたということ…?
んー、いや、こういう時こそ人間の物差しだけで考えるな!ということですね…!!
エウアに「条件付きで一人の梨花を追いかけられる」ようにしてもらった後からの"無限の準備期間"。
今までの沙都子のセリフから考えても、この期間だけで100年以上は費やしていると考えられます。
人間はロボットではないため、繰り返す者にとっての100年であっても、常にその時その時で抱く感情は変化し続けるもの。
梨花を分からせるための準備を進める中であっても、きっと何度も迷いが生じたり、自分の努力が足りなかったのかもしれないと自らを省みる瞬間はあったと思います。
そういった繰り返す中での心の変化が顕著に現れているのが、「郷壊し編 其の六」での鉄平との一連のやり取り。
そういった心の揺れが起こった際に、沙都子は自分が勉強をもっと頑張れば梨花と同じクラスに居続けられたかもしれないと再び考え、もう数えられないほどの時間を受験勉強に注いだのかな…と。
それだけ努力しても学力が上がらず、一緒にいるためには梨花の心を折るしかないという一点に帰結してしまったのではないかなと。
念の為時系列を素直に整理すると…
①ルチーア1回目 高校二年生時に祭具殿からカケラ世界へ、エウアと出会う
②ルチーア2回目 高校一年時にシャンデリアの下敷きになって梨花と共に死亡
③梨花に「私、お勉強は頑張ってもできませんの…したくもないんですの…ッ!
大っ嫌いですのよ…ッ!!!」と、この時点で強めに否定。
④ここまでで沙都子のカケラ世界に生まれていたカケラは7個。カケラ世界に戻ってきた時、エウアに「猫の100年の記憶」を見せてもらう。
その記憶のカケラはその世界に実際に行って死なずとも、神様の視点で読めば知ったことになり、自分のカケラとして取り込める。
⑤次にカケラ世界に沙都子が現れた時には既に小学生の姿で、「猫の100年の記憶」のカケラを見たりその世界に行って繰り返すことで更に時間が経過。
⑥綿明し編 其の壱で回想されたように、銃の練習など、場合によっては中学生まで過ごすことも。
基本的に梨花を"分からせるため"の準備に過ぎないが、その中でも沙都子は人間なので感情の揺れ動きは何度もあった。
他にも大事なのが、沙都子は既に途中で経過年数を数えるのをやめており、且つ沙都子が実際に辿ってきた時間を証明してくれる人(エウア)は既に居ないということ。
つまり、沙都子が何年の時を繰り返してきたのかは本人にも私達にも分からず、想像でしか補ってあげられない状況。
沙都子の言う300年とは、あくまでも沙都子の体感時間でしかない。想像でしかない。ということ。
とはいえ、"無限の準備期間"は私たちが想像できないくらいの、それこそ何百年も経っていたであろうというのは本当。
少なくとも「猫の100年」を見るだけで100年を費やしているので、そこに準備期間やそれ以前の自殺ラッシュも含めれば、最低でも+100年は経過していても全く不思議ではなく。。
「楽しい時間はあっという間。」
というのは誰もが体験したことのある現象だと思いますが、つまらないことや苦痛に感じることに取り掛かっている時は、凄く長く感じるものです。
仮に沙都子の心の動線と見せられた描写"だけ"で考えても、純粋なルチーア受験勉強期間は合計6年ですが繰り返す度に小学校での勉強もこなさないといけませんし、準備のためとはいえ中学生まで上がったらまた一段と難しい勉強をすることになる。
沙都子にとって幸せを掴むための繰り返しには、必ず勉強という苦しみがついて回ってくる。
そのために、いつの間にか小学生や中学生のカリキュラムの内の勉強でさえも、受験勉強の内のように感じられてしまったのではないか…という可能性もあります。
日々の勉強を通して、ルチーアでの辛い記憶を思い出してしまっていたのではないかという考えです。
以上から、私の最終的な解釈としては
体感300年に感じてしまうほど、沙都子にとって勉強というのは繰り返す者として生きる間にも常につきまとってきた苦痛。
"無限の準備期間"で自己の様々な感情と向き合っていく内に、どれだけ梨花と過ごすためと思って数え切れないほどの時間をかけて頑張っても何も変わらず、とても辛かったんだね。
というところでいたいなと思います。
いくら頑張ってもできなくて苦しい、アレルギーのようだというのは、私も数学だけが本当に苦手でいくら人の手を借りたり時間を費やしても解けるようにならなかったのでよくわかります。。(沙都子の頑張りには到底及ばないと思いますが。)
これは個人的な体験談なのでスルーして頂いて大丈夫なのですけれど…
私が高校一年生の時、数学の先生にお願いして放課後に教えてもらっても、基礎問題くらいしか解けなくて何度も赤点を取ってしまって。
時間を頂いたのにこんな点数で申し訳なくてその先生に謝りに行ったら、突然胸倉を掴まれ
「俺が教えてやったのになんでわかんねぇんだよ!」
と罵声を浴びせられてしまい。
以来、計算問題を見るだけでちょっと頭が真っ白になってしまったことがありましたので。。
…そんな私の話はさておき。
最終回で「アレルギー」の話をされるなんて思わなかったですし、雛見沢症候群の症状とH173をアレルギー反応で説明してきた私にとってはテンション上がるセリフでした🤭
人の向き不向きを認められるようになった梨花ちゃま。
本当に気づくのが遅すぎたけど、それだけ盲目的になってしまっていたということですね…
みんなぁぁぁああぁ!!!!!!!
待ってた😭😭😭
みぃちゃあぁぁあん😭😭😭😭
部長さんだね、お姉さんだね😭
頼もしすぎる…!!
梨花ちゃまも、他のみんなの前であっても素を出してていい感じ。
ちなみに、時間帯を考えてもこのカケラ(世界)は「郷壊し編 其の参」の最初の世界とはよく似た別のカケラですね。
つまり、夢オチじゃないってことです。
沙都子が祭具殿に入った時点で既に日没となっていますし、カケラの世界は基本的に並行して時間が流れ続けるため、このカケラでは沙都子が雛見沢を見て回ると言った時に梨花も残ったか。
あるいは、最初は沙都子だけが残って、雛見沢を抜ける前に梨花が「私もやっぱり見て回りたい」とか言って降ろしてもらい、何だか不安になった3人が迎えに来た…という流れでしょうか。
かわいすぎか?????
先に卒業していた先輩からの言葉。
身に染みますね…
私、この翌日に速攻連絡しましたもん。
幼馴染で、私の親友って絶対思える子に。
そしたら「私も最近連絡しようかなって思ってた!これマジね。」って言ってきて笑笑
何年も会ってなくたって、お互いがお互いのことずっと気にしてたんだなって、凄く嬉しくなりましたね。
沙都子が先に手を伸ばすのほんと。。。
愛想が尽きたなんて言っててもほんとにそんなわけないし、2人とも本当に離れたくなかったんだなって。
3人の言葉を素直な受け止める2人で良かった。
これ、2人に"もう一度やり直したい"って想いが初めて同時に生まれて、それが現実になったってことなんだなぁと。。
4.卒業
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) July 1, 2021
なんか、夢みたいですよね。
本編でこんな綺麗な桜を見れる日が来るなんて1年前は思わなかったです。
鳥のさえずりも美しくて。
愛しかないなぁ、制作陣…
もうおなじみの2人の挨拶な気がしますね!
水車小屋は反転したままですね。
つまりは鏡の世界のままゴールと。
どこを切り取っても絵になる雛見沢、最強すぎません?
私の感覚ですけど、梨花ちゃまは冬服の方が似合っていて、沙都子は夏服の方が似合う感じがあります。
沙都子は着崩し方の影響100%なんでしょうけど…笑笑
ほんとはね、ここで梨花のネクタイを結んであげる沙都子とか見たかったんですけど、、まあ沙都子は小学生からこの日までの毎日を全力で楽しんだであろうその反動から、今超絶寂しいわけなので…
そんな素直な送り出し方は、まだできないんですよね…😩
もっと大きくなって大人になった時、梨花ちゃまがちょっと大事な仕事に出かける時なんかに、ジャケットを着させてあげる沙都子を勝手に妄想しておきます。
そういう面でも今後成長していくのかなって、色々と考えるのが楽しいですし、幸せですね!
中学生の時は梨花だけが受験勉強に勤しんでいたでしょうし、沙都子は複雑な感情を抱きながらも梨花のサポートはしていたんだろうなぁとか。
梨花と一緒に勉強はしないにしても、隣で寝ていないと不安で眠れなさそうな気もするし、案外拗ねて寝てしまうのかもしれない笑
梨花にしても、沙都子の勉強嫌いはよく理解している段階なので、日々の分校での勉強も今まで以上に支えてくれてたのかも。
旅立つ前に、今日まで2人で過ごしてきた家を見回す梨花。
2人分の食器がまた泣けてくるし、ランドセル捨てられないのめっちゃわかる………
日めくりカレンダーを連れて行く梨花。
2人で捲り合った思い出を、鞄にギュッと詰め込む。
また会える日を指折り数えて楽しみにしているのは、梨花の方が若干強かったりして。
でもあのカレンダー、1年分しかないから最後まで捲ってしまったらちょっと寂しいなぁって。
でもそうなったら、来年の日めくりカレンダーを買って寮に飾りそう笑
毎朝起きて、まず初めにカレンダーを捲る。
きっと沙都子も雛見沢で、同じように毎日カレンダーを捲り、梨花は沙都子を、沙都子は梨花のことを思っているに違いない…!
3年後に沙都子の元へ帰ってきたら、梨花が捲ってきた日めくりカレンダーを沙都子も引き継いで、また2人で捲り合いっこするんだ…きっと。
そして、ついに新幹線のホームへ…
この光景を初めて目にしたとき、言いようのない寂しさを感じてしまいました。
ごめん、かわいい。ほぉんとにかわいい。ときめいた。ありがとう。すき。
レナは梨花ちゃまの聖ルチーア卒業式に乱入して雛見沢にお持ち帰りしよう。
というか梨花ちゃま、絶対卒業式は「答辞」を述べる役もらいますよね。
ルチーアでの生活を振り返りつつも、進む先に待っている仲間たちや沙都子のことを、自身の決意に乗せてここに表すんだろうなぁと思うと、どんどん親の気持ちみたいになってまた泣けてくる;;
誰かビデオ、、ビデオを用意して;;
ああでも、こういうのは直接伝えられないからこそ趣があるというものですよね…;;
ずるい、どこまでもずるい。。。
さとこぉぉぉおおぉおぉおぉおお😫😫😫😫😫😫😫😫
今日は特に2人とも全く言葉を交わさないレベルの距離感でここまで来たんだろうな、、、😥
圭一、レナ、魅音とも100年以上過ごしてきたわけで、梨花にとって体感2回目であろうこの進学も、少しの間とはいえやはり寂しいんだろうなぁと…
魅音wwwwそういうところも”らしさ”全開で好きw
流石の圭レナ、息ぴったりな連携で魅音を引き離す…笑
バトル中のセリフからですね。笑
ちなみに以下ツイートはこのシーンについての補足です。
あーなるほど、梨花ちゃまの「ルチーアで素敵な友達ができるってあんたが教えてくれた」みたいなセリフ、郷壊し編でのルチーアの記憶が無いって判断になる場合があるのね💭
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) October 3, 2021
これ、単純に皮肉っぽく言ってるだけだなと思ったけどね、直後の沙都子の返し方の雰囲気からしても。#ひぐらし卒
2人が対等な関係の時、先に折り合いをつけようとするのは梨花ちゃまの方のようで。
河原の時もそうでしたが、彼女の方がすこーしだけ愛が重い感じはします。
ほんとに素直にうみねこ匂わせENDだった件について……
私は両作品とも好きなのでOKですが!
見つめ合ったまま遠ざかる2人。
沙都子は完全に見えなくなるまで、見送ったんでしょうね。
また必ず会える。だから今は追わない。
3人も後ろでそっと見守ってくれていたようで、改めていい関係だなぁと。
…あれ?なんか、曲が流れ出したけど………??
は?you?????島みやえい子さん????????????
いや、業BD4巻内インタビューで美術担当されてる方が「卒は贅沢にやらせていただいている」と仰ってましたけど、美術だけにとどまらず、音楽までもとは…!!
アニメ「ひぐらしのなく頃に」でOPを飾った方が、集大成である「ひぐらしのなく頃に卒」の終わりを担当するってそれだけでもエモい!!!!
ここから今までの登場人物の今が描かれていきます。
終わっちゃうんだなぁって、しみじみ。
「ひぐらしのなく頃に解」の祭囃し編 其の七ワンシーンを思い出しました!
お魎さんがいるの、いいですね。
というかこのシーンって解のアニオリでしたっけ…?
富田!岡村ァ!!
知恵先生のお手伝いとは、いい子達だ;;
少し顔立ちも凛々しくなって、これは将来モテますよ。
「おはぎ」と「前原家ご両親」!!!!
おはぎといえばお魎さん、そして園崎家なわけで。
恐らくはおすそ分けとして貰ったのでしょう。
この世界でも、名実ともに村の一員として認められ、馴染んだという証に他なりませんね…!
おお~~~リナさんと葛西さんが背中合わせで座ってるとかレアすぎる!!!
この喫茶店、椅子のデザインや店内のレンガから鬼明し編でレナが立ち寄った場所と同じで…
そしてリナと葛西が一緒に居るということは、アニメ版「ひぐらしのなく頃に」の罪滅し編でレナが訪れたあの喫茶店と、諸事情でデザインが違うだけで実は同じお店なのでは…?
ついでに言ってしまえば、リナはこの最後の世界では悪いことに手を出していないので、葛西とは初めから面識がなく、こうして平然と座ってお茶をしている…ということなのかなと思いました。
…と振り返っていたら気づいたのですが、、、なーんか見たことのある風景画が飾ってあるなと思ったら、これ郷壊し編 ルチーアの沙都子の寮室に飾ってあったものと同じじゃん……😰
しかも鬼明し編のこの時のレナも、郷壊し編の沙都子も、この入道雲の夢占いに当てはまる状況なので私の中での風景画夢占い説がより強固に。。。
もう1枚の絵の解釈もちゃんと合っていましたし、良かった~~~安心。
今更かもだけど、この沙都子の部屋の謎のイラスト…「夢占い」じゃん…!
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) June 30, 2021
入道雲→自分の内から湧いて膨らんでくる不安にあなたが振り回されていることを示している。
もう1枚も、一本道の先に夕暮れが見えてるから、明るい未来の先にみんなが待ってるのかも。#ひぐらし業 #ひぐらし卒 pic.twitter.com/7vy1zOOXRn
Pixivでイラストを見てた時、『この鷹野さんを「田無美代子」と解釈したい。』と仰っていた方がいてヘドバンしました。。。
美代子さん、お帰りなさい……末永くお幸せに…。
雛見沢症候群の研究がこの時どこまで進んでいるのかわかりませんが、雛見沢症候群をアレルギー反応とくっつけて解釈している私目線では、
鷹野さん主導で開発した『H173』でさえも、その研究過程や成果は決して無駄にならない。と思っているのですよ。
アレルギーは、敢えてアレルゲンを取り込むことで慣れさせる治療法もあるとのことなので。
明るい未来が待っていることを願ってます…!!
悟史くん!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてそれがわかると、また一歩、最高のゴールに近づくことができます。
そうです。"彼"はこの世界になら、帰ってこられるはずです。
「僕は戻るんだ あの笑顔のある世界に」
「With "You" -絆-」のセリフを回収しながら裏で「-卒業-」が流れてるの胸熱すぎ!!!!!!!!!!
過程こそ今では解釈変わってたりしてますけど、「悟史帰ってこれるじゃんこの世界!!!」って思い続けてきたのが現実に叶ったこの瞬間相当やばかった!!!!
あれから5年ですか…
最初に沙都子のことを気にしてるの、ほんと、にーにー;;
熊のぬいぐるみを買った時にはもう末期でしたから、もしかしたら沙都子と同じように事件の時の記憶は失っている可能性が高そうですかね。。。
でも、今となってはそれは幸せな事なのかもしれません。
寂しいね、😢
待って、沙都子の服めっちゃ好きだわ似合ってるわ、パーカーがオレンジ色なのも泣けてくるし。。。
夕暮れの雛見沢に溶け込む姿が凄くいい。
この世界なら沙都子も穏やかに過ごせるよね。
ねーねー!!!!!!!!!😨
”””鉄平のおじ様”””
そんな風に呼ぶ日が来るなんて…
すっかりみんなと打ち解けているようで…
興宮で暮らしてろとか思っててすみませんでした。
(あれはりかさとがルチーアに一緒に行く前提だったけど。)
みんな同じポーズ笑笑
なんだかんだこうなってしまえば波長は合うってことかぁ…
魔女となった赤目沙都子ちゃん、カケラの海にさようなら…
「北条沙都子の幸せのため」に繰り返していたので、ここで役目は終わりだね。
白沙都子の願いは「梨花とずっと一緒にいたい」だったわけだけど、あのバトルや殴り合いを通して、彼女側としても一段成長できた…ということだよね。#ひぐらし卒
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 30, 2021
梨花もこの時には、魔女としての自分を切り離し、その存在はカケラの海に飛び出して行ったのでしょうね。
いい笑顔だよぉぉ😭
帰る場所がちゃんとあるって素敵だね。
沙都子が3年間待つ為の居場所が、強さが必要だった。
おお、やっぱり祟明し編で圭一よりお買い物上手だったのは、沙都子直伝でもあったからなんですねー!
「そらのむこう」のメロディーが😭😭😭
梨花ちゃまはここにはいないけど、歌詞の1番が完全に梨花→沙都子だから心は傍に居るように感じる~~~!!
教えていただいたフル歌詞動画、ここに貼っておきます!!
卒OPの「Analogy」やEDの「Missing Promise」からも
離れていても繋がっている 笑顔咲くこの場所で
や
たとえすれ違い離れてても 君を信じられたなら
また会える日が来たかな 二人懐かしい顔で
何気なく過ごしていた あの時間を思い返すなら
ありのまま通じ合えてた まるで運命かのように
とか、他にもたくさんこの最終回の後を想像させるような歌詞がたくさんあって、もっと素直に考えてれば良かったのにな~私。。。
と、深読みしがちなこの作品の持つパワーと雰囲気に呑まれてたなって後悔しましたね笑
りかさとハウスは沙都子が手入れするんだろうなぁ、今までの北条家へのそれとは逆に。
梨花が帰ってくる場所だから。
冬なんて特に、倒壊なんてさせたくないからこまめにね。
なんなら叔父さまが積極的に手伝ってくれる。
「沙都子に除雪なんて危ないことさせられんね!」
そしてしばらくは北条家で暮らすんでしょうね。
あの家は2人の家だから。
それに今は叔父さまもいるし、詩音も、圭一もレナも魅音も…そしてにーにーもいる。
いや、”兄”って呼んだ方が今の沙都子にはいいのかな…?
大切な日めくりカレンダーを梨花が持っていったのも、そういう理由からだと思いました。
普通にカケラの世界の中にいる~~~~~!
エウアが邪魔で入れなかった、権利がなかったみたいな解釈で良いのかな。
みんなの雰囲気からして、猫騙し編の別れから梨花とは顔を合わせていないでしょうね。
考察初期はみんなの輪の中に戻る予想。
中盤はもっと大胆にフェードアウトし、梨花やみんなの元へは帰らない予想でしたが
親離れ・子離れはテーマの一つだとは思っていたので、この羽入の立ち位置は納得しました。
5.総括
まず一番大切なこと…
沙都子の頑張りを否定しないでくれて本当にありがとう!
確かに沙都子は罪に塗れてしまったかもしれません。
けれど、沙都子は繰り返す者となって梨花を求め続け、幾度となく世界を巡ることで
惨劇の起きない、平和で輝いた世界を作ってくれたんです。
梨花が死の運命に苦しむことのない、安心して生きていける未来を、沙都子が作ったんです。
リナも鉄平も鷹野さんも、せっかくやり直す機会を与えられたのに、全部無かったこと(完全な夢オチ)だったらどうしようと思っていましたが、杞憂に終わって良かったです。
私は少し、梨花を神聖化しすぎていたのかもしれないし、もう少しだけでも彼女のことを大人に思っていたのかもしれない。
それこそ、沙都子を普通の人間らしく、社会に馴染めるように引っ張り上げてくれるような存在だと思っていたのかもしれない。
私の中では、梨花も沙都子も高校入学までの段階で一歩歩み寄って…という想いがあったから尚更で。
『誰だって幸せになる権利がある。 難しいのはその妥協。』とは、本当にその通りだ思いましたね。
でも、解決方法を変えればそういう未来だってあり得たとは、今でも思います。
それこそ、沙都子が勉強アレルギーになってしまう前に、誰かに相談できていれば…とか。
梨花も沙都子もまだ心が年相応の子どもであったために、物語の構成はどうしても不器用で遠回りなものになってしまったし、その動機を説明するための郷壊し編はかなり重要で、祟明し編も同じくらい必要だった。
傲慢だったり、盲目的に信じてしまったからこその惨劇というのは、出題編の「鬼~祟騙し編」で一貫して描かれていましたしね。
大体梨花ちゃま視点での話ですけども。。。
「こうしておけば大丈夫でしょ。」という。
これから沙都子は、みんなへの償いの意味も込めて、みんなと幸せな時間を過ごすことをより大切にして生きていくと私は思いますよ。
この夢は覚めない。
だって、その先の価値に気づいたから。
2人の絆を永遠のものと確かめるために、夢の続きを見よう。
二人は、いつまでも一緒だ…!
おしまい🌸
『時系列&アニメ版との共通点と相違点まとめ』マンガ版 ひぐらしのなく頃に 業/巡
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
本記事は、タイトルの通りマンガ版「ひぐらしのなく頃に巡」に向けて
時系列と共通点・相違点をまとめてみたものになります。
沙都子については少し細かく見ているつもりです。
相違点については細かく見ると多すぎるので、主観で重要そうなものだけ書きました。
また、「かもしれない」はこの記事には書いていません。
あくまでも「描かれた事実だけ」を並べるよう心掛けたつもりです。
気づいたことがあれば随時更新予定。
おかしなところがあればコメント等で教えてください!
1.時系列
■鬼騙し編
■綿騙し編
■祟騙し編
■猫騙し編
2.アニメ版との共通点
■鬼騙し編
・冒頭の圭一の記憶が正しい世界のもの
(終盤のフラッシュバックの内容からもレナが手を広げたコマがあり、そのままの状態で倒れている。)
・圭一は登校時に沙都子のトラップに引っかかる
・神社の境内でみんなでレナのお弁当を食べる
・ゴミ山でレナの宝探し。そこで圭一は富竹と出会い、連続怪死事件1年目バラバラ殺人について知る。
・最初の部活は宝探し
(梨花は沙都子にトラップで負ける。圭一が一番に見つけたら魅音に落書きしていい特別ルール。)
・沙都子は梨花のびっくり箱を喰らう
・レナ、ボーっとする等雛見沢症候群初期症状を見せる
・沙都子とレナは保健室に行く
・富竹と鷹野が行方不明
・「すごいすごい頑張り物語だったよ!?」
・梨花、圭一の疑心暗鬼を解く
・圭一、鬼隠し編の正しい記憶をフラッシュバック。幻覚症状が出る。
・レナが死んで、圭一が生き残る
(前原家リビングにて)
・沙都子と梨花が死ぬ
(りかさとハウスにて。凶器の包丁はこの家の物ではない。)
・圭一、腹部の痛みを訴えない
・圭一、看護師の言葉で首を引っ掻いてしまう
・梨花、思い出している過去100年の記憶が正史のものと異なる。
■綿騙し編
・ダビンチでの部活(種目も一緒)
・魅音は圭一から人形をもらう
・圭一、エンジェルモートでバイトしている詩音(魅音)と出会う
・詩音(魅音)、おなかを空かせた圭一にお弁当を持っていく
・圭一、詩音に不良に絡まれているところを助けられる
・圭一と詩音、富竹鷹野と出会い祭具殿に侵入
・オヤシロさま像の反転
・鷹野さんによる昔話
・オヤシロさま像の頭部は最初から割れていた
・神剣『鬼狩柳桜』は納められていない
・公由村長行方不明になる
・梨花が魔女の目になり、圭一への態度を変える
・梨花はそのまま学校を離れ行方不明に
・場所は異なるが、魅音による梯子ガタガタ(セリフは大体同じ)
・魅音圭一を連れて園崎本家へ、圭一を地下に保護
・魅音と沙都子が園崎本家の廊下で死ぬ
・梨花が便槽から遺体で発見される
■祟騙し編
・バーベキューで圭一は入江から悟史の話を聞く
・詩音がバーベキューに合流する
・バーベキューの夜、沙都子はりかさとハウスに帰らない
・翌日、沙都子は朝登校せず、お昼に来て放課後に部活に参加せず帰る
・翌朝、沙都子が登校してくる
・児童相談所に訴える
・綿流しの日、大石は拳銃と血塗れのバッドを持ってやって来る
・圭一、秋になってから病院で目覚める
・レナも生きている「あんなの……意味がわかんないよぉ……ッ!!」
■猫騙し編
・最初は6月12日に目覚める
・赤坂、茜、公由村長、圭一、沙都子は全員マンガ版でも襲ってくる
・梨花魔女の目になって圭一に「特効薬はここよ 私の頭の中 私の頭を割って脳みそを啜れば治るわよ」
・りかさとハウス大炎上。赤坂に包丁で殺される。寄生虫の話、「君を助けに来た!!」
・沙都子の奉納演舞
・梨花の「雛見沢から抜け出したい」という願いは共通
・梨花、沙都子の奉納演舞で一度心を入れ替える「もう…間違わない……」
・6月23日、梨花は沙都子より先に起きる
・日付は違うが、放課後に圭一レナ魅音詩音沙都子梨花で川遊び(部活)
・6月24日沙都子の誕生会。みんなからの個別のプレゼントは同じ
・沙都子、びっくり箱で反射的に体を伏せ、かわそうとする
・魔女の目をした沙都子に拳銃を向けられ、殺される
・沙都子に殺されたこと含めてあのカケラの出来事を全部覚えている
・羽入の残り香に「神剣『鬼狩柳桜』」の話をされる。運命を自分で選択しなさい。
・羽入の残り香は梨花の元から消える
3.アニメ版との相違点
■鬼騙し編
・宝探しで圭一とレナにトラップを使う沙都子
・宝探し、梨花は一瞬マジックペンをゲットするが手放してしまう
・圭一は学校を半日ではなく、一日休む
・梨花と羽入の会話のタイミングが違う
・「私もまた 殺された」と話しているので、圭一とレナの死を知って直ぐに自殺を決意したわけではなさそう
・聖ルチーア学園については一切描写されず、梨花は祭囃し編のお祭りの記憶を思い浮かべている
■綿騙し編
・カレーの調理実習にて、沙都子は圭一のカレー鍋を自分の手でひっくり返すのではなく、「トラップ」を使う。(細かい手法は異なるが)
・圭一が魅音と詩音の違いに気づくのがダビンチでの人形購入イベントではなく、祭りの準備中
・沙都子、奉納演舞後にはぐれておらず、みんなと合流している
・大石、綿流し会場で魅音がいる時に鷹野富竹詩音に会わなかったか訊かれる
・みんなで梨花を探すのは学校ではなくりかさとハウス
・魅音と沙都子の死亡シーン、落ちている銃が「黒」で魅音はお腹を撃たれている
■祟騙し編
・沙都子、バーベキュー当日の夕方に「お夕飯の買い物」に行かない
・梨花「沙都子は昨日、家に帰ってこなかった」
・翌日、沙都子が放課後に帰ってしまった後に部活メンバーで北条家へ
・沙都子、酒とつまみを自分で買っている
・沙都子に痣がある
・沙都子は圭一に「撫でられてから」その手を弾く
・沙都子の嘔吐の時に詩音が来る
・圭一が叔父に対する殺意をこのタイミングで抱かない
・詩音「黙れ無力!!!」
・大石「自分が正しいことをしていると信じて 疑いもしないんでしょうねぇ…」圭一に直接言う。集会所で。中には入らず
・相談所の人(原山係長)がその場ですぐに北条家へ電話する
・梨花が直接沙都子に訴えかける
・沙都子、梨花に綿流しの日の迎えを頼まず、圭一に頼む
・詩音がスタンガンを持って圭一を追い回す
・沙都子「このお洋服 今日のために選びましたの!」
・梨花、奉納演舞中に大石に撃たれる
・圭一、大石にバッドで殺される「花を持たせるのも茶番に付き合うのも もう 終わった」
・鉄平はこの時全く出てこない
・秋、レナの回想に沙都子が登場。大石と梨花の目の前までやってきて…
■猫騙し編
・大石に殺されたことを覚えていない。記憶能力の修復は沙都子に殺された段階でされる
・大石に殺された直後、羽入に出会わない。沙都子に殺された後に出会う
・沙都子→梨花の距離感が極端に近い
・襲ってくる発症者とその順番が違う。特に赤坂
・一度に複数人が梨花を襲っているようなコマがある
・赤坂とのシーンは大きく異なる。出会うのもダビンチではなく、雛見沢展望台
・展望台で梨花と赤坂が話しているところに沙都子が買い物袋を持って現れる
・赤坂にりかさとハウスで一緒にご飯を食べる
・赤坂はりかさとハウスにお泊り
・さとりかめっちゃいちゃつく「梨花とわたくしは "親友"ですのよ!」
・放課後りかさと2人は買い物へ。神社の大階段前で沙都子は梨花に先に帰るように言ってみんなを呼びに去っていく
・沙都子が発症する次の世界。天気は土砂降りの大雨。
・沙都子、痛み止めを使わず、話しかけてはすぐに祭具用の鍬で梨花の頭を殴る
・沙都子「部活のみんなをこの手で…生贄に…!」発言が無い
・沙都子「これからも一緒に雛見沢で過ごしたいって…梨花も同じ気持ちだったって…………信じてましたのに…」
・6月24日に宝探しゲーム再び開催
・沙都子への誕生日ケーキをみんなで作り、用意してある
・羽入の残り香「1度だけ 記憶を失わずに次の世界に行くことができます」
・羽入の残り香「あうあう」言う
・次の世界の梨花のスタートは6月10日。沙都子が先に起きている。
・梨花は取り乱すことなく冷静。沙都子は今までと変わらない接し方。
『神楽し編 其の参 考察』夢
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月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
来週から、きっとみんなが待ち望んだ完全新展開!
梨花と沙都子の感情のぶつけ合いみせてくれ~~~~
でも魔女目でバトルだけは絶対やらないと信じさせて~~~~😭
先週の自分wwwwwwwwwwwwwwm9(^Д^)プギャー
こうやって未来の自分が過去を振り返って笑えるのも、記録を残す楽しみの一つなんですよねw
魔女なんて、新たに形成された人格なんてそう簡単には消せないし卒業できないし、あなただってそうでしょ?ってことですね!!笑 …はい。笑
なく頃にファン2年生がひぐらし業/卒を真剣に観ると、こういう面白い裏切りを体験できるってこと…!笑
竜騎士07先生の作風理解してる人なら、このバトル展開はあって当然くらいの認識のようでなるほどと笑
いや、これはなかなかスッキリしました🤣
リアタイ時はひたすらに笑わせてもらいましたが、当ブログは…というか私はこの展開でも楽しめている人なので、特に考察を放棄したりとかしません。
今まで通り各シーン振り返りながら私のできる範囲で落としていきます。
とはいえ、さすがに今回はどうしたって感想多めになってしまいますが。笑
ちなみに見出し多めですが、文量がいつもより多い…というわけではないのでご安心ください。
わかりやすくしたくてつけたただの目印です。。。
1.魔女
ええ、私はずーーーーっと思っていましたよ?
あの時、「猫騙し編 其の参」の腸流しで、梨花は魔女を卒業したんだと、勝手にね………!
「好奇心は猫を殺す」よく聞くことわざですよね。
そして赤字にした通り、猫は9つの命を持っているという意味も、ちゃんと「ひぐらしのなく頃に 業」で表現されているのです。
これ、まさかの”偶然”だった…?
すごい、びっくりしたw いや、そんなもんでしょうと言われてしまえばそこまでなのですが…
(めっちゃハマるじゃん!!!)とか思ってたあの頃が懐かしいですね…笑
でもでも!一時的でもそうであったと、猫は一度死んだのだと考えることもできます。
だって、本当に洗脳されてただけだったけど、すごくすごく、愛を感じる梨花ちゃまだったじゃないですか…お布団とか誕生日会とか…きっと他にも色々………
なんかあのまま沙都子と、多少語気は強めでも言葉でぶつかり合って…とかだと思っちゃうじゃないですか!!笑
……でもですよ、振り返ってみればその程度の感情のぶつかり合いなんて、随分と初期にやっちゃってるんですよね。
これで解決しなかったんだから、そりゃこうなる他ないよねと…
目には目を、歯には歯を。魔女には魔女を。
…と、「魔女卒業してました!」は否定されましたが、あの記事に書いた内容が全て死んだとも思ってないので、マンガ版ひぐらし業から続く解答編「ひぐらしのなく頃に巡」も発表されたことですし、まだまだ大事にしていきたいと思います。
今回の「神楽し編 其の参」でエウアが自身をオリジナル(原始)と表現した以上、エウアさんをこのカケラに呼び寄せてしまったのも、伝承の通り「古手家が他者に罪を求めたから」だと思ってますので。
しかしながら「ひぐらしのなく頃に巡」。
このタイミングで分岐が発生する可能性は大いにありましたけれど、後からひょっこり羽入の残り香(※まさかの「あぅあぅ」言う方)が表れて、記憶継承からの猫かぶりで回避するとは思わなかったですね…! あれはズルい笑
「鬼騙し編 其の弐」冒頭の以下のシーンから、鬼騙し編(鬼明し編)に入る前の段階で既に分岐が発生しているなぁとは思い続けていたのですが…予想を超えた分岐の仕方してきました…!!
今後マンガ版が直接アニメ版と接続することは無くとも、これは嬉しいですね。
ひぐらし卒が終わり次第、マンガ版の整理から始めていきますので、引き続き当ブログは更新し続ける予定です!📝
2.二人の世界
さて、本編の方を追っかけて行きましょう…!
多くの視聴者が100年待った猫騙し編の続き!
うん、あっさり死にました!!!!😉
「奇跡は全員が信じなければ起きない。」
仰る通りですね~。
この場に居る全員が元々状況を知っていたわけでもなければ、繰り返す者である2人に介入する術も基本的に無いわけですからね。
このシーンはあらゆる可能性が混在していて気持ち悪いなぁと思ってしまうほどでしたが、明確に殺意を持って梨花に銃を向けていることは明らかでしたので特に疑問は無いですね。
①沢
血塗れの誕生日会の次のカケラ、梨花は沢で目を覚まします。
日向と日陰で世界が区切られてる…
掴んだ幸せがあんなにも遠い。
このカケラの三人、これから何が起きるか、何が起きているのか知らずに、ずっと楽しそうに遊んでいるんですよ……つらい。
この日までずっと幸せな毎日だっただろうに…
詩音はたまたまこの日遊べなかっただけっぽい。
誕生日会の記憶、ちゃんと覚えていましたね。
そして、後5回だけ頑張ってみよう。それでだめなら、諦めようと決めたその数字が、実際に梨花の力の残り回数なのだとしたら。
梨花は、親友に拳銃を向ける沙都子の姿を覚えていられるのでしょうか。
初期から結構不安に思っていた記憶継承について、特にそういったことはなかったみたいです。
普通に羽入がどこにいようとも、力を使う意思が本人にあるのなら基本的に死の数時間前までの記憶は維持される。
ただ、これで死の直前の記憶も維持されるあの力が「一時的である」と羽入の残り香が発言した意図が少し不明瞭に…?
自分の力を、梨花たちが起こした奇跡のカケラたちを使って無理やり直しただけであって、元々持っていた自身の力ではないからいずれ失うものだろうという自覚がある…ということなのでしょうか?
それとも、これから起こす奇跡によって再び角が不完全になるのか…
隠れてたのかぁぁ! これは私も梨花ちゃまと同じ反応しちゃいました…笑
わぁぁぁこれ、昔の沙都子だったらこうやって拒絶されただけで絶望してたよね…?!
めっちゃ余裕の表情!
というか、記憶継承知っててこうなったら、取り敢えずワンチャン誤魔化してみるかって思ってたのがちょっと笑えましたw
ある意味沙都子らしいとも言えるのでしょうか。笑
ここの”間”が好き。
やるしかないのですよ、沙都子。。。
ここで一気に気持ちを切り替えたんでしょうね、不必要な感情一切捨てて。
ほんっっとに疑ってなかったですよね、あの瞬間まで。笑
一番あり得ないとも思っていたでしょうね…というか、考えたくもなかったはず…
100年の苦闘を乗り越えて、ようやく掴んだ自身の幸せを突然奪われて地獄に引きずり落とされたと思っているわけですから、激昂して当たり前でしたね…
いーや沙都子の表情wwww
正直めっちゃ好きですこの感じ笑笑
そんな、水着で馬乗りなんて…破廉恥だなぁ……
みんなが見てないからって、ここお外なんだよ???
最後に沙都子が自殺するシーン、海外版ではなんとしっかり描写されているらしいと知り、海外の反応を載せてる動画をチラ見してきたんですが…えげつなかったです。
お子様用フォークが沙都子の首を貫通してましたし、それはもう凄い表情でしたね…
日本版ではこれが血塗れのお弁当にすり替わっており、
nice Boat ならぬ nice Bentoになってたようです。笑
いや、血塗れの時点で全然niceじゃないんですけどwww
後ろぉ!
幸せが手元から離れていく…😭
②りかさとハウス(キッチン)
カケラは移ってりかさとハウスへ。
距離感…気まずい…笑
と思ったんですけど、他のカケラへの移動(巻き戻り)のシステムって、そのカケラに元々生きている自分を乗っ取るような形のはずなので
つまりこのカケラは、元々りかさとが夫婦喧嘩をしていたカケラなのでは…?!?!
一体なにがあったんだ…知りたい!!!
うええぇ、そんなわざわざ血が多いお肉を映すのやめて…w
音もえぐい。ぐちゃぁ…
ハッとする梨花ちゃま。
これが”巻き戻った”という合図ですね。
沙都子は追いかけ続けているあの梨花ちゃまでなければ意味がないので、今までのように先回りして待ち構えているわけですが…
ちょwwwおまwww
ひどいwwwwwwww
完全に夫に怒ってる妻の図。
ガンガン押し付けていきますねぇ…
③田んぼ
飛びすぎぃ!!!!笑
バットは優しく捨てましょう??????
学校の帰り道と言えば…
興宮の本屋に行きたいと沙都子に初めて言ったのもここでしたね…
まさかこんなことになるなんて…
④りかさとハウス(お布団)
沙都子、馬乗りになるの好きだね????(違う)
でもこれもう傍から見たら完全にDVな件について…😢
繰り返す者だからこそできる滅茶苦茶な喧嘩なわけだけど。
歪んだまま成長して、そこから更に苦しんでねじ曲がっていった結果がこれな訳で。
改めて、環境がいくらでも人を変えてしまうことの恐ろしさを感じますね。
⑤興宮の本屋
中学生沙都子イケメンすぎて大好き……………………………………………………………………………💘
「いつまでも傍にいる」
こうやって沙都子の主張を聞いてると、やっぱり2人の「一緒」の定義が食い違っているのがよーーーくわかりますよね💦
梨花は、同じコミュニティの一員として「一緒」にいれたらそれで良いように見えるけれど、沙都子はそうじゃなくて、いつ、どんな時でも梨花の傍で過ごしたい。
郷壊し編の時からずっと思っていましたが、ここの食い違いを解消できない限りは解決できないですよね…
⑥奉納演舞会場
と、止めたぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!🤣
あっぶなwwwww
沙都子、鍬のリーチさえも身体で覚えてる…!笑
そんな細見で持てるわけないだろ!
祭囃子おじさーーーーーーーーーーーーーーーーーん
大火事なのに、部活メンバーも心配しているのに、その様子も声も2人には全く届いてないのが逆に良いですね~~😊
⑦ルチーア学園(ホール)
遂に死なずとも他のカケラに巻き戻っていくように…
ちなみに放送時は気づかなかったのですが、ちゃんとあの取り巻き三人組も映ってたみたいですね…笑(※梨花様の左上)
「荒んだ梨花様も素敵ですわ…💕」って新たな扉を開いてる人いそう…w
⑧雛見沢分校教室
そしてついに2人以外の人間は消え、完全に2人だけの世界に…
あーあー沙都子ちゃん、、「嫌い」の言葉の裏側に
「梨花が好き!好きっ!!大好きッ!!!😠💢」が透けて見えるよ……
あっ!それは、一緒に乗り越えてくれるってことですか?!?!
夜になっても付き添ってくれて、沙都子のために自分の睡眠時間も削って教えてくれるってことですか!?!?
ルチーアに入った後も!!
曲解しちゃうよぉ!?
賽殺し編チェアきたーーーーーーーーーーー!!!笑
あらゆるカケラの世界のオマージュを取り込んでいるようですが、なるほど?
そういう意味でも集大成を表していると…?
この梨花の聖ルチーア学園への執着について、裏にどういった理由があるのかというのは散々議論されてきたことだとは思いますが…
例えば沙都子の過去から考えるのであれば、トラウマの引き金になり得る男性から遠ざけるために、つまりは沙都子を護るために聖ルチーア学園に行かせようとした説。
私も頭の片隅程度には考えてましたけど、たぶんこれ既に否定されてるんじゃないかなと思うんですよね。
というのも「祟明し編 其の壱」での梨花のこのセリフ。
ここで沙都子に嘘をつく必要は梨花に無いですし、これは本心から出た言葉だと思います。
なので特に裏は無くて、単純に梨花は100年の呪縛から解き放たれたから、知らない世界を体験したいという自分の夢をとにかく叶えたかった。それだけなのではないかなぁと私は思います。
本当に沙都子を想っての進学であったなら、梨花が1年以上も沙都子を放置するのは考えにくいですし…
後は、一度崩れた関係を修復する術がわからなかった…とか、沙都子なら大丈夫でしょうというある種の信頼のせいか。
一応、取り巻きからは「梨花様は沙都子のことをいつも気にかけていた。」とは出ていますからね…
この時だって、梨花は一時的だったとしても沙都子を置いていこうとしていたように見えるのですよ…
(沙都子のことだから、どうせその内折れて勉強するようになるに違いないわ。)
とか、思ってたんじゃないでしょうか。
だいぶ冷たい解釈に見えると思いますが💧
沙都子にとっての約束の”重み”に気づけていれば…ッ!!🤧
⑨雛見沢裏山
えーーーーーっ、梨花ちゃまルチーア学園での沙都子とのやり取り普通に覚えてたのーーーーーーー🤕?笑
今までのルチーア回想に沙都子が出てこなかったのは、単純に沙都子と絡む機会が無くなって、サロンを中心に自分の夢の事で頭が満たされていたから…ってこと??笑
あぁ、どうしようもなく思いがすれ違ってましたね😷
確かに梨花に聞こえていたのは…
この部分だけで、
ここは届いてないですもんね。
「鬼明し編 其の壱」のフラワーロードの喫茶店で、レナがリナさんの本心を聞けなかったあの時を思い出しますね。
お節介って、そんなつもりなかったでしょうにーーーーー!!!笑
⑩聖ルチーア学園(サロン)
JK沙都子夏服Ver.きたあああああああ
2人ともビジュアルが最強すぎる😥😥😥
⑪雛見沢分校屋根上1
罪滅し編オマージュきたああああああああ
やっぱりひぐらしは満月が似合いますね~~~
色々あったから仕方ないのはわかってはいても、100年以上生きた2人が喋っている内容が子どものままなんですよね😇笑
かわいい夫婦喧嘩ですよ、ほんと。笑
もうわかったから早くキスして??????????(IQ0)
でもほんと、この梨花ちゃまにこれだけの思いの丈を、なんの遠慮もなくぶつけられるのって、この宇宙で沙都子だけですよね。
逆も然り。
■カケラ世界にて1
えぇ…ほんとに出て来るとは思わないじゃん…
エウアさんの椅子2種類あるのも、多分積極的に楽しんでる時と、退屈に思ってる時とで書き分けられてる。
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) August 9, 2021
何となく見直してて「これから面白いことが起こる」時にはちゃんと1人用の椅子なのよね
そのうちクイーンサイズのベッドでも出てくるかなと思ったけど、そんなことは無かった🤣
退屈どころか超楽しんでらっしゃる笑
でも、本当にあと一話で終わるんだなぁ感がありますね、このベッド。
黄金の輝ききたああああああ
うええええそこ一番突かれたくないとこ🤮
おぉ言ったねエウアさん?!
奇跡は起こせる!起こしてくれる…!!
信じるんだ!!!!
⑪雛見沢分校屋根上2
馬鹿みたいな…って、そんな風に思ってたの?!←
いや、本当に今までそう思っていたわけじゃないのはわかってますが、あちこちツッコミ入れたくなる…笑
しかし、良いですね。梨花は自分の中で使い分けている人格をどちらも「私」であると断じられているのは。
沙都子は古い感情を否定してしまったけれど、梨花はどちらの自分も肯定してそのまま受け入れることができている。
その点では、梨花の方が沙都子より大人なのかもしれません。
沙都子も、ルチーアに行ったから梨花がおかしくなったんじゃなくて、元から100年を繰り返したせいでそういう性格になってしまっていただけだとわかるはずだから、そこを理解できればいいのかなぁと。
「あんたが…繰り返す者だと言うなら…武器は、あるのよ…!」
出たな!概念武装!!いや、哲学兵装と呼んでもいい!
神剣・鬼狩柳桜が「繰り返す者を殺す剣」だと定義するなら、それはその言葉通りの意味を持つようになる。
そういうことでしょう??
⑫祭具殿
ポーズよwwwww
変身したあああああああああああああああああwwwww
夢の世界は願いや想いが具現化する、現実となる世界とちゃんと辿り着いておいてよかった~~~😇
もう何が起きても受け入れられるよ!?
⑬ゴミ山(宝の山)
沙都子強すぎ🤣🤣🤣
冷蔵庫に入って致命傷回避とか、ヘビーレイン思い出しちゃった。
そして沙都子もエウアさんベースの巫女服を纏う…!!
目に優しい色ですね。
というわけでついにOPのドラゴンボール回収ですか~~~~🙃
いや、すごいなぁ…
いいね~~めっちゃ”部活”してるじゃん🤭
というわけで、部活動「宝探し」はここで回収されましたね。
これは名言。
神剣・鬼狩柳桜の本体とカケラもろとも黄金に包まれて一つに…!!
ってこれやっぱりシンフォギアなのでは??
⑭雛見沢展望台
⑮入江診療所
⑯園崎家地下牢(合ってます?)
⑰圭一の部屋
⑱古手神社大階段
■カケラ世界にて2
解説ありがとうございます。
⑲吊り橋
😦!!!!!!!!!!
2人で世界を紡ぎ直すのとかめちゃくちゃエモいからやって欲しいけど、そのために他のみんなを一旦置いていくのはちょっと悲しくもある。
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 17, 2021
ちょっと侮ってた…このクソデカ感情…しかもいい顔する……
世界を、宇宙を新しく創るビックバンを本当に起こせるのなら、それはもう2人は創造神も同然、まさに神楽し編。
沙都子もこの言葉に思わずこの表情…良かったね……
あぁもう、待ちわびましたよこの瞬間を。
最後の選択肢が提示されるこの時を。
わかっていたけど、最後の最後にここに辿り着くの、集大成も集大成ですよ。
神話を伝える禁書は数あれど、その記述にはあまりに違いが多い。
しかし、だからといって煙に巻かれてはならない。
どんなに記述が違おうとも、それらが伝えようとしていることは
たったひとつしかない。
鬼狩柳桜を永遠に禁じた、古手桜花の心を探れ。
それこそが、古手家頭首が悟るべき境地なり。
梨花の巫女服。
羽入ベースでありながらも、桜花の面影を感じるようなデザインなんですよ…
胸元の結びです。
気づいた時には息をのみましたよ…!!やってくれるなぁ!!!
あとこの吊り橋でのシーン、ゾンビ鬼の伏線回収と思ってます!!
鬼明し編でゾンビ鬼の結果が変わっている?というのをあちこちで見ましたが…。
これは、ある意味で"レナに殺された"って事だと思います。
細かく言うと『圭一の鬼としての心を、レナの言動によって“殺された“』
「あいつら…酷い目にあった…」という台詞からしても、りかさとにくすぐられたのも変わりないでしょう。
自分の鬼狩柳桜解釈と繋がる大切なシーンでした。
そしてこの場所は祟殺し編で沙都子と圭一が対峙したあの橋…!!
武器を川に捨てるんだ梨花ちゃま!!!
しっとりじっくり話し合おう!😭
あっ、でも沙都子、、梨花を突き落として自分だけ自死とかやめてね?!?!?!
やめてよね????!??!!?
私は最後まで信じますよ…!
梨花はその剣で沙都子を本当に殺したりなんてしないって!!!
思いの丈はぶつけ合ったけど、もう一歩歩み寄った対話をしないと😭
2人の想いのすれ違いが解ければそこは2人の夢の世界なんだから、願えばりかさと同じ寮室になれて毎日一緒にいられるし、梨花も自分の夢を叶えられるし、勉強だってやり方や考え方ひとつで今よりは楽しめるようになるはずだよ…!
苦手なものも、あなたと一緒なら楽しい!になれたら最高だと思う!
梨花と2人で乗り越えてーーーーー!!!
後は梨花の奇跡を観測した羽入がなんとかしてくれる😭😭(たぶん)
あと一つ言うなら、ちゃんとアニメ版業/卒で提示されてる圭一の持つ正しい世界の記憶についてと、「騙し編と明し編要らなかっただろ!」って言われ続けないようにちゃんと違いが発生してた理由はわかるように見せてほしいですね!
りかさと2人の問題は2人だけで解決できるのが一番良いと思いますけど、圭一たちが蚊帳の外なのは物語の性質上仕方ないにしたって、流石に私も寂しいので最終話でちゃんと絡んできてほしいです😰😰
RGB的にも今、赤色が足りていない状態なので…そういう視点からも期待したいところはあります。。。
他はある程度煙に巻かれても、巡の方で回収してくれそうなので良いのですけども…!
おわりに
ついに残すは「神楽し編 其の四」のみとなりました…!!
今回が超ハイスピードなバトル展開だったので、こちらも自然とクライマックスに向けて前のめりになっていくようでした。
賛否両論あるのは重々承知ですが、個人的にはこの驚きを楽しめた回でした。
最終回、どういった物語の閉じ方をするのか未知数ですが、前にも書いた通り、記憶含めて全部リセットして完全な夢落ちだけはやめてほしいな、というか流石にそれは無いでしょうというのが私の意見です。
それこそ、「業/卒要らなかったじゃん!」となってしまうので。
色々な意見があって当然で、どれも尊重されるべきものだと思います。
先生の作風に詳しくはありませんが、どうも読者同士で話し合ったりしてほしいみたいなので…。
あっ…画像、貼り過ぎちゃったかもです。ページ重かったらすみません💦
それではまた次回🌸
『神楽し編 其の弐 考察』記憶
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
「神楽し編 其の弐」、ようやく業の最終時系列に追いつきましたね…!
”あと2話"がトレンド入りするのも頷けます笑
毎話更新も今回を含めて後3回ですか?!
時間経つのが早すぎて怖い。。。
ここまで来ると自分の今までの考察を補強する流れが多くなってしまうのですが、そんな感じでも良ければ…
最後までお付き合いいただけたらと思います。
1.羽入の罪
ついに梨花が再び囚われている元凶と思われる人物に辿り着いた羽入。
神様がやっていることなので仕組みとか考える必要はないと思いますが、羽入がエウアを見つけられたのも、2人が元は同一の存在であるから…というのもひとつの理由に思えます。
似ている波長は共鳴しやすい。みたいな?
そして、またもや「フィーア」ですか~~~!
キコニアの話はここではしませんが、エウアの発言から考えると「フィーア」はエウアによって記憶を消されたのではなく、あくまでも別の要因によって記憶を失っていた。ということになりますね。
それが「フィーア」自身によるものなのか、またもや他の者、あるいは物質なのか…これはキコニアで後々わかることなのでしょう!
さて、ここに係る話として、先日実装された「ひぐらし命」のエウアのキャラストーリーについてちょっと触れたいなと思います。
画像そのまま貼るのは躊躇われるので、文章だけでお話します。
───雛見沢分校の教室にて、いつものように過ごす中で、沙都子は突然カケラ世界に呼ばれます。
そこに立っていたのは、紛れもなく彼女でした。
沙都子は無意識にも彼女を「エウアさん」と呼んでしまいます。
しかし、ひぐらし命のカケラに生きる沙都子はエウアと出会ったことは一度もないはずで、沙都子もどうして「エウア」という名前を知っているのかと思い、戸惑います。
沙都子(この人の名前を、私は知っている……そしてどこかで、会ったことがある…)
(でも、それ以外は何も思い出せない……どうして?この人はいったい、何者……?)
それに対してエウアは
「我も意識を繋げられる自信はなかったが……愉快であるな。一度成立した「縁」というものはこのような派生も生み出すということか。」
と話します。───
直近のひぐらし命のイベントストーリーやキャラストーリーが、どうやらひぐらし業/卒のヒントになっていそうなのがよーーくわかったので真面目に拾ってみるのですが…
このやり取りから「なく頃に」シリーズ全体の時系列を考えるなら、他の方も仰っているように
になり、ひぐらしだけで考えるなら
「ひぐらし→ひぐらし解→(祭囃し編以降は無限に可能性のカケラが生まれて分岐)→礼・業/卒→ひぐらし命」
となっていると考えられます。
また、一度「縁」が成立すれば、沙都子は無意識下に彼女の存在を記憶することが判明したため、郷壊し編時点での両者の邂逅は「沙都子」にとっては本当に初めての事であり、以降は他の「カケラ(世界)」の「沙都子」がエウアの名前を完全に忘れることは無い。
(※繰り返す者ではない人間が、他のカケラの記憶を思い出すことがある「記憶の累積」に似たような現象と思われます。)
そして、エウアが自身の記憶を喪失することは、記憶装置の役割を持つ角が完全である限りあり得ないため、「沙都子」のひぐらし内での多重ループの可能性はほぼ無くなり、業/卒以降もエウアはそのままの姿で健在なので、彼女は業/卒で倒されて消えることはない。(エウアさんがすっとぼけてない限りは。笑)
プレイヤー=羽入&エウア だった…ということですか。
竜騎士先生の「梨花は主人公でもなければ、プレイヤーでもなかった。」発言の真相のひとつはこれということですね。
少なくとも沙都子は自分の意思で繰り返していると考えているため、自身を当てはめるのならば「プレイヤー」と主張すると思いますが、より上位の存在からしたらそのプレイヤーさえも「駒」でしかなかったという。悲しい…
しかし、羽入にとっての梨花が「駒」という認識は一切無いでしょうし、あくまでもエウアさん視点での発言ですよね。
羽入にとって梨花は家族であり、娘のような存在なので…
エウアによって、カケラの中の世界を鑑賞させられる羽入。
圭一がスプーンでフォークかで迷うの笑うから!w
それにしても、本当に開頭シーン入れられてしまうのかと超絶ひやひやしましたよ💧
さすがに画面から目を逸らそうかと…
相変わらず顔がいい沙都子。。。
そして羽入は沙都子が黒幕ということに一切気づいていませんでした。
だから鬼狩柳桜で、繰り返す者を「殺すことができる」と発言できたんですね…
できれば教えたくなかったというのは、他の「繰り返す者」の存在を感じながらも、梨花にはそんな選択をしてほしくはない、という羽入の残り香の想いだったということでしょうか。
全くそんな素振り見せなかったのに、カットが切り替わると突然銃が表れてます…
もう完全に、魔女となった沙都子が思い描けばその通りになる世界ってことじゃないですか。。
この間にポーチから取り出すだけなら、わざわざここに差しておく意味って無いですよね。
さすが夢の世界。なんでもありですね。
や、やばいです…そんなクソデカ独占欲見せつけられちゃうのやばやばです……………🥵🥵🥵
う、うらやまs
今まで梨花のことを「猫」と呼んでいたところを、初めてエウアが「梨花」と呼びました。
確かに、力を与えた段階では完全に「古手梨花」であったので、使い分けとしては間違っていないなぁと。
自分の過去の罪を認め、だから「お前」の行いも過ちとする羽入。
これは…真実を知らない羽入からしたら、確かにエウアが沙都子に酷いことをしているように見えますが、最終的には仲間や敵だった者たち全員の幸せが在る世界に、エウアの力を借りて沙都子は自分の努力で辿り着いているわけですから…
近いうちにそれに気づかされることになるのでしょう。
…そして謎の力で戦い始めた!!wwww
負けたwwww
もーちょっと抗えるかなって思ってたんですけど、、あぁ、そんなことはないんですね😇
確かにらしいといえばらしいですけど。。。笑
エウアと羽入で認識に齟齬がありますね。
エウアは梨花の「弾丸掴み」を知らないのですね。
そもそも彼女が降り立ったカケラの世界が「郷壊し編」で、沙都子に見せていたのも「猫の100年」と呼んでいた、明らかに様子がおかしいカケラたちでしたから無理もないです。
分身発言きたーーーーーっ!!!!
・仏(や菩薩)が衆生を救うためにさまざまな姿をとり現れること。→仏、菩薩
・一つの身が二つ以上に分かれること。また、その分かれたことで生じた身。(主に)生まれた子や、派生した組織を指す。
ありきたりな言葉でも、改めて調べてみると結構深い意味があるんですね…!
ということで、流石にもう確定でいいでしょう。。
2人は元より同じ「オヤシロさま」であり、祟り神として解釈されていた原始のオヤシロさまと、時代の流れと共に後世に生まれた、慈愛の神の意味を持つオヤシロさまという両者の教義が矛盾し、取って代わられたり、昭和58年には人の心に同時に存在していたりした。
現代の雛見沢において、オヤシロさまは慈愛の神として存在しているはずなのに、
連続怪死事件のような事件が起こると、突然オヤシロさまの祟りと称するのは違和感があると思いませんか?慈愛の神であることを突然否定するんです。
伝説の通りであれば、エウアが再臨する条件は
「古手家」が、「人の世」が、再び他者に罪を求める愚を犯し、鬼の世に戻ろうとする時。
「人の世」は、昭和58年6月以降の雛見沢においてオヤシロさまの巫女である梨花によって「オヤシロさまの祟り」は無いことを伝えられ、事件も起きないのどかな村であったため条件の内に含まれず。
なので、残る原因は「古手家」のみ。
(今改めて見ると沙都子に相当なダメージを与えたセリフだなって、より強く感じますね……)
そして、この歪んでしまった梨花を生み出してしまったのが、ある意味「諸悪の根源」である「羽入」。
しかし、羽入が梨花に力を与えなければ結果的に沙都子もエウアと出会わないため、猫騙し編最後の世界のような、誰も傷つけ合わず、幸せに生きられる世界は生まれることはない。
加えて、そもそも祭囃し編にすら辿り着けないので、雛見沢のみんなは不幸なままその生涯を終えていた。
羽入もエウアも見方・捉え方ひとつで「鬼神(邪神・祟り神)」にも「慈愛の神」にも見えるようになっており、そのどちらとして捉えてしまっても、それは間違いではない。
ちなみに、互いが互いを名前で呼ばないことからも、やはり羽入も元から名前があった神様ではなく、梨花がつけた名前であると考えられます。
エウアは倒すべき存在ではない。
梨花と沙都子が許してくれるのであれば、羽入の罪もそれでおしまいなのかもしれません。
だからこそ、沙都子の最初の罪である「祭具殿のオヤシロさま像の右腕を壊したこと」を梨花に打ち明けるのは、もうこの物語のクライマックスしかないと思うのですよね。
思い出して欲しい…
2.記憶の交錯
カケラの鑑賞は続き、沙都子による腸流しに。
うおお…心の声は結局読み取っていくことしか許されないのですね…!😭
逆にあなたがそう思うならそれでいいよってことなんですかね😭
それなら、当初の見方ほぼそのままでいたいです…
(死の直前の記憶については間違ってましたが…)
でも今思えば、沙都子の心の中って常に意見が対立していて、心理描写として表してしまうとその一方の意見で視聴者的には確定してしまうんですよね…。
葛藤を描くには、その時やっている行動に準ずる想いと、反する想いの2つを同時に喋らせないといけないわけで…
それってなんか、すごい副音声感がある気がしちゃいました笑
本編に集中できない笑
結局、この間沙都子が羽入とエウアに出会うことはなかったので、巫女の交代の話も嘘でしたね…
カケラ世界へ戻ろうと思わなければ、戻らずに次の世界に行けるみたいです。
綿明し編の時は、エウアさんと話そうと思った時にカケラ世界へ戻っていましたからね。
一見残酷に見えるあの行為も、見方を変えれば愛に溢れていることがわかるんです。
①梨花が目覚める前に体を傷つけ、短時間で殺した。
→梨花が死ぬ直前の数時間の記憶を忘れることを利用して、辛い記憶を残さないようにした。※沙都子は、この時点では「梨花には死ぬ直前の数時間の記憶だけが残る」という事を知りません。
②痛み止めを用意して全部使った。
→少しでも痛みを和らげて楽に逝けるようにした。
③雛見沢症候群のL5を発症をしているという事実。
→梨花は、沙都子は病気のせいでこうなっているんだと思うため、結果的に梨花の心を守った。
④本当の涙を流した。
本当は殺したくなんてなかったんです。
新しいオヤシロさまの巫女による綿流しと称して殺すという動機も、その裏付けになります。殺すための理由が欲しかったんです。
沙都子は、繰り返す者になってからこの時まで、たったの一度も梨花を直接殺してなんかいません。
でも、心が限界を迎えようとしている沙都子はもう、梨花に罪を求めることでしか
逃げ場がなかったんです。
これが、梨花に力を与えてしまった羽入への罰…ということなのでしょうか。
それにしても、これはエウアさんのご趣味ですか…?←
なんでこう、ひぐらしの神様はみんな”そういう”罰を受けるんですか????笑笑
ほんとにエロ同人みたい。。。笑
ちなみに磔の十字架の形について、X型は「アンドレア」という名称らしいのですが、上下の横に伸びる板はよくわからなかったですね💧
ちなみに、磔は十字型よりY時型の方が苦しいらしいですよ^^
A) ラテン十字 (B) ギリシャ十字 (C) タウ型(T型)十字 (D) アンドレア(X型)十字 (E)エルサレム十字 (F) 教皇十字 (G) 族長十字 (H) ロシア十字 (I) マンジ (J) マルタ十字
ここでの「オヤシロさま」って、沙都子自身のことを指していたんですね……
なんで気づかなかったんだろう。。
そして「魂に刻み込んで」というセリフ、皆殺し編の最後の梨花の言葉と重なっていると言われてて(確かに…!!!!)となりました…!
比較をしてみると…
■皆殺し編
①沙都子→梨花 の順番で死亡。
②麻酔なし
③梨花は鷹野に殺されたことはおろか、皆殺し編の記憶全てを忘却。
■猫騙し編(神楽し編)
①梨花→沙都子 の順番で死亡。
②麻酔あり(アニメ版のみ)
③記憶の継承範囲が修復されていないマンガ版でさえも梨花は心に決めたことを忘れなかったため、記憶の修復はこれに無関係。正に”魂に刻み込んだ”と言える。
羽入さんんんここ最初「!?」ってなってしまったのですが、後にこれが「奇跡」と発言したことがわかるという痺れる演出なやつ~~~~👆
あっ、エウアさん、まだ梨花が猫さんだと思ってるのね…😥
これはもう梨花の勝利フラグが立ちましたね!!!
6月15日。
部活メンバーが揃って穏やかに過ごしているシーンが、なんだか久しぶりに思えます…
うん!間違ったことは言ってない!!
でも、この後ブーメランみたいに自分に返ってくる伏線にしか見えないですよね…笑
レナの”頑張り物語”が、ついに正しい形で…!
それを認める最初の一言は圭一の言葉というのも、グッと来ますね。。。
思い出す鬼明し編での沙都子のセリフ。
魔女になっても”約束”は守る女だ!!!!!!
6月23日の朝。
いくつか前の世界で、大石に殺された記憶が悪夢となって梨花を襲います。
「夢には必ず何か意味がありますのよ?梨花にとって大切な意味が…」
寝相が悪いかわいい…………………………………
一瞬で癒されちゃう梨花ちゃま…………………………………
沙都子、普段別々のおふとんで寝る時はめちゃくちゃ寝相悪いけど、一緒のおふとんに入ったら梨花の懐にスッと収まっちゃって大人しくなるタイプだったら死ぬほど萌える
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 17, 2021
このね!!!!!梨花ちゃまの手の動きが!!!!!!!
ちゃんと体勢も直して布団もかけてあげる優しさ。。。
昔はお腹をつっついて遊んでたけど、今はちゃんと風邪を引かないようにしてあげてるのいいね。笑
ダビンチにてプレゼントを選ぶ梨花ちゃま。
当初から本当にお祝いしてあげたくてクマのぬいぐるみを選んだんだと思っていたので、信じててよかった~~😭
そんな沙都子の言葉を受け入れて、梨花は本心で沙都子への誕生日プレゼントを変更しました。
忘れていた大切なことに気づかせてくれた。
そんな彼女に、喜んでほしくて。
6月24日。
梨花が教室で準備をする中、みんなは外でドッチボール!
ここの沙都子めちゃくちゃ俊敏に動いているんですよね笑
自信満々な雰囲気が実に愛おしいです。
今の沙都子なら一人でも全員倒せそうですねw
それにしても、制服でドッチボールって服汚れそうだけどいいのかな😯
家に替えはあるんだろうけど…
教室でびっくり箱の中身を入れ替える梨花に、再びあの時の映像が過ります。
これについて、初見では沙都子に撃たれるまで生きてたのかと思ってしまいましたが、それは間違っていました。
”後頭部の痛み”を訴え「私…大石に殺された…?」
ここまでだったため、梨花の死亡原因は確実に大石による撲殺です。
また、確実に記憶しているのであればフラッシュバックという形では思い出さないはずです。
ということは、この現象は「郷壊し編 其の六」でエウアが語っていた『記憶の累積』による現象であると考えられます。
鉄平と鷹野が別の世界の自分の体験を夢に見て、今を生きる自身の行動を変化させたのは、沙都子が幾度となくこの世界を繰り返した影響によるものです。
しかし、梨花がフラッシュバックした祟明し編での大石による惨劇というのは、この物語においてたったの一回しか起きていません。
じゃあどうして、その一回きりが梨花に影響を与えているのかというと…
これです。
沙都子と最も近しい人間が梨花であるからです。
梨花がメインの繰り返す者であった旧作においては、目に見える形では圭一が最も早くこの影響を受けていました。
そこから広がっていくように、他の部活メンバーも他の世界の記憶を思い出していました。
それに対してひぐらし業/卒では、準備期間中は梨花の記憶がリセットされる(沙都子→梨花の順番で死ねば、梨花はその世界の記憶の一切を否定し、忘却する。)ため、記憶の小さな蓄積すら梨花には起きない。
鬼明し編からの本番では、現時点まで誰も沙都子の悪行の数々を思い出している描写は無く、これが発生したのは梨花が最初の一人であると考えられます。
そしてもう一つ考えるべきことがあるのですが…
基本的にこの記憶のフラッシュバックというのは、他の世界の自分の「後悔」が主に引き継がれるはずで、大石に殺された記憶というのは梨花にとっては「後悔でも何でも無い」んですよね。
全てが上手くいったと思っていた矢先に襲われただけなので。
しかも、梨花は死んでいるので彼女が実際に体験した記憶ではない。
じゃあ誰の後悔かと言ったら、やっぱり「沙都子」なんじゃないかなって思ってしまうんですよ。。。
私のブログで言うところの「白沙都子」の方です。
わずかに残った沙都子の良心の部分が、梨花に気づいてほしいと願い続けていて、それが届いた「奇跡」だったりしないかなって。
さて、これでようやく沙都子のお誕生日会に追いつくわけですが…
ここで私が今回確認したかったシーンを思い出してみます。
・びっくり箱で沙都子が思い出すのは騙し編の映像か。
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 16, 2021
→上記の後者とほとんど同じ。鬼騙し編と鬼明し編での大袈裟な背景書き換えは恐らくここだけで、それに意味があるなら今日わかるはず。
大きいのはこの3つかなぁぁ😫
1つ目はクリアしたので大丈夫です。
しかしながら2つ目と3つ目ですね!!
いや、見事にどちらも再度描かれず、回避されました笑笑
とはいえ、騙し編と明し編で違いがあるところは明確に描き分けられてわかるようにしてあるので、逆を言えば、描かれなかったということは騙し編と明し編で”共通している”と捉えていいはずです。
(変わってないことは証明できないとか言わないで笑)
というわけで、
②梨花のモノクロ回想が出てくるならカレー勝負が騙し編・明し編どちらのカットか。
→梨花の記憶の統合の可能性や、魔女となった沙都子視点での描写に書き換えがあることの証明。
③びっくり箱で沙都子が思い出すのは騙し編の映像か。
→上記の後者とほとんど同じ。鬼騙し編と鬼明し編での大袈裟な背景書き換えは恐らくここだけで、それに意味があるなら今日わかるはず。
上記2点も現状私の中では通っているということになります…!
どちらも”違い”を見せられなかったので!
②については、「猫騙し編 其の参」の腸流し中のシーンですね。
魔女を辞めたタイミングで、今まで物語を塗りつぶしていた「魔女としての自分が描いた物語の記憶」という一枚の皮(フィルター)が剥がれたことを指すシーンであるならば、沙都子にもそれが適用されていくと考えられます。
フレデリカが死んだ後に見たモノクロの映像、これが本来の古手梨花が過ごした時間の記憶と、抱いていた夢の記憶です。
業の時系列的にも、沙都子の手によってフレデリカが死に、主人格の「古手梨花」に統合されたのだと考えられます。
シャンデリア心中に至った世界では、羽入の残り香の力によって記憶は保持されています。
しかし、古手梨花とフレデリカはそれぞれ独立した記憶を保持しているはずです。
なのに、沙都子と本屋に行き、聖ルチーアへの夢を語るシーンだけが重複して記憶されているのです。
つまり…
聖ルチーア学園への夢というのは、古手梨花も抱いていた。ということです。
③については丁度この後のびっくり箱の事です。
猫騙し編では、沙都子が床に伏せると同時に、”鬼騙し編の沙都子の記憶”が思い出されるシーンが見せられました。
しかし、神楽し編ではそれは描かれずに飛ばされ、梨花が”祟明し編の記憶”をフラッシュバックするというシーンに。
加えて梨花はこの時、神剣・鬼狩柳桜の破片を手に入れた際の祭具殿での独白も思い浮かべています。
このびっくり箱の件ですが、ひぐらし業/卒をもう一回観直した結果、教室ロッカー上の置物(本や箱など)が変わっているのは確かに「鬼騙し編 其の壱」だけというのを確認しました。
(中学生の時でさえも鬼明し編のような本の種類です。同窓会では撤去済み。)
もーこれ以上検証は要らないと思います…!!😰w
白沙都子による、梨花に気づいてほしいという願いがここにも反映されたのだと今は考えています。
「ひぐらし業/卒の構成、沙都子のトラップ説」は、ここまで展開を引っ張り続けている以上、ほぼ間違いないと私は思ってます。
「トラップは最後の最後でほんのひとつささやかに。」
それが実際はどんな仕掛けで、それが視聴者の多くが納得のできるものかはわかりませんけども…!
発動は最後の1話なんだろうなぁ…恐ろしすぎる💦
ということで、引き続き私の中では
騙し編は白沙都子の否定の記憶のカケラで、沙都子が魔女を卒業できれば記憶はそれに書き換わる、もしくはそれに近いことが起こる。
の予想で行きたいと思います…!
後はまだ出てきてない羽入の本体さんが、世界を正しい記憶で再構築とかしてくれますたぶん😵w
めっちゃファンタジーですが笑笑
今の梨花ちゃまでさえも、本当の世界の記憶を思い出せてはおらず、それを持っているのは圭一が一部と、羽入だけなので…
ただ、何度か言っているように沙都子の頑張りは否定しないで欲しいですね…みんなが幸せな世界のままが嬉しいです。
マンガ版と合わせる形で今回もここで終わりました。
私は魔女の卒業の方で合わせて来るかなと予想していたのですが、もう少し後のシーンでした😌
9月9日にひぐらし卒の最終編 其の壱を迎えると思われます。
そこからは完全に本来の古手梨花に統合されてからの物語と考えているため、9月10日の漫画版更新日ってどのタイミングだろう?と考えた時に、ちょうど猫騙し編の最終話っぽくて、2人が統合されるのなら綺麗だなと思いました。
このシーン、現状あらゆる可能性が混在しててめちゃくちゃですよね…!笑
沙都子からしたら、先に死んだら一生会えなくなるかもしれないという可能性、梨花を殺したらまた悪夢の世界を自分で作り上げなくてはいけないかもしれないという苦しみ。
誕生日会を開いてくれたこと、プレゼントを用意してくれたこと、梨花の腸流しでの言葉を信じたいという気持ち。。。
ここに白沙都子が介入してくると自殺も選びそうですし、あれだけ梨花の弾丸掴みの奇跡を思い浮かべさせておいて、それが描かれないのもどうなんだろう…と思ってしまいますし。。
梨花は自分の罪に半分気づいているので、沙都子が黒幕と分かっても恐らくその原因は自分にあることに気づけるはず。。
だから対話の余地はあるよね??
うーんぐちゃぐちゃです。。。
ただ!圭一の表情ですよ!!!!
これ、主人公ムーブ期待していいんですよねッ?!?!
「神楽し編」における圭一がキーパーソンの伏線があちこちに散りばめられていることがよく分かりました。
なのできっと、「ひぐらし業BD 其の参」のジャケットも、沙都子を救うきっかけを作ってくれるのは彼であるという暗示の1つと捉えて良いんじゃないかなと…。
そして、圭一から梨花へバトンを渡す流れがあって欲しいと、そう願うばかりです…!
おわりに
ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。
もう最終回近いのに、全然文量減らない…!笑
来週から、きっとみんなが待ち望んだ完全新展開!
梨花と沙都子の感情のぶつけ合いみせてくれ~~~~
でも魔女目でバトルだけは絶対やらないと信じさせて~~~~😭
ではまた次回🌸
『神楽し編 其の壱 考察』オヤシロさま
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
「神楽し編」がついに始まってしまったわけですが、色々と見せられた結果気になることが多すぎて、気が付いたらカラスが鳴き始めていました…笑
さて、ひぐらしのなく頃に業/卒 廿回し編 第25回では、沙都子役のかないみかさんが「ギリギリまでクライマックス」と仰っていました。
なので私も負けじと最後まで考え、ハッピーエンドを信じ続けたいと思います…!!
1.羽入の回想
「神楽し編 其の壱」の始まりは、羽入による回想シーンからでした。
自身の娘、桜花に負わせた1000年前の罪「母殺し」。
人の世の罪を一身に受け、自身を娘に討たせるという。
彼女が1000年間孤独であったのは、一方的に絶望し、娘に辛い役目を押し付けてしまった僕への罰だったのかもしれないと話します。
そして、古手家に8代続いて女子が生まれた時、羽入は再び人間との接点を持つことに。
その8代目こそが「古手梨花」でした。
羽入「…だけど、最初の昭和58年6月。僕は、再び罪を犯すことになります。
死の運命を変えるため、あなたに繰り返す者としての力を与えてしまった。
…それは不完全な力で、あなたには100年もの苦しみを強いることに…。
精神は死を迎える間際まで追いつめられ、絶望の目を刻む、運命のサイコロを呪い続けた。」
自分が繰り返す者としての力を梨花に使ってしまったせいで、彼女を苛んでしまったことを改めて悔やみます。
ならばと、梨花の繰り返す者としての生を終わらせることを決意します。
梨花を苦しめた責任は自分にある。古手家の禁書の通りであれば、この身ごと罪を葬れば人の世の鬼を祓えるはずだと。
そうすれば、もう梨花が世界を繰り返すことは無い。
恐らくホワイダニットの一部はもう当たってると思って良いはずなのですが、この羽入の残り香が1000年前と同じような罪を梨花に負わせようとは考えなさそうですよね。
まだわからない部分ではありますが、恐らくここはごめんなさいするポイントになりそうです😷
しかし、梨花を苦しめてしまった罪は自分にあると思っている以上、最後に罰を受けるべきは私自身だとも、やはり思っていそうで…
繰り返す者の力を梨花から失わせるには、「梨花の元から去る」+「自身の力を完全に使い果たす」この2点ではないかと考えられます。
(卒OPの羽入の姿も思い浮かべながら…)
そして場面は羽入が思い出す「祭囃し編」の記憶へ。
ついに本史のシーンが!!!
私はこれを「本物の祭囃し編」と捉えます。
セリフも尺の都合を無視すれば、綺麗にゲーム版と一致しています。
立ち位置に関しては、業卒の中でなるべく一貫させたい要素だったのかな?と思う程度です。
(※OPなど。下手に挑む者。上手に挑まれる者と配置すると絵の意味が際立つ。というやつです。他に意味あると考えてもいいですが、どちらかというとセリフの方が重要だと思います。)
そして次が問題のシーンですね。
これは間違いなく「賽殺し編」の最後のシーンだと、私も思います。
ですが、だからといってひぐらし業/卒の梨花と沙都子が「賽殺し編」を通ったとは思えないのです。
順番に整理していきます。
まずはここですね。シーンの切り方がいやらしく、まるで羽入がこのまま撃たれてしまたかのように見せられますが、その後のセリフでそれは間違っていると判明します。
このように、羽入は梨花が見せてくれた”あの奇跡”をこの目で見届けています。
なので、祭囃し編と同じように、あの後梨花が時を止めて銃弾を掴むというシーンがあるはずです。見せられなかっただけで。
あとはこちらですね、わざわざ梨花や沙都子のように「魔女の目」で表現したことには意味があると思います。
それこそ、先ほどのセリフ「自らカケラの海に。」と話していた通り、羽入はカケラ世界を渡れる人物の一人と考えられます。
そして、心癒し編のあとがきにもあるように「賽殺し編」も「心癒し編」でさえも、「祭囃し編」から広がる無限のカケラ(無限の可能性)の一つに過ぎない。
それぞれのカケラの物語は独立しており、繋がってはいないということです。
そもそも旧作8編がそのような仕組みでした。業/卒でもそれは変わらず。
羽入の語ったことを参考にするならば、恐らくどのカケラの世界であっても、いずれ羽入は自ら姿を消すつもりだったのではないかと思います。
そのタイミングは物語によって異なります。
梨花に人間としての人生を取り戻してほしいことと、成長を促すための過程としての行動だということも一貫していて、ある意味それが祭囃し編以降のカケラの「ルール」と呼べるのかもしれません。
ひぐらし業に戻って「郷壊し編 其の壱」。
入江先生は沙都子を含む村人たちの回復傾向が”ちょうど1年前から”と話しており、この会話の直前には診療所の1984年6月9日のカレンダーが表示され、梨花も「1000年人間不信だった誰かさん(羽入)が、やっと素直になっただけよ。」と話していることからも、羽入が消えたタイミングは1983年6月の内であることがわかっています。
この世界が続く先で沙都子はエウアと出会うわけです。
この舞台を降りる覚悟を決めていた羽入を引き止める描写もありません。一緒にいてもいい証(銃弾)も描写されません。
ここが1つの大きな分岐点となり、羽入が眠りについた理由となります。
ところが賽殺し編は、そもそもプールに行く日も自転車事故も7月に起きたこと。
そしてそこから1か月近くも眠りについていたということは、梨花が元の世界で目覚めた時には既に8月で、羽入もその時までこの世界に居た。ということになります。
それに、賽殺し編の梨花は羽入の見せた夢によって既に魔女を辞めています。
残っているのは羽入と、彼女の”新しい友達”。
より高次に存在する魔女「フレデリカ・ベルンカステル」だと考えられます。
アニメ版でも同じように、ここで魔女を辞めたと思われます。
賽殺し編で『魔女は辞める。私は"古手梨花"。』となったあの梨花が、業/卒でまた同じ流れをなぞるのは流石に不自然かなと…
次に死んだら、その運命を受け入れるとも語っています。
(これを原作者パワーで捻じ曲げられちゃっていたのならもう何も言えないです…笑)
梨花が「猫騙し編 其の参」で『100年の苦闘の影響で曇って見えなくなってしまっていただけで、自分が求めていた本当の幸せは雛見沢にあったんだ。』ということに気づいたように。
沙都子もこれから、自分の求める本当の幸せの再認識と、自分がやってきてしまった罪の重さに気づかされるはずです。
ちなみに、既に各所で話題になっているように、ひぐらし卒のOPの絵がアニメひぐらし礼のOPを彷彿とさせるようなものになっているのは、今回は梨花だけの賽殺し編ではなく、梨花と沙都子、2人にとっての賽殺し編という意味ではないか。というのが私の解釈です。
あれこれと長くなってしまいましたが、以上のことから羽入はカケラの海を渡ることができる者だから賽殺し編を知っているが、ひぐらし業/卒の梨花達は賽殺し編を通っていないと私は思います。
思い出という記憶のカケラを自ら砕き、角の修復に使ったというシーンなのでしょうか。
旧作の時点で「死の直前も記憶する力」が使えなかったのは、終わらない惨劇のループから抜け出したという事実が無いと、角の修復はできなかった。ということなのかもしれません。
梨花に、今の雛見沢の真実に気づいてもらうために取った行動でもあったと思います。
※9/15 追記
羽入の残り香は自身の記憶を思い浮かべることでカケラを生み出すことができ、それを壊すこともできるとこのシーンで明かされた。
残り香でさえできるのだから、彼女の本体もこれができると考えられ、力振り絞れば梨花と沙都子に定着してしまった間違った「猫の100年の記憶」を書き換えられたりできないだろうか…
また、私の騙し編解釈の説の伏線で、死なずとも思い浮かべるだけで騙し編のカケラは生まれる可能性。
───追記おわり
わーわーこれって、「鬼騙し編 其の弐」冒頭の彼女の表情の答えじゃないですかーーーー!!!!!
裏事情は色々あるけれど、それでも会えて嬉しかった。
梨花も同じように想ってくれていて、嬉しかった。
2.神剣・鬼狩柳桜
なんだよぉ!見てたのかよぉぉ!!!白沙都子の感情を否定した後だからこんな余裕の鑑賞ってことかぁぁ😇
私は腸流しで沙都子が梨花に痛み止めを使う理由に合わせるのではなく、猫騙し編最後の拳銃を梨花に向けたことを軸に考えていたのでダメだったってことですね!!笑
後で別の理由を考えましょう…
その表情😭😭😭😭😭😭
わかっていたけど、これも繰り返す者の代償だというのですか…!
あの時は覚えていたのに…!!
「猫の100年」+「無限の準備期間」で何百年と既に経過しているのが今ということですね。。。
ちなみに祭具殿での事件は、事故で腕を壊してしまった時に出た大きな音で初めて梨花パパが気づき、怒って梨花を叩く。という流れなので、沙都子の通ってきた過去というのも変わっていないでしょう。
それにしたって、ひぐらし業/卒一貫して、大切な部分だけ語られないことが多いですよね。
何となくですが「忘れてしまった大切なことを思い出して。」と私たちにも言われているような?
それは、今回の梨花にも沙都子にも言えることですよね。
前回の記事に書いた通り、今回は「記憶」というのがかなり大切な鍵だと思っているのもあります。
大人になると、子どもの頃の夢とか記憶とか、どんどん忘れてしまいますし、
ある地点から自分の人生に対して諦めを感じてしまったり、情熱が無くなってしまったり。
買いかぶり過ぎかもしれませんが、ひぐらしも20周年を目前にしているということで、ファンの年齢層も高めだと思うんですよね。
そういう所ともかけてたりするのかなぁなんて、思ってしまいました。
というか、このエウアと出会う直前の沙都子のシーン、時間帯が「猫騙し編 其の壱」の”かくれんぼの日没”と同じじゃないですか…見落としてた…?
そういえばこの時間帯、ひぐらしもちゃんと”鳴いていない”のですよね。
「全部終わる。…そう、ひぐらしのなく頃に。」
という圭一のセリフがありますが、『ひぐらしのなく頃=夕方』というのがこの作品の定義。
そう考えると確かに祭具殿での出来事は”終わり”ではなく、ここから無限とも思える”始まり”でしかなかったなと…
ここも繋がっているのなら、みんなが沙都子を見つける場所もやはり祭具殿の中なのかもしれませんね。
まだ予想でしかありませんが…
仮に、最終的に夢から覚めるかのように祭具殿の中に戻されるのだとしても。
その最後の世界は、沙都子の数百年の頑張りを否定しない「完成された世界」であってほしいと思いますし、梨花も"あの"梨花ではなく、本当の幸せに気づいた梨花であってほしいですね。
御神体の中に隠されていた「神剣・鬼狩柳桜」を引き抜く沙都子。
小学生の身には大きすぎてバランスを崩し、剣先の一部が破損してしまいます。
沙都子が壊したのであれば尚のこと、オヤシロさま像の中に欠片しか残らなかったのは沙都子の心の状態を表しているように見えてしまいます。
今回はオヤシロさま像の右腕ではなく、神剣・鬼狩柳桜が折れてしまう。
ここも意図して重ねてきているように思えてしまいますね。
鬼狩柳桜が欠片の状態でしか見つからなかったのは、猫騙し編 其の四において、梨花の沙都子へのアプローチや、その心にポジティブな変化が表れているにもかかわらず未だ欠片の状態であることから、恐らくは沙都子の心の状態とリンクしているものと考えます。
巫女の交代の話も猫騙し編 其の参でしていました。
ざっくり言えば、もう精神はズタボロですよ。ということです。
梨花の心からのプレゼントでさえも、疑ってしまったのですから…。
※エウアが羽入の残り香を操ってる説は、もう可能性としてほぼ無いでしょう。じゃあなんだったんだあのウィンクは…
落ちて来る剣に頬を掠められる沙都子。危ない…
今までもその自信からか、相当危ない橋を渡ってきていますもんね。。
イレギュラーな出来事も予測できていませんでしたし。
繰り返す者を殺すことができる剣とされていますが、このかすり傷は直接沙都子に効果があるというわけではなく、あくまでも暗喩として「繰り返す者としての力を失うその時は、すぐそこまで来ている。」という意味なのかなと捉えてみます。
ちなみに、綿騙し編で剣が無かった理由は、神剣・鬼狩柳桜が
「人と鬼の血が混ざりあった者にしか使えず、本来なら1000年間誰も見たことがない物」であるからというのと、
「沙都子の創造する世界では、新たな可能性を提示されることでそれが具現化される」からだと考えています。
時間が進み、日没後のシーンに。
うわぁ…なんかまた白神前幕の古手神社挟んできたぁ………💧
ひぐらし業ではなかったのに…!
しかもこれ、初めて見るタイプのやつですね。
お祭りの日以外という意味でも初ですし、それに対応して本殿の明かりが点いていなかったり、雲の描かれ方が違っていたり…
これ、本当に何の意味があるのか、前回の記事に書いたこと以上思いつかないんですよね。
他に何か掴んでる人いるのかなぁ。それとなく調べても誰も触れてないっぽい…?
一応、「祟明し編 其の伍」から変わったことといえば「羽入の残り香が梨花のカケラ世界から立ち去ったこと」とか。
この辺りが関係していなくもなさそうですが、ちょっと根拠としては弱い気がしますよね。
こればっかりは本当にわからないです。
そもそもこの6月12日(日)の時間の進み方と、梨花の行動が理解できないまま。
朝食を作っている時間から1時間後に分校に集合ということは、隠れんぼ開始の時間も間違いなく朝。
そして、梨花にはただ1つ目的があって、それが祭具殿の御神体の中の神剣・鬼狩柳桜を見つけること。
それなのに、彼女が祭具殿に向かったのは何故か日が暮れてから。おかしい。
世界がおかしくなり始めているのは、大石の手帳がその伏線だろうと考えていました。
そして、今回の沙都子の目線でも「過程(どうしてそうなったのか)」を省いてばかりで「結果」だけを次々と見せられる構図は変わらなかったため、私の中ではこれですっきりしたのですが…
加えて、惨劇に至る「過程」を省いて「結果」だけ映されるのも、この手帳の「見出し」だけがハッキリと映っていて、肝心な「記事の内容」がぼやけて読めない点と重なります。
本当に梨花は何をしていたんですかね。。
ひぐらし業と卒でお互いの視点である程度描かれていますので、梨花にとってもあれが真実なのでしょうけれど、梨花といえば神社というのはすぐに思いつくはずだから、最初は攪乱させるために他の場所に隠れてやり過ごしていた…とかなのでしょうか。
うーん、もやもやしますね。考えすぎなのかなぁ。
かくれんぼが終わり、日付変わって6月15日(水)。
6月13日(月)が綺麗にまるごと飛ばされましたね…
夕方、展望台にて赤坂に「ウジ虫」のことを話して注射したようです。
どうやって注射したかなんてもう重要じゃないのはわかっているので構わないのですが、これだけずっとカットされると嫌でも「えっ!?」ってなっちゃいますよね笑笑
そしてここから連続して、茜→公由→圭一とダイジェストで見させられました。
身体能力なども銃の練習が回想シーンとして描かれたように、全て鬼騙し編(鬼明し編)を始める前に準備を済ませていたということでしょう。
懐中時計!鏡の国のアリス要素また出してきましたね!
これについては、また次の項目で触れたいと思います。
というか結局、私がずっと気にしていたネギを切るシーンも燕返し失敗のシーンも、沙都子視点では一切描かれませんでしたのでその違和感は残り続けています。。
ひぐらし業/卒の梨花は、祟騙し編の公園で皆殺し編の魅音のセリフを真似ていたり等、確実に皆殺し編の記憶を持っているはずなのに、「猫騙し編 其の壱」のダビンチで圭一と大石が仲良くしているのを見て驚くという矛盾。
皆殺し編の記憶は最初から一部分しか持っていないという曖昧な解釈は流石にどうかと思うので、一体私は何を見せられていて、何に騙されているんだろう…?という気持ちです。
これらを私の”騙し編”の解釈「赤目沙都子の行動を否定する、白沙都子の描いた物語」に当てはめようにも、本当にそれが正しいのか、ここは正直微妙なところ。
謎は謎のまま…いつかわかる日がくるのでしょうか。マンガ版頼んだ…(そもそもかくれんぼしてない)
3.エウアと羽入の残り香
このセリフ、結構重要度高いですね。
エウアさんはやはり自分で物語を創るよりも、記させる方がお好きであると。
だからこそ、この業/卒の物語の起源は彼女ではないという可能性が高まってきたと思えます。
そもそも、彼女はルチーア1回目の祭具殿で、沙都子が角に触れて"初めて"このカケラ(物語)に降り立てたと話していましたからね。
そしてついに沙都子のカケラ世界の社や鳥居にひびが入り、角の傷を修復した羽入の残り香が登場…!!
何このアツい展開!?
そしてエウアさんは彼女に向けて言います。
”””我が”””出来損ない!!!!!!!
最終編らしいですね…!
この発言によって、エウアと羽入は元は同じような存在であることが仄めかされました。
つまり、ひぐらしの中だけで言えば彼女らはどちらも元は1つのオヤシロさまで。
綿騙し編で富竹さんが「詩音ちゃんの言う通り、最初から割れていたみたいだね。」と言っていたのも、つまりこの世界は最初からオヤシロさまが2人に分かれてしまっていたからその暗喩。
■羽入
不完全な鬼神 完全な母 現代のオヤシロさま像
■エウア
完全な鬼神 不完全な母 原始のオヤシロさま像(+現代のオヤシロさま像?)
羽入とエウア両者の分け方も、これで間違いなかったと言っても良い段階まできました…!
信仰の消えた雛見沢にて沙都子が祭具殿の御神体に触れた時、
それは"砕け散り"ました。
そして、そこから現れたのはエウアでした。
冒頭で私が突然言い放った
エウアは鬼狩柳桜の象徴である。
という言葉はここで繋がります。
エウアは慈愛の心の象徴なのです。
考察を始めた当初の考え方も含めると、エウアさんのことをどういう視点で捉えるかによって「愛がある」ように見えるか、「諸悪の根源」のように見えるのか…という一見矛盾した解釈の両立が私の中にあるように見えますが、贔屓目に見ているとかそういう理由でもなく、こうなってしまうのも間違ってはいなさそうなんですよね。
①沙都子に対して結果的に救いを与えるような約束をしながらも、その過程で心を歪めて魔女となってしまうであろうことを知っており、話さなかったこと。
②ひぐらし業時点では「滅茶苦茶だけど沙都子のことを気遣ってくれる優しい神様」に見えていたのに、ひぐらし卒では「巫女に惨劇の物語を記させてあざ笑う鬼神」に見えたこと。
③錫杖というアイテムから仏教的視点で見てみると、錫杖は菩薩を想像させ、常に浄手とされる右手に持ち、不浄手とされている左手では持つことを禁じられているはずなのに、右手で持ったり左手で持ったりと気まぐれなところ。
等々。
エウアさん、考えれば考えるほど色々な要素が詰め込まれたキャラクターだなぁと思いますし、善にも悪にも見えるこの不思議な感覚。
確かに、人によって与えられる行為が善意に見えたり、悪意に見えたりというのはよくある話ですが…「エウアさんは絶対的に”悪”だ!」とはちょっと言い切れないのですよ。。。
ようやく…ということは、梨花と再会したあの時から少なくとも別の神の存在を認識していて、神剣・鬼狩柳桜をエサに逆探知した…ということなんですかね?
結局この羽入の残り香さん、梨花のカケラの中を見れていたのかそうじゃないのか曖昧ですが、最初に「このカケラはどこに繋がっているの?」という梨花の質問には「昭和58年6月」と即答していましたし、やっぱり何かしら感じてはいたんじゃないかなと思ってしまいます💧
さて、ついに対峙した2人の神様ですが、今までの私の考察や古手家の伝承を基に考えるならば、羽入の目的はエウアを倒す…というよりは、彼女を封印するor元の一つのオヤシロさまに戻ることではないかなと思います。
鬼狩柳桜は「古手家と人の世の罪の象徴」であり「永遠に禁じられてきたもの」。
次回の冒頭からやり取りが描かれるでしょうし、非常に楽しみです…!
(全然そんなことなくて、突然羽入の残り香が剣を取り出して戦い始めたらどうしよう笑)
あとこれ!!!!
最初から沙都子のカケラ世界で祈っている羽入の本体らしき方は、次回明らかになるんですかね!?
今回の羽入の残り香の様子からすると、この空間に来れたのはあれが初めてのことのはず。
だからこそ、彼女が既にここにいるのはおかしいのです。
エウアをどうにかした後、あと一仕事やってくれると信じてます。。。
4.沙都子の真意
「猫騙し編、何回考え直してるの…笑」
ってくらい振り回されてしまって悲しすぎるのですが、それは置いといて…。
鏡の国のアリス的に言えば、第9章で赤の女王と白の女王が共に現れ、アリスにあれこれと質問を投げかけるようです。
第9章では女王となったアリスのもとに白の女王とともに再登場し、女王の資格を問うための質問をあれこれ投げかけてアリスを当惑させる。
そして女王といえば、ひぐらしのなく頃に的には「女王感染者」という言葉がありますよね。
沙都子は梨花の腸流しの直前に、エウアと羽入が対峙している場面に出くわしそうですし、梨花に対して
「オヤシロさまは、私に巫女を代わるようにと、そうお告げをくださいましたの。」
と言った理由がデタラメではなく、ちゃんとした理由があるのであれば、この辺りのやり取りが影響してそうです。
腸流しは、自分にH173を打って最初は祟りを下す者として鍬を振り下ろしていたけれど、次第に感情が抑えきれなくなって…という流れであってほしい。。。
丸々素の演技だったらしんどいですね…
さて、もう一つ気になるのは「どうして沙都子は梨花に拳銃を向けたのか」です。
考えられる可能性としては…
かくれんぼの際に梨花の「後5回頑張ってそれでだめなら、もう、諦めよう。」という言葉は聞こえていなかったようだったけれど、エウアか羽入か、もしくはその融合体にこの力は後1回分しかないことを告げられた。
もしくは
羽入の残り香が、沙都子がお誕生日会の世界に辿り着いた時には既に消滅していて、その記憶修復能力が無くなっていることを知られてしまったから。
でしょうか。
ここで羽入の残り香が何もできずに退場するというのは考えにくいので、エウアに対して何かしら影響を与えてほしいですね…!
おわりに
最終編突入!
ということで、物語が大きく動き始め、物語の根幹に関わる情報も与えられました…!
アニメの表現方法がちょっと意地悪で初見は結構戸惑ってしまいましたが、次回からは素直に観れたらいいなぁと💦
何がともあれ、まずは羽入とエウアのやり取りが非常に気になる「神楽し編 其の弍」!
そして恐らく、雛見沢でも猫騙し編のラストまで追いつくでしょう…!(追いつくよね?!)
最後まで信じて見守りたいと思います。
ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました!
また次回🌸
「ひぐらしのなく頃に業/卒」解答用紙(惨劇シーン中心)
きっと全部ひっくり返してくれるでしょうと頑なに信じ続けているので、今後引用して○×つけるためにもここに残しておきます。。。😇
神楽し編前 各惨劇についての予想(願望)
鬼〜祟騙し編は、白沙都子が自分の心を"騙す"ために描いた世界。
鬼→綿→祟→猫と進むにつれて、沙都子の魔女としての力が強まり、郷壊し編のような都合の良さが世界そのものと登場人物に反映されていく。
■鬼騙し編(鬼明し編)
H173→レナ
注射の使用は真実。しかしレナは自然発症。
①レナvs圭一
圭一がレナを突き飛ばして気絶させるまでが本当に起こったこと。
あの現場は警察の視点が入りそうだったのに入らなかった。
明し編で見せられたこの惨劇シーンは、騙し編映像の差し込みでしかない。
(※祟明し編で起こったような現象と同じようなもの)
圭一は綿流し編で詩音に刺された時でさえも、手術を行いその後も手術跡の痛みを訴えていたため、鬼騙し編で全く気にしないのはおかしい。
もしくは、魔女の力を得た沙都子による駒の支配下にあって生き残ったのか。
また、祟明し編の考察記事で提示したように、圭一は私たちが見せられている世界とはまた別の世界の認識を持っており、それが関係している可能性も。
②梨花・沙都子
真相はどちらも自殺で間違いはない。
騙し編は第三者による殺害かのように描かれている。落ちていた包丁は前原家にあるものであるが、レナはあの惨劇で死亡しており、圭一もその後意識を失ってあの家で意識不明で見つかっているため関係がない。
仲間は誰も2人を殺しておらず、自分たちの自殺も否定したいという思いで描かれている。
■綿騙し編(綿明し編)
H173→対象者なし
赤目沙都子が注射器を手にした直後、意識をカケラ世界へ飛ばしていたが、そのエウアと会話している間にもカケラの中の世界は進んでおり、この間だけは惨劇を否定する白沙都子が自分の意思で動くことができたのではないかと考えている。
祟明し編で大石にわざわざ眠らせてから注射を打ったことからも、彼女に経口摂取で薬の効果があるという認識はない。
また、眠ってもいない魅音に気づかれずに注射は不可能。
よって白沙都子が注射器の中身を全て捨て、投棄した。
魅音も自然発症。
①魅音vs沙都子
明し編での戦いは真実。
騙し編では落ちている銃が魅音に貸してもらったモデルガンに差し替えられており、その銃の周りの血痕も現実的ではない飛び方をしている。
障子も開いており、第三者の犯行を匂わせている。
モデルガンでは魅音に致命傷を与えられないので、魅音がリボルバーを構えて沙都子に使用し、その直後に自殺していたのであれば見える場所に落ちているはず。
それが無いということは、沙都子は魅音を殺しておらず、魅音もまた誰も殺してはいないという否定の描写。
②梨花
明し編では魅音に殺されたと描かれ、実際にそれが真実ではあるものの、騙し編の梯子ガタガタ時の魅音の発言を考えれば、あの時はまだ梨花を殺してはいない。
騙し編の梨花は自殺か事故かのように描かれている。
■祟騙し編(祟明し編)
H173→大石
睡眠薬投与からの首元への注射。もちろん自然発症。
わざわざ心理描写多め&沙都子の言葉と行動での誘導でようやく成り立っていた。
既に魔女としての力を強めていると同時に、精神の崩壊も同時に進行しているため世界がおかしくなったり(大石の手帳)、色々と都合が良すぎる展開になっている。
①沙都子→鉄平
明し編では銃とバットで完璧に殺していた。
騙し編では殺していないという描写に。
②沙都子→圭一
明し編ではバットで殴り倒した。
騙し編ではバットが振るわれる直前に沙都子が部屋から離れており、圭一が殴られた後に戻ってきたので沙都子は殴ってない。
③沙都子→大石
明し編では頭を撃ち抜いた。
騙し編では不明。レナのセリフと沙都子の行動が明し編とズレており、圭一に話すレナの言葉から考えても「本当に衝撃的で言葉にできないくらいだった」可能性と「沙都子が何もしてなくて単純に大石に殺された」可能性が両方残るような言い方。
■猫騙し編
隠れんぼのシーンの沙都子は、繰り返す者になった沙都子ではないので卒の沙都子目線では描かれない。
世界の様子がおかしくなる大きな伏線的描写は祟明し編の大石の手帳がそれだと考えられるため、沙都子の精神状態の変化に伴って描かれていると予想。
魔女としての力が強まっているなら、普段発症させることができないような人物でさえも無意識に操れる可能性。
エウアさんここまで来ても何もしなさそうで、ずっとあなたのせいにしててごめんなさいな展開の方が有り得そう。
そもそも下位世界である雛見沢に降りてない時点で、駒に対しては何もできないよね…今更だけど。
彼女の右手か左手で、見せられるカケラの中の梨花の人格が切り替わっているのは今も疑ってない。(郷壊し編 其の伍)
というわけで、H173使ってないのに惨劇が起こってしまって止まらない、梨花も諦めてくれない、幸せな世界に辿り着けないの負の連鎖の果てがあの腸流しであるという可能性の方を信じたい。
猫騙し編の世界の開始地点は、梨花は死の直前からっぽい。(マンガ版エンジェルモート参照)
だから沙都子も同じスタート地点なのでは?という推測。
ちなみに、アニメ版エンジェルモートでの沙都子は、梨花より先に殺されかねない非常に危険な状況に置かれていた。
腸流しの沙都子発症も真実。でももちろん、こんな惨いこと望んでなんかいない。
精神ぐちゃぐちゃな沙都子ちゃん。。。
こんなところでしょうか…?
神楽し編まで後2時間!!😭
『祟明し編 其の伍 考察』祀り
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
「祟明し編」がついに終わってしまいまして、残すは「神楽し編」のみとなりました。
私は「桜」の文字が入っている予想でしたがハズレです!笑
とはいえ、希望的タイトルに変わりありませんでしたので嬉しい限りです!!
さて、今回はそんなタイトルを受け、今まで頭の隅に放置してしまっていた検証や考察を全部書き出していきたいと思います。
ドンピシャで痛いところを突かれた感じがして、やはり意味のない描写は無いんだなぁと思いました。。。
1.だまし討ち
1-1.答え合わせの続き
まずは「祟明し編 其の伍」の振り返りから!
一個間違えると連鎖的に間違えることになるの悲しいですよ!!
悲惨な答え合わせの続きをどうぞ…🤣(ちくしょぉぉぉ)
警察署へ行く前、鉄平からプレゼントされた洋服を沙都子は受け取る。
沙都子がシャワーを浴び、これ着替えたのは
今までは鉄平の、自分の嘘を信じ且つ優しく、そして護ろうとしてくれるその変化に戸惑うばかりであったが、そのブレない想いをついに認め受け入れたという証で、シャワーは"気持ちを一新した"という描写。もちろん赤目沙都子にとっては関係ない。
鉄平から服を受け取ってない!
そもそも家にあった服っぽい!!
シャワーは血を流しただけ!!!
おわり!!!!
ここでしか使われていない「鈴」の音は、神の音連れ(訪れ)と解釈しており、エウアが圭一に何か力を使って干渉したのだろうと考えてます。
羽入が梨花の心を鎮める力があったように(賽殺し編)、エウアにはその逆の力があるのではないか?という考えです。
圭一が、鬼騙し編では惨劇の記憶を全て保持していたはずなのに、祟騙し編では全く覚えていなかったという差異も、エウアの介入があったのであれば納得できます。
鈴の音の正体は!?!?!?!え???????意味なし???笑
と思いましたが…
私目線では、祟騙し編の北条家での一連のシーンは赤目沙都子の行動を否定する白沙都子によって作られた記憶だった…という認識で確定したシーンなのですよ。。
まず、赤目沙都子が大石さんにした発言は以下の通りです。
太字にした通り、あの鈴の音のシーンをまるごと赤目沙都子の回想とするには矛盾点が多すぎるのです。
また、大石さんの想像でもありません。
直前のカットが赤目沙都子であることと、大石さんだとしても、沙都子の話を聞いてそこから想像を膨らませるはずだからです。
ここで、肝心の祟騙し編で映し出されたカットを確認すると…
このように、白沙都子の”否定”と祟明し編で赤目沙都子が実際に起こした行動や、その結果が混じっている…という描写でした。
赤色が弱いのは、直前に赤目沙都子に自分自身を否定されて意思が弱まっているという表現なのかもしれません。
と、これらの特殊性を表すための鈴の音だったのでしょうか。。
正直この音に関しては何とも言えないです。
そもそも考えすぎだったのかもしれませんからね。
「神楽し編」でまた何か見せられるかもしれませんし、一先ず隅に置いておきます。
ところで、バットで殴られた圭一の混乱具合について、なんと一番最初に出した記事で自分で検証し、「信用ならない描写だ」と指摘していました…
もっと過去の私を信用してあげれば良かった😇
圭一VS鉄平の時は、圭一はバットで殴られた瞬間、衝撃で意識が朦朧としてしまっているため、その後の描写は私たちにとって信用できるものではありません。
祟騙し編も圭一視点で進む物語でした。
不意打ちを喰らい、意識がおかしくなった圭一が、一体何を正しいと感じられるのでしょうか。
皆さんは立ち眩みを経験したことがありますか?特に貧血で倒れる直前の記憶がおすすめです。
頭がクラっとした時や貧血で倒れこむ寸前の時、まるで方向感覚がわからなくなってしまいませんでしたか?
前に進もうと歩いているはずなのに、左へ右へ、または後ろへ移動していて、周りの様子も目の前が真っ白になってしまって認識できないんです。
1-2.圭一の記憶と特殊性
そしてここに関連しそうな事柄として、圭一について挙げたいのですが…
こちらの場面ですね。
暗かったので明るさMAXにしてあるのですが、よく見ると電気の紐が2本あるんですよ。
しかも紐の長さも、先端部分の形も異なります。
ということは、これ、圭一の認識と沙都子の認識がおかしいことに加えて、やっぱりカケラの中の世界そのものがおかしくなっている事に他ならない気がしてしまうのです…
①赤目沙都子が鉄平を殺して血まみれの部屋なのに、臭いにも気づかないし、血を触っても無反応。
②廊下のガラスまで血が飛んでいたはずなのに、都合よく消えている。
③梨花の迎えで祭りの会場に行くときには電気が点いていたはずなのに、消えている。と思ったら電気が点いている紐と、点いていない紐が同時に存在している。
何だろう、このシュレディンガーの猫箱感…叔父が死んでいる世界と、死んでいない世界が、電気を点けて圭一が「観測」するまで不確定の状態になっている…みたいな。
ただ、これで繋がったかもしれないことが一つあり…
レナ「圭一君の夢に沙都子ちゃんが出てきて、それでお寝坊さんだったんだよ~!はぅ~!」
圭一「おいレナ!その言い方は誤解を招くだろ?!」
圭一は自身が見た夢の内容について「沙都子」が出てきたとレナに話したようです。
しかし、祟騙し編で私たちが見たのは「鉄平を殺している圭一の夢」でした。
(略)
沙都子が圭一の夢に本当に出てきたのだとしても、それはそれで「沙都子のSOSサイン」を表しているのかもしれないと読み取れたりもして、どちらの解釈も成り立つような気がするのですよね。
ここですね。
もし、この圭一が見た夢というのが、本当に白沙都子のSOS的内容だったのだとすると、圭一の認識している世界と白沙都子の創造する世界の記憶は、案外繋がってたりするのでは…?
と思うわけです。
先ほどの北条家での惨劇も、電気のスイッチを引っ張るまでは明らかに祟騙し編の北条家の様子(鉄平が死んでいないから血が存在していない)、という私の解釈で言う白沙都子側の認識を圭一が持っているんです。
加えて圭一の特殊性についてはこれだけではなく、思い出す記憶の内容にも現れており…
一番わかりやすい例で、鬼隠し編でのレナを殴る圭一のシーンですね。
この時のレナは罪滅し編での圭一の回想シーンから読み取れるように、殴られて倒れた後は両手を広げた状態というのが正しい記憶だと思うのです。
このように、①③と②とで明らかにレナの倒れ方が異なっているのです。
どういう理由かはまだハッキリしないものの、圭一は最初から、梨花は魔女を卒業してから、平成ひぐらしでみんなが辿ってきた正しい世界の記憶を思い出しているんです。
特に③について、梨花が正しい記憶を取り戻していく中で、祭囃し編以降の今まで一度も登場していないカットを2枚見せられます。
これらは恐らく、左が私たちが知る正しい記憶の「祭囃し編」で、右がそのまま魔女として生きなかった場合(IF)の本屋でのシーン。(※実際に体験していたかどうかは怪しい)
このように、梨花が忘れてしまっていた記憶を取り戻すかのように、記憶が書き換えられているんです…!
これを沙都子側にも当てはめて考えたいところ!
そうなると、沙都子が魔女を卒業するためのプロセスとして、今まで散々提示してきた「白沙都子の真実の記憶」というのが大事になってくるのでは!?と思うわけです!
ついでにもうひとつ提示するならば、梨花がこれまで過ごしてきた「本当の100年の記憶」が沙都子の中の「猫の100年の記憶」を書き換えられるのだとしたら…
沙都子が梨花にとってどれほど大切な人だったのかを、彼女は知ることができると思うのです…!!
これらが、ここから物語をひっくり返すための武器なのではないでしょうか…!
しかし、梨花と違って沙都子はエウアの角が完全である影響で、死の直前の記憶、つまり一番辛い罪の記憶というのは忘れることができません。
忘れられないからこそ、白沙都子が自分の心を”騙す”かのように描いたのが「鬼騙し編・綿騙し編・祟騙し編」ではないでしょうか…?
罪は無かった事にはできません。でも、そもそも忘れる必要はないんですよね。
罪滅し編で魅音が言ったように、色々なことを繰り返して成長して、それで最後の最後に素晴らしい人間になれればいいんです。
「それで償いをして許してもらえたなら、それであなたの罪はおしまい。」
「二度と過ちを繰り返さないよう、常に胸に刻み付けるのは正しいこと。」
だからこそ、白沙都子の記憶というのは私たちへの物語の解答という側面と、記憶の完全上書きではなくとも、彼女の心が壊れないための、わずかでもいいから支えであってほしいなぁと私は思うのです。
もう1人の"私"が背負う大きな罪を、分け合い、ひとつになって一緒に償うのです。
さて。ここまでお話ししてもまだ、ここに関連しそうな伏線らしきものがひぐらし業にあるんですよ…
よく気づく…!正に主人公ムーブを発動した圭一。
そして、業と卒を通しても、今までの本編中でオレンジ色が弱めかつ、紫色が特徴的な日没というのはここだけのはずで。
でも、卒のOPには出てきているんですよ…全く同じ日没が…
どうして日没なんだろうとずっと疑問に思っていましたが、恐らくひぐらし業の「かくれんぼ」と関係があるのではないかと思います…
それに、「宝探し」の梨花のセリフ「勝負はかけっこではなく、宝探しなのです。僕にも勝ち目はあるのですよ!」も回収するならこれからなんですよね😔
記憶のカケラ探し…?
沙都子、めっちゃ消えそう…絶対救い出してください…
というわけで、「神楽し編」における圭一がキーパーソンの伏線があちこちに散りばめられていることがよく分かりました。
なのできっと、「ひぐらし業BD 其の参」のジャケットも、沙都子を救うきっかけを作ってくれるのは彼であるという暗示の1つと捉えて良いんじゃないかなと…。
そして、圭一から梨花へバトンを渡す流れがあって欲しいと、そう願うばかりです…!
1-3.その他色々
あ、トマトケチャップは幻覚説については、まだ引きずらせてください…
確かに旧作でも圭一はタフっぽいのですが、綿流し編は1回刺されただけですぐに家族に助けられ、鹿骨市の病院で手術を受け、その後もちゃんと術後の痛みを訴えているのが一つと、祟殺し編では橋から落ちた先にシートがあってそれで助かったらしいと独白しているので、業卒とは状況が違いすぎると思うのですよね…
先ほどの「記憶」の話もそうなのですが、明らかに圭一は他のみんなと違っていて、誰かの加護を受けていると言っても過言ではないのでは…と思っています。
何なら白沙都子なのかな…。
後は大石さんに対する沙都子の行動ですが、普通にあれこれと嘘を喋って自然発症を誘導してましたね。
H173の使い方を沙都子は勘違いしているとずっと指摘し続けていますが、ついにこんなにもハッキリと発症過程を描いてくれて、その違和感は増すばかりですね。
2.A∪A=U
さて、少し遡って惨劇の前。
梨花が部活メンバーとお祭りを楽しむシーンに彼女の独白が追加され、カケラ世界で祈る羽入の姿が映し出されました。
…違和感ありますよね。
まず一つ目が羽入といえば梨花のカケラ世界にいて、その背景はオレンジ色の帯なのに、この羽入は紫色の帯…つまり普通に考えれば沙都子のカケラ世界にいることになります。
そしてこの羽入さん、梨花のカケラ世界に度々現れる「羽入の残り香」とは決定的に違う特徴があります。
それが角の傷です。時系列順に並べていきます。
梨花が繰り返すごとに、この角の傷が増えており、「猫騙し編 其の壱」では力を使い切った影響なのか、梨花に想いを託し、自らの意思で梨花のカケラ世界から去っていきます。
そして、最初に貼った沙都子のカケラ世界にいる羽入にはこのような傷が全く無いのです。
ちなみに、沙都子が観た「猫の100年の記憶」に登場する羽入にも、傷はありませんでした。
以上のことから、見出しの式『A∪A=U』が再び見えてくるのでは…?と考えられます。
①U=沙都子のカケラ世界で祈ってる羽入が「あぅあぅ」言える羽入の本体
②小A=沙都子が触れた角の先で出会ったのがエウアだったため、羽入の本体から鬼狩柳桜が抜け落ちた存在。(羽入-鬼狩柳桜=エウア)
③大A=羽入の残り香
こうなるかなと思います。
しかし、②と③についてはカケラ世界での関係性から考えるなら、逆に定義してもおかしくはないかなと…
②小A=羽入の残り香
③大A=エウア
ですね。
※ちなみにエウアさんは英語で「Eua」と表記するので「A∪A」を無理矢理「エウア」と読まない方が自然かなと思いました。
まだこの羽入の本体らしき子とエウアさんが画面に同時に映ったことはないのでハッキリとはしませんが…
現状を見るに彼女は囚われの身でもなんでもなく、その祈る姿や、沙都子のカケラ世界で、直接エウアと対峙するような雰囲気が無いことからも、むしろ自らの意思でこの世界を開いた可能性が高まってきたと考えて良いのではないでしょうか…!
郷壊し編其の参 1988年(昭和63年)の雛見沢において、
祭具殿の扉を解錠したのは羽入。
首が痒くなってきた………!!!!!!
罪を一身に受け、我を討てとするならば、OPの羽入は最終的な姿ということに…?
そしてOPといえばもう一つ、終盤にエウアさんが錫杖を振るシーンがありますよね。
そしてその直後に5つのカケラが前面に出されるのですが…
先ほどの祈る羽入の周りにも、同じように5つのカケラが浮かんでいるのですよ…!
さすがに興奮が抑えきれない!!!
「実に愉快であるな…人の子らよ。」と言うあたり、もう完璧にエウアは鬼神なわけですが
そうであったとしても、そもそもエウアさんが錫杖を持っていることから地蔵菩薩を連想させますし、地蔵菩薩といえば救済!
救済といえば、エウアさんは最初に沙都子に約束をしているんですよ!
こうなってくると、「ひぐらしのなく頃に業」「ひぐらしのなく頃に卒」それぞれのOPEDの一部シーンの解釈も、私のそうであってほしいという願望がより現実的なものになって来る気が…!
もしも、本当に羽入が意図して開いた扉ならば。
それはもう、業と卒の物語全体が「祀り」だと言っても過言ではなくなります。
「祀り」は、神・尊(みこと)に祈ること、またはその儀式を指すものである。これは祀りが、祈りに通じることから神職やそれに順ずる者(福男・福娘や弓矢の神事の矢取り)などが行う「祈祷」や「神との交信の結果としての占い」などであり、いわゆる「神社神道」の本質としての祀りでもある。
この祀りは神楽(かぐら)などの巫女の舞や太神楽などの曲芸や獅子舞などであり、広く親しまれるものとして恵比寿講などがある。
その起源は古神道などの日本の民間信仰にもあり、古くは神和ぎ(かんなぎ)といい「そこに宿る魂や命が、荒ぶる神にならぬよう」にと祈ることであり、それらが、道祖神や地蔵や祠や塚や供養塔としての建立や、手を合わせ日々の感謝を祈ることであり、また神社神道の神社にて祈願祈念することも同様である。
あと、これは余談といいますか、そういう事もあり得るのかなぁという所で一つ。
普門示現
あらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観点から、多面多臂の超人間的な姿に表されることが多い。
その元となったのが三十三応現身像と言われている。
応現身とは相手に応じて様々な姿に変わることをいう。
誰の心を参照するかによって、羽入⇔エウアと姿を変える可能性…?
昭和58年の雛見沢において、人によって、或いは状況によってオヤシロさまのイメージが「守り神」か「祟り神」で変化するように、誰の心を参照するかによって羽入やエウアもその姿を変えるのかもしれない…という仮説。
梨花が羽入のことを想った時に、沙都子のカケラ世界にいる羽入の本体が映し出されたのも、梨花のイメージするオヤシロさまは羽入しかいないからで。
逆に沙都子が一度も羽入の残り香について言及しないのも、実は全部、沙都子にはエウアさんに見えていたりして…という笑
観音様は人々の苦悩を救済する菩薩様。
そしてお地蔵様はどちらかと言えば、道祖神など庶民の身近に常に存在する対象として信仰されています。
どちらも菩薩様ですが、観音様は深い慈悲の心を持っているように見た目が母性的なものが多いです。
エウアさんの姿的にも、地蔵菩薩より観音菩薩の方がしっくりくるんですよね。。。
ちょっと無理があるとは思うのですが、面白そうなのでこれもここに残しておこうと思います。
3.神楽し編
さて、次回からついに始まる「神楽し編」!!
まずはタイトルから連想できることをひたすら並べてみましょう。
①神楽
神前に奏される歌舞。神座を設けて神々を勧請(かんじょう)して招魂・鎮魂の神事を行ったのが神楽の古い形で、古くは神遊(かみあそび)とも称した。
神楽は宮中の御神楽(みかぐら)すなわち内侍所御神楽(ないしどころのみかぐら)と、民間に行われる里神楽(郷神楽)に大別される。
ひぐらしで言う、奉納演舞のことですね。
古来日本で栽培されていたワタの栽培品種の一つ。東洋の在来種であるアジアワタで、花色が黄色または白色のものをいう。神楽綿。
神楽綿とかあったの…
②神楽師
里神楽(郷神楽)を舞うのを業とする人。
③奉納
奉納に用いられる対象は、必ずしも食物や酒、金銭や宝物などといった「物質」を納めることにかぎらず、一般的にはむしろ神楽や謡曲、踊りや武芸、山車または神輿などの練りや巡行といった「行為」で捧げることも多い。
また古来においては、「生贄」や「人柱」などといった風習も残酷ではあるが、これもまた奉納のひとつの姿であるといえる。
④神降ろし
日本で、祭の場に神霊を招請すること。また巫女が神託(神語り)を受けるため神霊を身にのり移らせること。その神を天に送り返すのを神上げという。
梨花ちゃまは「オヤシロさまの巫女」でもあります。
お魎さんの言う通り、梨花ちゃまの言葉はオヤシロさまの言葉でもある。
⑤神が楽しい?
エウアさんは見た感じ楽しそう。羽入も最後は笑ってほしいですね。
梨花もオヤシロさまの生まれ変わりなので実質神さま。
彼女が楽しいならそれはハッピーエンドでは…?
…こうやってざっと並べてみるだけでも、「神楽し編」が古手梨花の物語であろうことは言うまでもありませんね。
平成ひぐらしにおける第8話が「祭囃し編」であることを考えても、業/卒の最終編に相応しいタイトルと言えます。
3-1.奉納演舞
そんな中、作中で何度も描写された梨花ちゃまによる「奉納演舞」。
こちらを掘り下げていきたいと思います。
まずは、そもそもこの奉納演舞どこで行われてるの?という疑問からです。
旧作をご覧になっている方にはお馴染みですが、そもそもこの演舞って古手神社の本殿前で行われていたものだったんです。
そして、綿騙し編での設営の様子から考えても今作も本殿の近く、集会所の前辺りで行われていると考えて良いはずなのです。
なのに、奉納演舞の背景は「御神木」。
ひぐらし業/卒を通して観ても、この御神木が出てくるのは奉納演舞のシーンだけ。
おかしいですよね。
本殿どこ行っちゃったの?そもそもここはどこ??御神木は幻???となるわけです。
そして、その恐らく御神木とすり替わっている本殿というのが…
これなんじゃないかな…と思うわけです。
これを裏付けるひとつの理由として、ひぐらし業ED2「不規則性エントロピー」の映像が挙げられます。
木の根のようなものが、本殿らしき建物の下に生えています。
細かい仕組みの部分はわかりませんが、奉納演舞の舞台とカケラ世界は何となく通じてはいそう…というのはわかります。
元々ご神木というのが依り代の意味も内包しているため、カケラ世界が上位世界で、雛見沢が下位世界という構造にも、こちらの面からも納得がいきます。
他にも、奉納演舞にはその進行によって舞台上の物の書き分けがされており、それは基本的に以下のような流れなのですが…
①篝火…下手3つ・上手3つ 三つ巴マーク…有 太鼓のカン…片面2つ
②篝火…下手1つ・上手1つ 三つ巴マーク…無 太鼓のカン…片面1つ
②篝火…下手1つ・上手1つ 三つ巴マーク…無 太鼓のカン…なし
☆舞台全景
このように、下手側の布団の有無と篝火の数は対応しており、同時にその布団が消えると三つ巴マークも消えて、太鼓のサイズも小さくなるようになっています。
(※ちなみに、卒OP「Analogy」には『寄り添った篝火』という歌詞があり、魂が寄り添うような印象を受けることからも、三つ巴と関係が有りそうです。
三つ巴紋のモチーフの一つに古代の神具「勾玉」があるともされていますので。
)
ただ、すべての奉納演舞の中で「祟騙し編(祟明し編)」の奉納演舞だけは例外になっていて…
④祟騙し編(祟明し編)
笛を吹く男性が太鼓の三つ巴マークを隠すかのような立ち位置に、ここだけなっているんですよね。
私の中での三つ巴=三位一体の構成は「神(梨花)・子(沙都子)・精霊(羽入&エウア)」となっており、祟騙し編(祟明し編)だけがこのバランスが崩れているという意味の描写なのだとしたら、白沙都子が一時退場していることが理由として最も当てはまるのかな…?とは思いました。
とはいえ、そもそも奉納演舞の途中で篝火を片付ける意味がわかりませんし、太鼓も入れ替える必要もないわけです。
ということは、次の神前幕と合わせて「業卒とは全く違う別の世界?」の奉納演舞が混ざっているのでは…と思ってしまうのですよ。。
3-2.神前幕
☆神前幕とは
本来は平常時に白色を、祭礼時に紫色の神社幕を使います。元々紫は魔除けの力を持つと言われる色であり、神前幕の作成に取り入られたという説もあるようです。
ひぐらし無印~解~礼~業/卒と通して、古手神社の神前幕というのは共通して「紫色」が使用されてきました。
しかし、業/卒では綿流しの祭りのシーンに入る直前に、白色の神前幕が使われている『本殿』と、その入り口である『鳥居』が差し込まれている箇所があるんです。
このカットは全編共通して中身に変化のないものです。
これが使われたのは全部で3か所。(見落としてたらすみません…)
①猫騙し編 其の参
②祟明し編 其の伍
祟騙し編では無かったのに、祭り会場に行く時に差し込まれている。
③郷壊し編 其の壱[1984年 6月17日(日)]
①③だけであったのなら、惨劇の起きない、魔除けの必要のない平和な世界の象徴的描写なのかな?と思えたのですが、残念ながら先日の「祟明し編 其の伍」で突然差し込まれ、一気に謎カットになってしまいました…。
辿り着くべき「正しい世界」の1カット?とするにも、しっくりこないですし…?
白という色から連想するなら「調和のとれた世界」とも読めますが…光の三原色的にも。
わざわざ本殿と鳥居が一緒に映るようなアングルであることからも、カケラ世界と関係がありそうではあるのですが。
仮に、梨花の奉納演舞を通じて2人のカケラ世界が、もしくは舞台である雛見沢と合わさるようなことがあったとしても、今までの梨花がそういうつもりで演じてきたわけではないので、よくわからない感じに…。
エウアさんを倒してほしいわけじゃないですし。
梨花と沙都子の問題が解決したら、それと同時に去っていきそうですし。
これ、後4話で回収されるものの一つだとは思いますけど、現状これだ!というのが思いつかないですね💧
3-3.岩戸隠れ(9/8 追記)
神楽について調べていると、「アメノウズメ」と呼ばれる日本の芸能の女神であり、日本最古の踊り子。
そして、彼女が登場する神話「岩戸隠れ」の記述を必ず目にします。
天照大神 (あまてらすおおみかみ) が、弟の素戔嗚尊 (すさのおのみこと) の乱暴を怒って天 (あま) の岩屋戸に隠れたため、天地が真っ暗になり昼がなくなったという神話。困りはてた神々が、祝詞や舞などで大神を招き出すと天地は再び明るくなったという。
この神話には、引用した通り天照大神と呼ばれる「太陽を神格化した女神」が登場するのですが、これらがひぐらし業/卒「神楽し編」と、私の考えている展開予想や重要だとしてきた事柄たちが密接に繋がった感じがしたので書き残すことにしました。
ここまで読んでくださった方なら、もう察しがついている気がしますが、私の中の定義(例え)は以下の通りです…!
アメノウズメ=古手梨花(月)
岩戸隠れ=かくれんぼ+宝探し
まず、梨花をアメノウズメとする理由は2つあり、一つはアメノウズメが天照大神に出てきてもらうために踊ったこと。ひぐらしで言う「奉納演舞」のことです。
そしてもう一つが「月」ですね。
アメノウズメとは直接関係はありませんが、ひぐらし業/卒の奉納演舞シーンでは鍬を振り上げる梨花の背面に、満月が日付関係なく映し出されることがありました。
この満月の意味について(どうして○月○日に満月が昇っているのだろう…?)と固く考えるのではなく、もっと詩的に「梨花の象徴」「浄化」を表すのではないか。と読んでみることにしました。
(そもそもひぐらしはゲーム版でも日付関係なく満月が描かれてます。)
梨花はオヤシロさまの巫女として、雛見沢を治める役割を担っていたり、部活メンバーに対しても(特に圭一や沙都子を)なだめる役割に回ることが多かったと思います。
続いて沙都子について。
梨花が「月」なら、沙都子は「太陽」でしょ!と単純に考えたことがまず一つですね。
「綿流し編」にて村長が行方不明になった時には、彼女を不安にさせないようにみんなが空気を作って盛り上げたり。
「祟殺し編・皆殺し編」では、状況が特殊とはいえ沙都子のためにみんなが決起したりと、常に仲間の中心にいて場をかき回す存在であり、とても大切にされている印象が強いです。
そして、太陽の神格化である天照大神は「岩戸隠れ」において”隠れる側”であること。
皆殺し編で提示されていたような精神崩壊が、沙都子に起こってしまいそうな現状。
真っ暗な世界に魔女だけが取り残されることと、天照大神が天岩戸に閉じこもり(隠れ)、世界が闇に包まれてしまったこと。
これに近いことが沙都子にも起きると思うのです。
カケラ世界に取り残されて、梨花と会えなくなる。
今まで生み出してきたカケラの存在も、次第に薄れて消えようとしてしまう。
卒OPの描写から考えられる「かくれんぼ」の伏線と、これから回収されるであろう「宝探し」での梨花セリフ。
この日本神話がこの国最古のひきこもり事件とされるなら、業/卒の物語は古手家開祖である「古手桜花」と、彼女が用いたとされる「鬼狩柳桜」の伝承が既に絡んでいること。
天照大神が岩戸を開けるきっかけとなったのが「鏡」であること。
(業/卒通して鏡・鏡に写るもう一人の自分・鏡像・鏡の国のアリス等々、鏡が強調されている。)
三種の神器である「剣」「勾玉」「鏡」全てが業/卒の中で描かれていること。
(神剣鬼狩柳桜・三つ巴マークは勾玉を図案化した説がある・鏡は前述の通り)
そして天照大神を引っ張り上げたのはアメノタヂカラオであり、力持ちの神様とされていて、今作やたらタフだのタックルが強いだの言われている圭一と重なること。
彼には正しい世界の記憶を持っている等の特殊性があること。
魔女となった赤目沙都子を救うのは梨花でもあり、鏡に写るもう一人の自分。
白沙都子の描いた”騙し”の記憶でもありそうなこと。
と、これだけあるんです…!笑
もちろん、あくまで私の解釈から繋がって成り立っているものがほとんどではありますが!
岩戸を開き、雛見沢にも、そして沙都子の心にも光が戻ってきてほしいなと😭
というわけで、沙都子を暗闇から救う人物やキーとなりそうな事柄が、現状かなり重なって見えてしまいます…というお話でした😭
どうなっちゃうの!神楽し編!!!
明日が楽しみで仕方ないです。
おわりに
ご覧いただき、ありがとうございました!!!
最終編直前ですが、ひぐらし業放送終了後から考えられることは、これで全て出したつもりです…!!😭
残り4話でどういう物語を見せてくれるのか、信じられる分逆に恐ろしいのですが、みんなにとってのハッピーエンドであると願っていますよ!😭😭
「神楽し編 其の壱」ではこの物語の起源が描かれるのか、それとも順当に猫騙し編の沙都子側の視点を描くのか…
前者は、私目線では「これを語れるのが羽入しかいないのでは?」と思っているので、ここで入れるのは難しそうだなぁとは思います。
梨花は大切な記憶を全て忘却していますので。
そして後者なのですが、もしも「猫騙し編」が全て梨花に”だけ”見せられた夢で、最後ストレートに殺されてしまっているのなら。
死の直前の記憶の修復が「一時的」とされていたこと+梨花の記憶媒体の役割も持っている羽入の残り香の消失と合わせて、あの平和だった世界の記憶を忘れてしまった状態で、梨花は次の世界で起き上がるという可能性も残されているのですよね…
月曜日の先行カットでどこまで展開が読めるかわかりませんし、本当にこの先どういう動きをしていくのか曖昧なままです。
多くの人が、業と卒は必要な物語であったと納得できるような最後であってほしいと思います。
それでは、また次回!!
ありがとうございました🌸
『祟明し編 其の四 考察』否定。幻覚。そして「あぅあぅ」
ご覧いただき、ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
「祟明し編 其の四」!!!!!やばかったですね!!!!!?
いつもなら即2周目視聴しに行くのですが、今回は描写にフルボッコにされてしまったので、しばらく横になってしまいました笑
いや、そうは言いつつ色々と面白すぎて、超笑顔だったわけですが…
ということで、今週も感想交えつつ書いていきます!
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
1.予想の答え合わせ
さてさて、放送前日に急遽祟明し編の予想をまとめた記事を出してましたので、せっかくですし、答え合わせでもしてみようかと思います🤪
原山係長も所長も、上からの圧力には弱いタイプで、特に所長は自分だけ責任逃れしようとする人。
原山係長は所長に意見をすることもあるが、弱腰なのでなんだかんだ流されてしまうし、結局は指示された通りに動く。
原山係長…なんかごめん。笑
ただ、大石に手綱を握られるという意味では合ってた…?
「鉄平さん、”オヤシロさまの祟り”というのはご存じですか?
毎年綿流しのお祭りの晩になると、必ず一人が死に、一人が消えるという事件のことです。
今年の祟りに選ばれるのが誰だかはわかりませんよ。
ですが、2年目と4年目に北条家が選ばれたことはあなたもご存じのはずです。
ですから、今年の綿流しのお祭りの日、明日の夜は特に!あなたが家にいることを悟られてはなりません。」
あれ!大石さんのセリフまあまあ被ってない???
実際のセリフはこちら↓
細部は違えども、雰囲気は合ってたと言ってもいいですかね笑
大石さんとしては、魚を逃がすわけにはいきませんからね。
鉄平に「雛見沢の全員に虐められている」と話している以上、鉄平の在宅が分かっている内は土曜日の内に圭一にこんなに明るい口調で電話もできないし、梨花に迎えを頼んで北条家まで来てもらうことも、鉄平からしたら超不自然なので不可能。
もっかい使うんかーーーーーーい!!!!!!
いやでもですね、鉄平を署に連行して夜に帰すという動き、今思えば無理やり感あるんですよ😵
なので完全敗北ですね。笑 睡眠薬なんてたくさん持ってたもんね…
しかも彼、丸一日寝てます…怖すぎ。
ということで、事前に鉄平を殺害していたは無し。
警察署へ行く前、鉄平からプレゼントされた洋服を沙都子は受け取る。
沙都子がシャワーを浴び、これ着替えたのは
今までは鉄平の、自分の嘘を信じ且つ優しく、そして護ろうとしてくれるその変化に戸惑うばかりであったが、そのブレない想いをついに認め受け入れたという証で、シャワーは"気持ちを一新した"という描写。もちろん赤目沙都子にとっては関係ない。
超殺してました。それはもう執拗に殴って…赤目沙都子が。
引用部分の後者については、あの描写が白沙都子だったら当たってたと言っても過言ではなかったという…😭😭
だってついに抱きしめ返すことができたんですよ😭
なんという考察のすれ違い…嘘でしょ……でもまだ描写されてない部分だし、諦めるな私…
という所で、現状ちゃんとした答え合わせができるのはここまで。
さぁ、本編の方にいきましょう!
2.否定
大石さん、まさかのゴミぶちまけ作戦…ちょっと衝撃的でしたね。
ちなみに残ったゴミ袋は証拠隠滅として、ゴミ山に捨てた模様。
あと、綿明し編でも思ったのですが、パッショーネさんハエの羽音に本気出しすぎです…笑
祟騙し編でもこの6月17日(金)は、沙都子サイドが何をしているかわからなかった日でした。
玄関先のバイクと自転車が無いところを見るに、2人でお出かけだったようですね。
流石にバイクの方がスピード出るでしょうし、沙都子の漕ぐスピードに合わせてあげてたりしたのでしょう。
怒りをグッとこらえ、優しく沙都子を抱きしめる鉄平。
ああまたこのセリフ…一部が沙都子にかかってきてますよね…
「大切な”家族”を傷つけることしかしてこんかった、自分に対してやんね…!」
自分が今まで犯してきた罪への自覚が、もう一人の自分を否定していきます。
そしてついに、鉄平のことを抱きしめ返すことができた沙都子…!!
最初は身体が恐怖を覚えていてしまって、触れることすらできなかったのに。
彼の嘘偽りない想いが、沙都子の本当の願いをより強く思い出させてくれました。
場面は変わって、町会での大石さん。
めっちゃ心理描写してくれるじゃないですか……
圭一に対して「祟りの実行者から、優秀な駒だと認められたってことですよ。」と話すあたり、やはり北条家に圭一が来るのは重要らしいですね。
とはいえ、鈴の音とマンガ版祟騙し編の内容を考慮するなら、そんなこと関係無しに発症させられてそうなんですがね…
「野菜炒め」を作る沙都子。この作品、カレーと野菜炒めの印象が強い。笑
鉄平が話しかける前は何か考え事をしているような表情だったのに…
褒められてご満悦な様子。再びフライパンに視線を戻してもこの笑顔。
完全に今の鉄平を受け入れたという証ですね。強くなったなぁ…😌
2回目のひび割れ。沙都子の中で、この惨劇の世界を否定する気持ちが強くなっていきます。
警察と児童相談所の職員が一緒に訪問しに来るという異常事態に戸惑う鉄平と、その陰に身を潜める沙都子…腕まで掴んでる…!
これ、演技と思いたくなるかもしれませんが、頬を伝う汗の表現も合わさって”本物”だと思います。
服を掴み身体を寄せるような行動も、ようやく叔父さまを受け入れられて楽しい時間を過ごしていたのに、もしかしたらここで引き離されてしまうかもしれないと怯えているのかもしれません。
大石さんから「オヤシロさまの祟り」の話を聞き、うつむく沙都子。
もう”時間切れ”なんですよね。
本当に欲しいのは変わらず梨花なので、その目的のために動かなくてはいけない訳です。
それに、大石にはもう注射を打ってしまったので、どう転んだってこの世界は滅茶苦茶になることが既に決まっています。
夜になり、りかさとハウス(泣)の電話が鳴り響きます。
この慌てっぷり!電話を取る手と受話器の向きが違う!笑
梨花にも圭一にも嘘の電話を!そして鉄平は眠らされてる!!
みんな振り回されっぱなしだよ!!!
そして、ついに6月19日の夕方に。
綿流しのお祭りに向かうため、圭一・レナ・魅音・詩音が水車小屋で集合します。
わーもうこれさぁ……!
夕方×水車小屋×この4人。
思い出しちゃうんですよ、卒のキービジュアルを…!!
2人を4人が笑顔で待ってる😭
ここは「みんなの待ち合わせ場所」だよ😭😭!!!!!!
そんな希望的な風景を一切否定するかのように、鉄平を邪魔だから処分しようとする沙都子…
叔父さま、優しすぎて、沙都子の事を信じ切ってくれてて、彼女に眠らされた可能性なんて一ミリも考えていない…!
ここで一段と大きな亀裂が!!!!
そして鳴り響く銃声!叔父さまぁーーーーー!!!!
と思ったら外したぁぁぁぁぁ!!!!
赤目沙都子の殺人を強く否定する、白沙都子の介入きたぁぁぁぁ!!!!!!
しかも、左目が白沙都子なんですけど!!!!!?
片目で見ると…例えば左目だけでワンシーンを見てしまうと、赤い線で描かれたものは全て見えなくなってしまうが、青い線で描かれたものは黒い線として認識することが可能である。
と、このように考えてみると、例えば「猫騙し編 其の参」“綿流し“のシーンは「観測者」が左目だけで見ている状態であると仮定することができます。
じゃあ一体誰?という話になりますが、業卒に既に登場していて且つ、その存在を示唆されている人物が後1人だけいます。
それが通称、白沙都子です。
そして彼女こそが、赤い世界での惨劇を強く否定する「観測者」の1人ではないかと考えます。
わぁ超ドンピシャ!!これは嬉しい!!!諦めずに考えておいてよかった~~~~
そしてこんなの見せつけられちゃうと、猫騙し編の最後も抗ってくれたり、沙都子が自責の念で自殺しようとしたりが見えてきて怖い;;
世界が砕け散り、カケラ世界へ…
そこには赤目沙都子と白沙都子が。
カケラ世界=繰り返す者の心の世界という考えも、間違ってなかったですね。
いや…まさかこんな激しい戦いを見せられるとは思ってませんでした。
梨花にも心の中でもう一人の自分と対話するシーンがあったので、もちろん沙都子側でもやるんだろうと思っていましたが、梨花のそれよりちょっとキツめの口論くらいかなと甘く考えてましたね…💦
うわぁぁぁあぁぁ…………………………
梨花への純粋無垢な想いに、素直になっただけ。
そうしていれば、いつかきっと梨花も振り向いてくれると、ずっと信じて走り続けてきたのでしょうね。
本当に真っ直ぐ。でも、あまりに真っ直ぐ過ぎて、走るのに夢中になりすぎて、それ以外見えなくなっていた。
業卒の世界観のモデルの一つと言われている「鏡の国のアリス」の赤の女王の言葉を、ここでまた思い出しました。
「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない」
今、2人の沙都子はお互いを否定し合っていますが、いずれはどちらの自分も自分自身だと認められるようになってほしいなって、変わらず願うばかりです。
一人を敵と認めて倒して終わりだなんて、「ひぐらしのなく頃に」が目指していた本当のゴールではないはずです。
白沙都子が赤目沙都子を抱きしめてあげるんだ!!
あと、最後の赤目沙都子の言葉、視聴者にも言ってるっぽいですよね…わかります。。
正直、難しい問いだなと思います。
ただ、新しく生まれた感情を否定することって、ある意味自分の成長を否定することでもあるんじゃないかな、と思ったり。
だから、赤目沙都子の言っていることは結構わかると言いますか、私はどちらかというと肯定派ですね。
「今を受け入れろよ!」なんて乱暴なことは思いませんけど、頑なに否定し続けるのも、それはそれで違うんじゃないかな、と。
でもそれで言ったら、白沙都子の意見はある意味、自分の中に生まれた更に新しい感情なわけで。
赤目沙都子自身は、白沙都子と比べてより上位の新しい価値観を持った自分と思っているのでしょうが、白沙都子だって自身の罪に気づくという、一歩新しい自分に成長できたわけですから、そんな彼女を否定するのもまた、間違っているのではないかなと思います。
私はまだ四半世紀も生きていないしがない人間なので、こういうのは自信がないですね笑
ところで、残り香発言が赤目沙都子から出るとは思いませんでしたね…!
残り香といえば「羽入の残り香」ですよね。
これはちょっと安直な考えなのですが、白沙都子がお嬢様口調を使わずに話しているのに対して、赤目沙都子は使って話しているじゃないですか。
(※心からの叫びや本音を話す時は、お嬢様口調が抜けることがあるというのは理解してます!)
それと照らし合わせるように羽入とエウアについて考えてみると、エウアって羽入の残り香のことを「欠けた角」「出来損ない」等と否定していました。
残り香は「あぅあぅ」言わないですし。
ここと重なってくるんですよね。
それで、今の私の解釈としてはエウアが祟り神としての「原始のオヤシロさま」で、羽入が慈愛の神としての「現代の(後世の)オヤシロさま」なんです。
つまり、エウアという古い感情が羽入の残り香という今を否定している。という構図になっていて、ほぼ同じなんですよ。
ここでこの2人の関係性がより見える形で示唆されたのは大きいです。
白沙都子と赤目沙都子とで対になるように、羽入とエウアもオヤシロさまという存在で考えれば対の存在です。
しかし、後者はそれぞれ別の名前を持っていて、梨花とフレデリカ・ベルンカステルのようにそれぞれが自我を持ち、全く別の存在として動いています。
なんですが…エウアって、最初、名前がありませんでしたよね?
沙都子が「エウア」と名付けて初めて「エウア」になったんですよね?
なので、2人の沙都子のように、単純に羽入の魔女の部分がエウアという事ではないと思います。
そして、対と考えられる羽入も、元々は名前が無かったところを梨花が「羽入」と名付けたのだろうと推測できたり。(既に記述があったような気もする)
しかしながら、羽入の残り香はその名の通り”羽入の”残り香と名乗っています。
エウアの残り香ではなく。
彼女が梨花に「ボクは羽入の残り香でしかありません。」と告げたのは、鬼騙し編(鬼明し編)のスタート直前です。
なのでこの時点で既にエウアはエウアという名前を与えられている状態です。
でも、元を辿れば二人とも赤ん坊でもないのに、名が無い期間があったと考えられて、その元というのが結局「オヤシロさま」であったり「鬼神」であると思うのです。
二人に共通する名前はこれら二つ。
そう考えると、やっぱり元は一つの「オヤシロさま」で分裂した結果が今とするのが、正しいのか?矛盾する二つの教義が両立する世界…?でもそれって、昭和58年の雛見沢のことを指すのでは…?うーん、ちょっと保留。
私はこの物語の目指すところの一つとして、人と鬼の融和を挙げているので、この2人にも否定し合って欲しくはないなぁと思ったり。
とはいえ、沙都子を通じてボク(羽入)を討たせようとしているのも私の予想ではあるので、結果的に相対する2人のオヤシロさまがここから融合するみたいなことは無いと思いますし、エウアさんも沙都子が梨花によって完全に解かれれば、自然と立ち去ると思うのですよね。
そもそも羽入の残り香もエウアさんも私目線はめっちゃ嘘つきですし、羽入なんて梨花自身が自分より狸だって評価してるくらいの子なので、「ボクは羽入の残り香でしかありません。」という発言自体も信用しきれないのですけどね!!!
そんなことを考えている内に思い出したことがあって、ここにねじ込ませていただきますが…
ルチーア学園の最初の授業で、集合の板書があったじゃないですか。
黒板の左に注目していただきたいのですが、式が「A∪A=U」になっていて
これ、「あぅあぅ」と読めるのですよ。
羽入の残り香がが「あぅあぅ」言わないのは、この式と関係があるのではないかと考えてみました。
つまり、この式が今は”成り立っていない”。だから「あぅあぅ」言えない。
そんな風に考えてみると、左辺の「A∪A」という二つの「A」のどちらかを失っている状態なのでは…?
と考えることができます。そして恐らくそれは小円の「A」の方。
「U」という心の宇宙(Universe)にぽっかり穴が開いてしまっている…みたいな。
これに当てはめられそうな事柄って、個人的には「鬼狩柳桜(慈愛の心)」だったりするのですが、沙都子が触れたオヤシロさま像が砕け散り、黒い角が出て行ってしまったことからも「本当のオヤシロさま」を構成する大事なパーツが失われた状態、とも思えるわけです。
私は砕け散るオヤシロさま像を梨花の状態そのものと重ねて考えていたり、右腕が折れていないことから、「完全な神であるエウアの存在」を表すものと考えているためですね。
だからこそ、私は最後までエウアさんのことを信じたいんですよ…!
悪を演じつつも、目指す世界はみんなが望んだ世界なんだと…!!😭
さて、ちょっと話がそれてしまいましたが、本編の方に戻っていきます!
うーーーーん🙄
最初沙都子は「そんなこと、できるはずありませんわ!できるというのなら、今すぐ叶えてみせてくださいませッ!」って言っただけですし、逃げようとしても塞ぐようにカケラを紡いでやり直させたのはエウアさんなんですよね🙄
力を実感して行使し始めたのは、繰り返す者のとしてのもう一人の自分を生み出した後からなので、流石にこれはダウトかと…
ああもう、干渉しちゃうよ~って言ってるようなものじゃないですか!笑
エウアさん、段々と悪役らしい言動をしてくれていて、期待しかないですね🤭
それにこのセリフ、ポジティブにも捉えられるので良いですね。
だって、沙都子目線で苦しみから永遠に解放されるには、惨劇の無い世界で大好きな梨花とずっと一緒にいること、ただそれだけなんですよ…?
え?ポジティブ解釈しすぎ??
赤目沙都子に否定の弾丸を放たれる白沙都子。
でもこれで精神が死んだわけじゃない…!!
赤いひび割れのエフェクトは、エウアさんの右腕にもかかってるように見えてしまいますね。
これが意図的か偶然かはわかりませんが、ここから想像するのなら「オヤシロさま像の右腕の破壊」。
この一連のシーンも、自分の罪を自覚するものだったので遠回しでも繋がりがあるとは思います。
3.北条家の惨劇
というわけで、結局殺されてしまう叔父さま。。。😷
積年の恨みを晴らすかのように、執拗に殴る赤目沙都子…恐ろしい子。
以下もまた「祟明し編 其の四」放送前に頭ぐるぐるになりながら走り書きしたものなのですが、掠ったような掠ってないような感じでした…笑
つまりは、二つの真実が重なり合った状態があの祟騙し編でのシーンなのではないか?と、頭の片隅で考えてはいたのですが…
当たってたような、そうでもないような笑
とはいえ、白沙都子は直前に一時退場しているので、この祟殺し編ベースの世界ではもういないも同然な気はしますし、本当に掠めた程度でしたね。
さて、私目線鉄平は幻覚がほぼ確実なわけですが、気になるところは色々とありますので整理していきましょう…!
まずはここですよね、鉄平の死体がある部屋とそこに行くまでの廊下は同じ。
ですが、圭一が来た時には外へ繋がる扉や廊下には血がついていませんでした。
これだけの量の血が既に付いているのなら、圭一だって気づくはずです。匂いも相当でしょうし。
だからこそ、トマトケチャップは幻覚だと、まだ私は信じたいんですよ…!!
この後、大石と熊ちゃんによる警察視点が遂に挟まってこれが明かされれば、レナVS圭一の違和感が全部解けるようになるはずなんです…!!
これらのカットの血の飛び散り方は、祟騙し編と全く同じものでした。
しかし、表示される順番が異なっており、祟騙し編では電気→テーブル→電話→カレンダーの順番。
圭一と沙都子の錯乱具合を表しているのか、記憶や視覚情報がおかしくなっていることの示唆なのか…
そして肝心の圭一のことなのですが、気になるのはこのバットで殴られるシーンですよね。
沙都子が鉄平を殺した後には、既にボコボコに凹んでいるので、この新品のバットは何?
となるわけです。
それに、沙都子が殴ったにしても、タイミングがおかしいんですよ。
明らかに、圭一がのたうち回って鉄平を見上げた後に部屋に戻ってきているので、合わないのです。
そうなると、どちらかの描写が嘘となるわけですが、より現実的に考えるのであれば「普通に沙都子が闇討ちしました」になりますよね。
一応薄そうだけどもう一つ挙げるとするなら「エウアの干渉によって頭に強烈な痛みを受けたという比喩表現」辺りかなと思います。
大石さんを挙げない理由は、この後バットを持って境内に向かうのに、ここで死んでたらおかしいからです。
なので、全体をもう一度整理すると…
沙都子は5年目の祟りを大石に見せてやろうと圭一を誘い、襲う(または襲おうとする)が、沙都子と圭一はエウアの干渉により幻覚を見せられ始め、殺したはずの鉄平が蘇り圭一を襲うかのようなシーンが目の前に広がる。
あれだけ執拗に殴り殺したのだから、生きているはずもないことを理解している沙都子はその存在そのものに酷く怯える。
圭一は既に意識が無い鉄平を殴り続ける。(鬼騙し編のレナに対しての行動と繋がる可能性)
沙都子は有り得ない光景から逃げるように家を出て、そのまま神社の境内へ…
ここまで物語が進めば大体の人が同じような予想に集約すると思うわけですが、これでまた全然違うことが起きてました~って言われちゃったら…泣きましょう。
おわりに
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!!
相変わらず長くてすみません!
次回はいよいよ祟明し編の最終話 其の伍となるわけですが、1話で猫騙し編の裏まで全部回収するつもりなんですかね…さすがに足りないかなぁ
そうなると、とりあえずOPはカットになりそうな気がしますし、猫はほんとのDIEジェストに😇
猫騙し編の分は特に、沙都子視点ではH173未使用で発症者が暴れていて、基本的な開始地点も梨花の死の直前から始まる、抗いようもない”悪夢”をエウアに見せられているという認識で変わらず行こうかなと思います。
梨花は赤坂に殺される前、恐らく繰り返す者ではない沙都子と時間を過ごしているため、繰り返す者である沙都子サイドではこの逆の、理想の梨花と過ごす”幸せな夢”を見させられているのではないか?とも考えてます。
上げて落とすが一番効きますからね!!
マンガ版猫騙し編も、アニメ版に梨花の意識が合流するかのような完璧な流れで感動してます…!
ちゃんと魔女の卒業してくれたって信じてるよ!!!
では、今回はこの辺で。
ありがとうございました!🌸
余談
白沙都子と赤目沙都子について。
彼女らはあくまで”私は私”としているので、梨花とフレデリカ・ベルンカステルとは今のところタイプが違う。
こちらは全く別の人間であると主張していて、名前も違う。
二重人格という意味ではもちろん正解だったけれど、解離性同一性障害と単純に病名を指定したままでいたのはちょっとまずかったかなと思った。二重人格であることには業の終わりから一貫して疑ってなかった上に、以降の考察はそれを土台にして積み上げてきたものなので。
ただ、解離性同一性障害としていても、この障害において最も特徴的な「記憶が抜け落ちる」という症状については、梨花には当てはまると考えているのでそこは…。
問題なのは沙都子の方で、2年目の事件の際には同症状が見受けられたと思うが、エウアの力により今はそれが起きていない。
と、赤目沙都子が舞台上で暗躍している時に(注射シーン等)白沙都子側の記憶ってどうなってるんだろうと再度考えた時に、自分の思い描く真実で塗り替えようとしているだけで、赤目沙都子の行動を認識できていない訳ではなさそうだった。
自分で出した他の考察を組み合わせて考えれば、もっと早い段階で理解できたはず…笑
とはいえ、私としては沙都子の記憶に抜け落ちている部分があると仮定して深く考察をしてこなかったため、振り返ってみても特に考え直さないといけない箇所は無いかなと思いました。
そんな感じでプチ反省会でした😛
以上🐳
『祟騙し編(祟明し編) 考察』予想はちゃんとまとめたい
閲覧ありがとうございます!
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
考えを広げすぎて自分で首を絞めている祟騙し編(祟明し編)の惨劇について、予想をちゃんと一本にまとめたい記事です。
二重人格前提です。
ホワイダニットとやらを大切に…(したつもり)
1.惨劇シーンの描写の違い
既に明らかになっているように、鬼でも綿でも最後の惨劇のシーンには明確な違いがありました。
ですが、祟騙し編についてはこういった大きな違いは無い。と考えてます。
完全に分かれていた二つの人格が、沙都子が演技をすることで同時に存在している。
演技として喋っている言葉に本音が混じっているから、2人が疑似的にも同じ感情を抱いている。同じ方向を向いている。
だからカケラの中の描写に矛盾が発生しないんです。
2.各人物の目的など
■大石
連続怪死事件を操る黒幕を探り当てる。
■白沙都子
叔父さまと一緒に過ごしたいという気持ちは無いが、与えられる優しさの向こう側に梨花の姿を重ねてしまっている。早く梨花に折れてほしい。もう苦しい。
■赤目沙都子
とりあえず惨劇が起きて梨花が死んでくれれば良い。
大石への注射も好奇心によるものだった。そして、互いに敵意を抱いている鉄平と圭一を、今引き合わせてぶつけるとどうなるかというのも、彼女の興味本位での行動でしかなかった。
■圭一
完全な巻き込まれ役…泣いていい。
3.流れ
📝6月16日(木)
📝6月17日(金)
📝6月18日(土)
原山係長も所長も、上からの圧力には弱いタイプで、特に所長は自分だけ責任逃れしようとする人。
原山係長は所長に意見をすることもあるが、弱腰なのでなんだかんだ流されてしまうし、結局は指示された通りに動く。
そう説明し、大石・熊ちゃん・原山係長の3人だけで北条家へ。
ここで北条家の現状を見た係長は、北条家に虐待は無かったことを目の当たりにする。
そして、市長へ今日の事を6時までに直接報告しなければならないことを吐露。
しかし、このままを報告したら、間違いなく児童相談所が直接訪問して事実確認を行わなかったことを責められる。
電話での簡易的な確認ではなく、早い段階で行動して誤解が解けていればこんな大騒動になることはなかった。
それに加えて、虐待は無かったと言い続けることで結果的に雛見沢を敵に回すことになり、それに怯えることとなる。
ここで大石が原山係長に
「敵は少ない方が良いでしょう?雛見沢を敵に回すことがどれだけ恐ろしいことか、あなたもよくご存じではありませんか?
虐待があってもなくても、どうせあなた方は児童相談所としての姿勢が間違っていたことに対して、責任を問われるわけです。
ですが。ここで虐待の事実があったことにしてしまえば…恐ろしい雛見沢の住人の怒りだけは、鎮めることができるんですよ。」
などと話し、嘘の報告をするように促す。
幸いここには他の警官や園崎家側の人間は誰一人いないため、この場の全員が了承すればそれがこの先も真実になる。
一次ソースは確認しなさい案件が多すぎる。(そもそも一時ソースを確認すること自体が難しい場合もあるけど)
市長は園崎家としっかり繋がりがあるため、市長への報告は間違いなく園崎家へ伝わり、雛見沢全体にもすぐに広まる。
そして、大石は住人たちの目を欺くため、鉄平を一時的に署へ連行することを告げる。
ここで警察と繋がっていたことがバレると、更に危険が増す可能性がある。
もちろん虐待の事実がないことは大石には分かっているため、綿流しのお祭りが始まる頃…つまり、日も落ちて人々が祭りに夢中になる頃に鉄平を家まで届ける事を約束。
警察署にて大石は、鉄平と2人で話せる場を設ける。(郷壊し編 其の六みたいな雰囲気で)
ここで前原圭一という男が、グループの中心にいた事を知る。
「鉄平さん、”オヤシロさまの祟り”というのはご存じですか?
毎年綿流しのお祭りの晩になると、必ず一人が死に、一人が消えるという事件のことです。
今年の祟りに選ばれるのが誰だかはわかりませんよ。
ですが、2年目と4年目に北条家が選ばれたことはあなたもご存じのはずです。
ですから、今年の綿流しのお祭りの日、明日の夜は特に!あなたが家にいることを悟られてはなりません。」
📝6月19日(日)
鉄平に「雛見沢の全員に虐められている」と話している以上、鉄平の在宅が分かっている内は土曜日の内に圭一にこんなに明るい口調で電話もできないし、梨花に迎えを頼んで北条家まで来てもらうことも、鉄平からしたら超不自然なので不可能。
ということで、事前に鉄平を殺害していたは無し。
警察署へ行く前、鉄平からプレゼントされた洋服を沙都子は受け取る。
沙都子がシャワーを浴び、これ着替えたのは
今までは鉄平の、自分の嘘を信じ且つ優しく、そして護ろうとしてくれるその変化に戸惑うばかりであったが、そのブレない想いをついに認め受け入れたという証で、シャワーは"気持ちを一新した"という描写。もちろん赤目沙都子にとっては関係ない。
楽しいお祭りは梨花の奉納演武の時間に。
演舞の途中なのに、沙都子は圭一を誘惑して北条家へ誘い込む。
彼に伝えた言葉は白沙都子の本心でもあるが、悲しいことに赤目沙都子の演技。
もう演舞なんて見飽きたのもこのタイミングを選んだ1つの理由になりそうだが、何よりも人がお祭りに夢中になっているこのタイミングで連れて行くことに意味があった。
それこそが、鉄平が家に帰ってきているであろう頃合いであること。
そして圭一は、赤目沙都子の娯楽のためだけに呼ばれた。
大石が暴れてくれるのはそれとして、今の圭一と鉄平をぶつけたら一体どんなことが起きるのか単純に見てみたかっただけなのでは…?
2人がやってくるほんの少し前に鉄平も帰宅。
北条家を守ってくれた大石の言いつけ通り、身を潜めようとするが沙都子の姿が無いことに不安を覚える。
するとその時、外から声が聞こえてくる。
一人は沙都子で、もう一人は「にーにー」と呼ばれる男。悟史はいないのだから、思い当たる人物は一人。
沙都子を虐めたグループの一人、そして自分たちを嵌めようとした張本人。
鉄平なら殺意しか湧かないのも当然で…
画面外に消えた時、赤目沙都子はカケラ世界へ意識を移動させる。
これで、カケラの中には白沙都子が残され、主導権を握る。
なぜそうしたかというと、もう一人の自分が惨劇に恐怖し、驚くその姿さえも”鑑賞”したかったから。
祟明し編までの白沙都子は、一人の人間に二面性がある場合でも、そのどちらか一方しか認められないのではないか。
「この人は改心したんだからもう暴力的な行動は起こすはずもない」と偏った考えになってしまっていたのではないか。
だから、この段階ではまだ梨花の二面性をどちらも認めることができておらず、驚いてしまうし、惨劇は続くのではないか…
鉄平登場からの、赤い世界チカチカver.
ここでしか使われていない「鈴」の音は、神の音連れ(訪れ)と解釈しており、エウアが圭一に何か力を使って干渉したのだろうと考えてます。
羽入が梨花の心を鎮める力があったように(賽殺し編)、エウアにはその逆の力があるのではないか?という考えです。
圭一が、鬼騙し編では惨劇の記憶を全て保持していたはずなのに、祟騙し編では全く覚えていなかったという差異も、エウアの介入があったのであれば納得できます。
また、タイミング的に羽入の残り香が記憶範囲の修復を行ったタイミングとも重なりそうですし、ここの裏側は凄く楽しみですね。
さて、この一連のシーンには「トマトケチャップ」と「本物の血」とで2種類が明確に描き分けられています。
ここから考えられるのは…
①鉄平は幻覚ではなく、確かにここにいて殴られている。
②白沙都子は幻覚を見ている。
③圭一もたぶん幻覚を見ている。
これが真実であった場合、自動的に鬼騙し編(鬼明し編)のアンサーになり得ると思います。
頸動脈じゃなくてお腹刺されてるだけなのに、あり得ない量の血が四方八方に飛び散ったり、目覚めても腹部の痛みを訴えず、首にコルセットをしている事。
これらの不可解な要素も、途中から圭一が見ていた幻覚であった。ということで全て片付く。(きっと)
鬼明し編では、この惨劇の真実について、多くの方がもっと直接的な描写で明かされるものだと信じていたと思います。
もちろん、私もその内の一人です。
しかし、蓋を開けてみれば警察の捜査が入っているにも関わらず、肝心なその警察視点で一切描かれなかったんですよね。
梨花もあの夜、圭一が疑心に打ち勝ったのを確認しただけで勝ちを確信してしまい、目視することはありませんでした。翌朝も警察に現場を抑えられていたので何も見ることができなかった。
つまり、あの2人の惨劇は鬼騙し編と鬼明し編を比較して推理する他ないのです。
違和感や事実を拾っていくと…
レナを圭一がタックルで気絶させるところまでが現実。
その後は全て圭一の幻覚で、気絶しているだけのレナを青いカレンダーで殴打し続け、殺してしまった。
そして、北条家を熊ちゃんと共に監視していた大石目線では、北条家に沙都子を迎えに来たのが「梨花」で、その後「圭一」が来た事で園崎家への疑いが晴れ、事件が起こることで古手家が黒幕になる。
園崎家の手駒としては不自然であるから。
現場を目撃した大石は突然豹変し、その異変に気付いた熊ちゃんが止めようとするが、落ちていたバットを振り回す大石に中々近づくことができず、攻撃を避けるうちについに気絶させられてしまう。。。
… これでどうだッ!!!!!!!!🤣
おしまい
『祟明し編 其の参 考察』都合の良い脚本
閲覧ありがとうございます😔
月詠🌸 (@higurashi_moon) | Twitter と申します。
さて、「祟明し編 其の参」を踏まえて書いていきますが…
いや、あの…怖いですこの作品。純粋に。
私が勝手に作品にのめりこみ過ぎてるだけかもしれませんけど、情緒不安定になりすぎて普通に自分が心配になります…笑
予想以上にゆっくりじっくりな進行で逆に驚いていますが、まずは頭から順に振り返っていきます…!
最初は感想多めですが、後半は話の随所に見られる”脚本の都合の良さ”を自分の用意していた解答と繋げて説明し切ることを目指したものになっています。
1.繋ぎ止めるのは
ついに祟殺し編の虐待シーンがガッツリ入りましたね…!
ひぐらし業でも少しだけカットが入りましたが、これだけじっくり映像で流れるのは、今回が初めてではないでしょうか?
内容としてはTIPS「疫病神と復学」と類似シーンのようですが
比較してみると、ひぐらし卒の方が鉄平の凶暴性がより強く描かれているようにも思えます。
今の鉄平はだいぶマイルドになって描かれているけれど「こういう奴だった事を思い出せよ?」と言われているようにも感じてしまいます。
素の彼はいくら沙都子のためとはいえ、住人に対して怒鳴ったりと攻撃性は保持したまま。
今は比較的平穏に暮らしていますが、沙都子と一緒に住まわせたくはない存在なのは言うまでもないですよね。
沙都子が心から一緒に過ごしたいと思うのなら別です。でも、そんな訳ないんですよ。
「猫騙し編 其の四」の世界では、雛見沢に鉄平は帰ってきていませんでした。
梨花と過ごす幸せな世界に、彼は必要のない存在なのはもう明白です。
いやぁもうこのセリフ!!!!!!
良かったぁぁぁってなりましたよ!だって目的は何一つ変わってないんですもん!!
しかも何?「独り占め」??????
梨花ちゃま愛されすぎぃ!!!!!!!早く一緒のお布団で寝て朝チュンして。身も心も沙都子が独り占めしていいんだよ。
へぇ~~よく知ってますね。梨花ちゃまのことですか???
ところで、2つのカケラをほぼ同時視聴とは器用ですね。
前回の記事でもお話しましたが、このシーンを見る限り、白沙都子の嘔吐時にカケラ世界で赤目沙都子が他のカケラを閲覧し始めると、白沙都子にも他のカケラの記憶が混ざって影響を及ぼす。という仕組みなのかもしれません。
やめてぇ!!そんな沼に浸かったってつらいだけだああああああ!!!!
うん、うん、わかってるよ…良かったよ…
白沙都子と赤目沙都子の目的が異なってたら、それこそ物語の終わりが見えなくなってしまう。。ゴールテープ切るまで頑張れ;;
だけど、「私の望む理想の”梨花”」を選ぶような行為はダメだよ…銃を向けないで…
確かに祟明し編に入ってくると、もはや鉄平が主人公みたいに描かれちゃってますけど、この野菜炒めのシーンまで重ねてくるとは…
初回は笑えるんですよね。初回は。
…彼の頑張りは認めたいですよ。今は沙都子のためにと奮闘してくれていますから。
それでもやっぱり、複雑な気持ちは少し残っています。
もっと月日が経って、誰に対しても誠実でいられたのなら。
それは本当に素晴らしいことだと思いますよ。
ちなみに、今の鉄平は3000万円を沙都子のために手堅く使うのもあって、経済観念の欠落は見られない模様。何かしら買い物についてのアドバイスを受けた可能性はありますが…。
右は圭一のお肉選び。
直前の動作もやけに大げさだし、毎回笑顔作ってるのしんどいよ……
そういえば、圭一の時は大惨事になった後片づけを沙都子が一人で全部やりましたけど、今回の鉄平に対してはそうしませんでしたね。
これが両者に対する明らかな好意の差の一つでしょうか。
表現として適切かはさておき、「条件付きの愛」って感じがしますね。
鉄平がゴミ袋を持ってリビングに戻ると、そこにはテーブルに伏せて眠る沙都子が。
常に気を張っていたり、自分を騙し続けて生きているわけですから、疲れは溜まりますよね。。はぁ~~~かわいい。
あ……いや…それは……………やめて?ねえ、やめてよそういうの…
うああ……っ
うわあぁああぁぁあん😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
このシーンが今回ダントツでしんどかったよぉぉぉ!!!!!!!!!
精神的ダメージを受けたまま、まさかの鉄平と沙都子の下着というシーンに…😭w
だから笑っちゃうんですってば!!!
お陰様で泣いたまま笑うという、最近見た赤目沙都子の表情みたいになるという…
こういうとこ、やっぱり沙都子は鈍感ですよね。
「一緒に暮らし始めて間もない叔父の洗濯→何故か恥じらいを見せている=下着?!」にならないという。。。
この、言動の裏側を想像できない感じ…?
だからこそ、梨花と直接ぶつかり合わないといけないんですよね。
このシーンについては、原作の皆殺し編のTIPSを知っていると随分と見え方が変わるようです。
私はCS版は完走しているものの、原作の方はまだ終わってないので確認できないのですが、以前より鉄平の沙都子に対する性的虐待の匂わせについては知っていました。
だから、このシーンの鉄平を「気持ち悪い」と感じる方々の気持ちも理解できます。
私はそこまでの感情は抱かなかったのですが、彼はそもそもこれからずっと一緒に過ごす相手ではないので、あまり気にならなかったのだと思います。
………ちなみにすごくどうでもいいんですが、昭和58年当時はどうやら「ショーツ」という呼び方は一般的ではなかったみたいですね。
今では当たり前の呼び方ですけど、昔は違ったんだなぁと😳
「パンツ」って呼び方、個人的には下着というよりボトムスの「パンツ(デニムパンツ等)」のイメージが強くて、ちょっと不思議に感じるんですよ〜
1950年代に日本に広まり始めた女性用下着が、時代を経て現在のような形になり、パンティと呼ばれる時期がしばらく続きました。
しかし、パンティという言葉には少しいやらしいニュアンス、性的なニュアンスがあるのではないかということが問題になりました。
パンティという言葉には「男性を性的に興奮させるアイテムとしての女性用下着」という意味が含まれているのではないか、という見方です。
このことを問題視した下着メーカーが、1990年代前半から、パンティという呼び名を避けて、ショーツと呼ぶようにするための活動を始めたのです。
2.大石への注射
まさかの、鉄平が大石に頼み込んで家に上がってもらうというイレギュラー!
「一人で抱え込むな!仲間に相談しろ!」というひぐらしの重要なテーマを簡単に体現してしまいました笑
これは沙都子的にも初めての事だったようで、この子本当に綿密な計画を立てているわけじゃなくて、圧倒的な下準備による絶対の自信と、それらを用いた柔軟な対応能力があるということですよね。超優秀!
けれど、鉄平の改心による行動を予測しきれていない辺りは、いずれ予想外のことが頻発する伏線にもなっていますよね。
脳裏をよぎる祟騙し編の「叔父さま?!」発言と猫騙し編…
大石が部屋を見て回るシーン。
ある一室に中国哲学や法華経の本がズラリ。
まさかのここに来て北条家の裏設定公開…?本がここに残っているということは、少なくとも今まで離婚によって立ち去って行った父親たちの私物ではないですね。
ということは、沙都子の母か最後の父か。
悟史の部屋はここではないので対象外でしょう。
元々雛見沢にはお地蔵様がいたり、オヤシロさまそのものにも様々な宗教が混ざり合っているようであったり。
そもそも日本が信教の自由を憲法で保障されている国なので違和感はないのですが、これだけしっかりとクローズアップされているということは今後他作品で使えるヒントかもしれませんし、北条家の掘り下げに使える材料なのかもしれませんね。
”暴力的で自分を虐げてきた人”
これが沙都子の中での絶対的な叔父さま像であったはずなのに、それが更に音を立てて崩れていきます。
どんな叔父さまでも、叔父さまは叔父さまなんだと認められるのなら。
それは梨花に対しても同じような姿勢でいられる伏線ではないかと思いますし、それに気づくためには叔父さまとのコミュニケーションは必要であった。ということになりますね。
このセリフの直後、エウアのカットが差し込まれ、本来の目的のためにこの状況を利用することを想いつく沙都子。
お茶のおかわりでも…と話して差し出したのでしょう。
「睡眠薬入りのお茶」を。
敢えて緑茶っぽくない緑色を使うことで、非現実味を表現しつつもお茶に入れましたよ~~というアピールをしたかったんでしょうか?笑
ちなみに睡眠薬というのは突然出てきた薬のようにも思えますが、出題編でちゃんと出てきているので大丈夫です。
頓服薬にあまり馴染みがないので調べてみると、これ用法の一種だったんですね…無知でした。
悪夢を多重に見てしまうほど、睡眠には悩まされていた様子。
国立国語研究所によると、頓服のことを鎮痛剤(痛み止め)と誤解されている人が34.1%、解熱剤(熱冷まし)と誤解されている人が33.4%、包装紙にくるんだ薬だと誤解している人が16.2%で、ほかにも粉薬や坐薬といったさまざまな誤解があるとのことでした。これは実際に風邪をひいて受診したときなど、解熱鎮痛剤が頓服として処方されるケースが多いので、そのような誤解が生じているのだと思います。
では、実際に頓服とは何かと言うと、日本薬学会の薬学用語解説によれば頓服とは、「患者の主訴を軽減・消失させる目的で、症状が出たときや激しいときなどに必要に応じて薬を服用(使用)する用法をいう」とあります。この解説からも、頓服薬は薬の種類ではなく、用法の一種だということがわかりますね。
https://www.minnanokaigo.com/news/kaigo-text/pharmacist/no45/ より
大石が薬を盛られたという事実に気づいていない件について、仮に以下のような「健忘」の副作用が薬にあり、それが適用されていたのであれば、超ギリギリ不自然ではないと言えそうです。
だとしても都合が良すぎるのは確かです。薬の副作用なんて作中では名言されていませんからね。
ここでは、睡眠薬としておもに使われているベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用を中心にご説明していきたいと思います。
これらの睡眠薬では、作用時間によって注意すべき副作用が異なります。
作用時間が長いということは、薬が身体に少しずつたまっていくことにつながります。睡眠薬の眠気が翌朝に残ってしまったり、筋弛緩作用が日中に働いてしまうことがあります。
それに対して作用時間が短い睡眠薬は、薬が急激に作用するということになります。このため中途半端な覚醒状態となってしまって健忘(物忘れ)が認められたり、お薬の急激な変化に体が慣れようとしてしまうことで、依存が成立してしまうことがあります。
というわけで注射シーン来ましたね~!今回は大石さんだったんですね。
つまりこれで圭一への注射の線は無しに。
ちなみに私のH173に対する考えは全く変わっていませんので、誰にいつどうやって注射したのかなんて割とどうでもいい要素ではあります。
大石さんへは、チャンスがあるにも関わらず、わざわざ眠らせて注射で投与したことから、綿明し編での魅音への経口摂取の線は無くなりました。注射でしか効果が無いと思っている証拠です。(私は経口摂取って書いちゃいましたけど🤣)
じゃあどうやって注射したのかという疑問に辿り着くわけですが、結論を言うと綿明し編では魅音に注射はしていない可能性があると思います。
というのも、注射をする直前に赤目沙都子がカケラ世界に一時戻ってエウアさんと会話をしていましたが、その間にもカケラの中の世界は動いていたんです。
となると、その時は白沙都子が言動の主導権を握っていることになります。
彼女は惨劇なんて望んでいませんし、魅音に手を出すこともできません。
だから、赤目沙都子が用意した注射剤を全て捨てて、注射器だけ見える場所に放棄し、使ったかのように見せたのではないか。
と、今の私は考えています。
さて、話が逸れましたが、今回の眠らせてから首に注射する流れ、しっかり鷹野さんの行動に被せてきててゾクゾクしましたね。。。
もちろん、H173を何回投与したかの違いは明らかなわけですが。
これは、もはや魔女となってしまった赤目沙都子に対してのセリフでしょう。
退屈は魔女の毒。これは平成ひぐらしにおける梨花にも言えることでしたね。
退屈がネガティブ思考を加速させ、負のスパイラルを生み出し、やがて精神を蝕んでいく…
北条家から去り、熊ちゃんの元へ戻る大石。
首元、血は出てないようですね。
大石さんにはこの時点で雛見沢症候群を発症するような土台(精神不安定になる事柄)ができあがっておらず、この後起こす「地蔵破壊」や「鳥居にしょんべん」などの行為も平成ひぐらしで見てきた大石さんのやりそうな範囲内なんですよ。
連続怪死事件の真相を暴くためなら、退職金も捨てるほどの覚悟。
怪しいと感じたらすぐ実行に移す行動力。
3.変貌の予兆と”都合の良い脚本”
そんな道中。彼の所持する手帳が画面いっぱいに映し出されました。
大石さんの発言の流れから、ここに貼ってあるべきは「連続怪死事件の1年目」彼が亡くなった父の代わりかのように親しみを寄せていた「おやっさん」の死亡事件です。
しかし、右の記事の見出しを読むに、これは明らかに「連続怪死事件5年目」の「富竹さん」の死亡事件を指しています。
存在しないはずの事件が入り混じってしまっている、ということです。
これについて、もしも本当に過去の事件がすり替わっていた…なんてことがあったら?
そうなったら、入江機関の雛見沢症候群の研究は進まないため、鷹野さんのチームによるH170(H173より古い薬)の開発はされませんし、鷹野さんが改心した世界で富竹さんが死ぬことはありません。
過去が変わっているのであれば、祟騙し編(祟明し編)の世界も、もっと別の世界になっているはずです。
また、大石さんは「おやっさん」の死亡した1年目の事件を認識しています。
これがなければ、そもそも大石さんはこの一連の事件への情熱を見せないでしょう。
これらの理由から、過去が変わってしまったという描写ではない。と言えます。
であるならば、これは一体どういう意味を持つのか。
1つは、「猫騙し編の世界の予兆である」と考えています。
左上からZの順に赤坂→茜→公由→圭一が発症する世界のテレビ画面なのですが、世界を繰り返す度に、表示されている日付・時刻・天気と、直後に描写されるシーンとの矛盾が強くなっているのです。
■赤坂
日付○ 時刻○ 天気○
学校の、恐らくお昼休み。しかしそれにしては他の生徒の気配がゼロ。
■茜
日付× 時刻△ 天気-
天気は非表示だが、月齢は日付と噛み合わない。
午後9時46分より前に園崎家に集められたのでしょうが、古手家頭首とはいえ明日も学校がある小学生なのに、こんな遅くに呼び出すのは不自然。
(※マンガ版は午後8時集合になってますが、鬼~祟の間でもアニメ版と日付がズレていたりするので別物として考えてます。)
■公由
日付? 時刻× 天気△
日付は比較対象無し。時刻は明らかにおかしくて、梨花は寝間着で引きずられているにも関わらず、テレビでは平日の、しかも昼過ぎの表示。
天気は曇りとあるが、雷が鳴っているので怪しい。
■圭一
日付? 時刻× 天気-
過去に6月13日に仲間たちとエンジェルモートへ行った事は無い。
時刻は他の表示パターンから考えて、この時は24時間表示になっているため、まだ日が昇っていない時間帯にエンジェルモートにいることになっている。
このように、猫騙し編の世界というのは非常におかしな世界であり、発症者のセリフも突飛なものです。
その少し前だって、大石の拳銃の装弾数はおかしいし、圭一が目を覚ますのは何故か秋頃ですし…
加えて、惨劇に至る「過程」を省いて「結果」だけ映されるのも、この手帳の「見出し」だけがハッキリと映っていて、肝心な「記事の内容」がぼやけて読めない点と重なります。
そしてここに、更に重ねていく要素として2つ目、「沙都子の精神状態」を挙げます。
以前から、カケラの中の世界には沙都子の心の状態が反映されていると書いてきました。
まず、祟殺し編ルートで仮に鉄平が帰ってきたとして、2人だけでこれだけ傷んだ家を修繕するのは非現実的です。
また、夕飯の買い物でさえ後回しにされるのに、村から煙たがられている北条の家の手伝いをする人がいるとも思えません。
「さよなら、にーにー。」した沙都子にとっては北条家を守る理由もありませんし、そんな沙都子の心情が表れているようにも思えます。
例えば、鬼騙し編では14日の天気は朝から「雨」でしたが、鬼明し編では「曇り」でした。
惨劇のシーンに限らず、こういった描写にも2人の沙都子の心が反映されていると考えると、それぞれの心境が天気に映し出されていると考えることができるのです。
騙し編を白沙都子、明し編を赤目沙都子と考えて当てはめてみると凄くハマるんですよ。
泣いている人格と曇っている人格。
前回の白沙都子の錯乱状態から察するに、もう一人の”私”が引き起こす終わらない「死」に怯え、苦しんでいる様子。
かたや赤目沙都子は「もっともっと苦しんでもらわなくては。」と思っているわけで…
そんな2人の沙都子のぐちゃぐちゃな精神状態が世界に反映されているとするならば、世界の異変が急激に加速していく事と重ねることができます。
また、このように考えることで、猫騙し編 其の参の梨花の完全な改心後の世界が、超平和だったことにも納得がいくようになります。
毎回梨花よりもずっと早くに目覚めていた沙都子が、6月20日(月)の朝、梨花が起きてもぐっすりと眠っている。
つまりは、あの河原での梨花の告白を受け止めて、安心しきっているという証拠なんです。
もちろん、それを聞くまでは半信半疑でしょうから、注射も盗むし拳銃も購入しておくのでしょう。
だとしても、発症者が突然梨花をターゲットするのはおかしいですよね。
「あなたの”せい”で」と、梨花一人を敵とみなし、罪を押し付ける思考になってしまっていても。
ここで最後の要素、「魔女化の影響」を挙げます。
祟明し編に入ってからというもの、エウアに「それはもう、魔女であるな。」と称されたり、「其方はもはや人では…いや、北条沙都子ですらないのかもしれぬぞ。」等と、やたら魔女が強調されています。
平成ひぐらしでもいました。もはや本来の古手梨花とは別の存在と成り果てた方が。
フレデリカはカケラ遊びによっていくらでも人の言動を歪ませることができます。
もはや今の赤目沙都子は、この段階まで来ていると言えると思います。
そうなると、カケラの中の人物をある程度自由に動かすことができてしまうのです。
「今回はこの人を発症させよう。」「梨花を狙わせよう。」とか。
彼女が思い描いた通りの世界ができあがってしまう。
H173を1本投与すれば、発症過程はどうであれ、その対象者は結果的にL5になって惨劇を引き起こす。という認識であれば、祟明し編以降、彼女が創造する世界では”そういうこと”になってしまう。
これが脚本の都合の良さの正体だと私は考えています。
ひぐらし業の「郷壊し編」も、都合の良いシーンが多いと感じた人は少なくないはずです。(物語を批判してる訳じゃないですよ!全部必要なお話なので…)
※9/15 追記
なんか今更だけど、大石の手帳に1年目の事件の記載がなかったの、
— 月詠🌸 (@higurashi_moon) September 14, 2021
「オヤシロさま像の右腕が無くなってない世界」と
「1年目の切断された右腕だけが見つかってない事件が映らない」のを掛けてる描写でもあったんだね😇
右腕を壊した事実が抜け落ちているから、1年目の事件も無い(歴史は変わってないが
4.オヤシロさまの祟り…?
ここまでお読みいただきありがとうございました🙇♀️
というわけで、祟騙し編の圭一VS鉄平のシーンで、鈴の音とともに圭一の様子が明らかにおかしくなったり、梨花が繰り返す者ではない沙都子と過ごしているシーンがあったりと、エウアの干渉があったことはほぼ間違いないだろうとは思いつつも、世界の変わり様に関しては沙都子本人の心の影響でそうなっている可能性も否定できないのではないか…?というお話でした。
(大石に注射してから首を掻くまでに、エウアの明確な干渉の描写が無かったので、流石に気になってしまった次第です。)
②夢の中では物事の過程は変えられないが、夢の主が望む未来の結果は変えられる。
ルール適用するタイミングが早かっただけで、わりと当たってたのかもしれない…
そう考えると、猫騙し編は白沙都子としてはもう惨劇なんて望んでいないのに発症者が現れて梨花を殺していくように見えるわけで、そりゃあ「オヤシロさまの祟り」だと解釈してしまってもおかしくはないなぁと。
そして、私自身も猫騙し編の惨劇は世界の創造含め、全部エウアが仕込んだものとずーっと考えていたので、原始のオヤシロさま教義である「人の不和は全てオヤシロさまの仕業」を自分で体現してしまっていたことに…😭
でも、今は赤目沙都子がオヤシロさまとなって祟りを下しているわけなので、何も間違ってはいないんですけれども…まさに雛見沢症候群。
さて、色々と考えてきましたが、祟騙し編(祟明し編)については広げすぎてしまっている気もするし、頭の中が色々な可能性でごちゃ混ぜになっているので、早くこの苦しみから解放されたいという気持ちが強くなってきましたよ😵
このままだと「祟明し編 其の四」も惨劇シーンまでは行かないペースですよね。
次はどんな沙都子を見せてくれるのか楽しみにしてます…!(吐血)
それでは、閲覧ありがとうございました!!!